【川苔山 日帰り】川乗橋から百尋ノ滝・鳩ノ巣駅縦走コースタイム完全ガイド|55歳膝痛持ちが実走レポート
こんにちは、ささみんです!😊
「都内から行けて、本格的な登山気分を味わいたい」という方に、自信を持っておすすめできる山があります。東京・奥多摩の川苔山(かわのりやま)です。
2025年6月初旬、川乗橋バス停から百尋ノ滝を経て山頂へ、鳩ノ巣駅へ下る縦走コースを実走してきました。 百尋ノ滝の迫力・沢沿いの苔と緑の美しさ・山頂からの奥多摩パノラマ——これが全部JR奥多摩駅から日帰りで楽しめます。
ただし、足がつって漢方を飲みながら写真を撮っていたり、スマートウォッチ用地図のダウンロードを忘れて山中で5G通信でDLしたり……失敗談も正直に書きます😅
この記事を書いたのはこんな人です:
- 55歳・182cm・83kg・右膝痛持ちのソロ登山者
- 川苔山を2025年6月に実走済み(川乗橋→百尋ノ滝→山頂→鳩ノ巣駅)
- 立山登頂(2026年7月18日)を目指してトレーニング中
🗻 川苔山とはどんな山?

川苔山(かわのりやま)は、東京都奥多摩町にある標高1,363mの山です。「川乗山」と表記されることもありますが読みはどちらも「かわのりやま」。山名の由来は川沿いに苔が多く生えていることから付いた名前で、実際に登ると「なるほど」とうなずける苔と沢の美しい山です。
川苔山の3大魅力:
- 落差約40mの百尋ノ滝——深い森の中にある迫力の大滝。都内とは思えない神秘的な空間
- 沢沿いの苔と緑の登山道——夏日でも森の中はひんやり。まるで水の中を旅するような感覚
- 山頂からの奥多摩パノラマ——正面に雲取山、奥多摩の山々が連なる絶景
山頂からの展望は登山道で唯一といっていい開けた場所。ここ以外でランチを広げる場所がほぼないので、山頂では必ず休憩してください。
🗺️ コース概要

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ルート | 川乗橋バス停→細倉橋(登山口)→百尋ノ滝→川苔山山頂→鳩ノ巣駅 |
| 距離 | 約12.3km |
| 累積標高差 | 登り約900m・下り約1,000m |
| 標準コースタイム | 7時間10分(休憩別) |
| 難易度 | ★★★☆☆(沢沿いの細い道・道迷い注意) |
| 登山日 | 2025年6月初旬 |
📱 YAMAPのモデルコース: 川乗橋バス停〜鳩ノ巣駅|川苔山縦走コース
⚠️ 出発前に必ず確認:4つの重要注意事項
川苔山は人気の山ですが、事故・道迷いが多いコースでもあります。準備なしで行くと危険です。
① 逆ルート(鳩ノ巣駅スタート→百尋ノ滝→川乗橋)は非常に危険
登山道は全体的に細く、常に谷側に向かって斜めになっています。山頂から百尋ノ滝へ下るルートは滑りやすく、滑落事故が発生しています。 必ず今回紹介する「川乗橋→鳩ノ巣」の方向で歩いてください。
② GPSアプリ必須・道迷いが多いコース
一部で登山道が分かりにくい箇所があります。ピンクリボンを目印にしつつ、YAMAPまたはヤマレコを必ずスマホにインストールしてオフライン地図をダウンロードしておいてください(山中でDLしようとすると大変です😅)。
③ ルート上にトイレなし・売店なし
奥多摩駅が最後のトイレです。飲料水・行動食は十分に準備してから川乗橋バス停に向かってください。
④ 川乗橋バス停に駐車場なし
マイカーでの利用はおすすめしません。JR奥多摩駅からバスを利用してください。
🚌 アクセス:川乗橋バス停への行き方
JR青梅線・奥多摩駅から「東日原行き」バスに乗車、「川乗橋」で下車です。
- バスは1時間に1本程度(週末は増便あり)
- 乗車時間:約10〜15分
- 奥多摩駅のバス停は改札を出て駅前すぐ(通りを渡った先のバスは雲取山方面なので注意)
週末は大行列になります。バスを逃したらタクシー利用も選択肢です。最新の時刻表は西東京バスの公式サイトで確認してください。
⛰️ 山行レポート
川乗橋バス停→細倉橋(登山口)約2.7km・舗装路
バス停横に「落石注意」と書かれた門がありますが、登山者は門の横から奥に進めます。
川乗橋から細倉橋(登山口)まで約2.7kmは舗装路歩きです。ラクチン! 沢の音を聞きながら気持ちよく歩けます。小さな水力発電設備のある細倉橋の横から、いよいよ川苔山登山道がスタートします。

小さな水力発電設備のある細倉橋の横から川苔山登山道が始まります。

細倉橋→百尋ノ滝(標準タイム約1時間):沢と苔の別世界
登山道に入ると、別世界が広がります。
ブナやミズナラの広葉樹林が頭上を覆い、足元には苔むした岩と緑のシダ。沢の音がずっと耳に心地よく響いて、登っているというより深い自然の中を「旅している」感覚になります。
一部、足跡が少なく道が分かりにくい箇所があります。ピンクリボンとYAMAPで現在地をこまめに確認してください。





水面に映る緑の美しさに息をのみます。
木製の橋は滑りやすいので注意してね!
いくつもの木製の橋を渡りながら沢を行ったり来たり。橋の上から見える水面に映る緑の美しさに、思わず足を止めて深呼吸したくなります。


百尋ノ滝:このコースのハイライト
落差約40m。切り立った岩壁を一気に流れ落ちる百尋ノ滝は、想像以上の迫力です。
滝壺のまわりには水しぶきがふわっと舞い上がり、ひんやりとした風が体に心地よく届きます。汗をかいた体が一気に癒されていきます。
深い森の中、他の音が一切届かない静寂の中で、ただ滝の音だけが響く——写真では伝えきれない神秘的な空間が広がっています。
車でアクセスできないスポットだからこそ、素晴らしい景色を独り占めできます。登山が趣味でよかったと思える瞬間です😊



百尋ノ滝→川苔山山頂(標準タイム約2時間):足がつった😅
百尋ノ滝から山頂へは、沢を離れて山腹をトラバース気味に進んでいきます。
「歩きやすいな〜」と油断していたら……突然ふくらはぎに激痛が!足がつってしまいました。
でも、こんなこともあろうかとサコッシュに芍薬甘草湯(しゃくやくかんぞうとう) を常備しています。この漢方薬は足のつりに即効性があるので、登山中の足のつりに本当におすすめです。アミノバイタルも一緒に飲んで回復しました。
足がつっているのを我慢しながら写真を撮っていたのは内緒です🫣

川苔山 山頂(標高1,363m)
川苔山の山頂は、このコースで唯一といっていい視界の開けた場所です。
正面に雲取山のなだらかな山容、奥多摩の山々が連なるパノラマ——沢沿いで全く展望がなかった分、山頂の開放感が格別です。
山頂周辺は広く、ここ以外にランチを広げて休憩できる場所がほぼありません。必ずここでしっかり休憩・食事をとってから下山に備えてください。



正面、奥の三角形の山が雲取山です🗻✨🫡

川苔山山頂→鳩ノ巣駅(標準タイム約3時間10分):新兵器・膝サポーター投入
下山は鳩ノ巣駅方面へ。比較的歩きやすい尾根道が続きますが、分岐で鋸尾根方向に入らないようこまめにYAMAPで現在地を確認しながら下りましょう。
私はガラスの右膝なので、毎回下山時に膝が砕け散って痛みに耐えています😅
今回は新兵器としてザムスト RK-1Plus 右膝専用サポーターを導入。左右別々に専用設計で、ベルクロでサポート強度も調整できます。このサポーターのおかげなのか、普段よりも膝の痛みが少なかったです。膝痛持ちの方に強くおすすめします。
鳩ノ巣駅でビールで乾杯!
鳩ノ巣駅前のお店でビールで乾杯です!お疲れ様でした!
川苔山の登山バッジもここで購入できます。 ぜひチェックしてみてください😊

🦵 膝の状態レポート
| タイミング | 状態 |
|---|---|
| 登り(川乗橋→百尋ノ滝) | 問題なし。沢沿いでほぼ平坦 |
| 百尋ノ滝→山頂 | 足のつり発生(膝は問題なし) |
| 下山(山頂→鳩ノ巣) | ザムストサポートで痛みを抑制 |
| 下山後 | やや重さあり・翌日は問題なし |
下山の長い尾根道でザムストサポーターが機能してくれました。忍者歩き(膝を曲げたまま・足裏全体でフラットに着地)を意識することで、アスファルト区間でも衝撃を吸収できています。
🎒 今回使って良かった装備
芍薬甘草湯(漢方・足のつりに即効性)
登山中の足のつりは突然来ます。サコッシュに1〜2包入れておくと安心です。
ザムスト RK-1Plus 膝用サポーター
左右別々設計で、膝のねじれ方向に合わせてサポート。ベルクロで強度調整可能。膝痛持ちの登山者に強くおすすめします。
Huawei Watch Fit 4 Pro(スマートウォッチ)
今回初めて川苔山で使用しました。手元でいつでもルート確認ができてスマホのバッテリー節約になります。詳細レビューは別記事で👇
→ Huawei Watch Fit 4 Pro 登山レビュー記事はこちら
❓ よくある質問
Q. 川苔山は初心者でも登れる?
A. 「初心者でも登れる」とは言いにくいコースです。距離12.3km・標準タイム7時間10分と体力が必要です。また道迷いが発生しているルートなのでGPSアプリ必須です。奥多摩の低山(御岳山・大岳山など)をいくつか経験してからの挑戦を推奨します。
Q. 逆ルート(鳩ノ巣→川乗橋)はなぜ危険?
A. 登山道が全体的に細く、常に谷側に向かって斜めになっています。山頂から百尋ノ滝へ下るルートは特に滑りやすく、実際に滑落事故が起きています。必ず川乗橋→鳩ノ巣の方向で歩いてください。
Q. 川乗橋バス停の最終バスは何時?
A. 時期によって変わります。必ず西東京バスの公式時刻表で最新情報を確認してください。標準タイム7時間10分のコースなので、遅くとも朝8時台のバスに乗ることを推奨します。
Q. 百尋ノ滝の近くまで車でアクセスできる?
A. できません。川乗橋バス停に駐車場はなく、マイカーでのアクセスはおすすめしません。JR奥多摩駅からバスで来てください。
Q. 雨の日・雨上がりは歩ける?
A. 沢沿いルートのため、雨天・雨上がりは木製の橋や岩が非常に滑りやすくなります。天気予報をよく確認し、雨天時の入山は避けることをおすすめします。
Q. 道迷いを防ぐには?
A. YAMAPまたはヤマレコをスマホにインストールし、必ず出発前にオフライン地図をダウンロードしてください。スマートウォッチで地図を利用する方は、そちらの地図も忘れずにダウンロードしておくことを忘れないように!
山中でのダウンロードは電波が不安定で大変です(経験者は語る😅)。ピンクリボンも目印になりますが、GPSアプリと合わせて使いましょう。
🏔️ まとめ
川苔山は、都内からアクセスでき、沢・滝・苔・山頂展望という奥多摩の魅力が全部詰まった山です。
- 百尋ノ滝の迫力は写真では伝わらない——ぜひ実際に体験してほしい
- 沢沿いの苔と緑の登山道は「山を歩いている」というより「自然の中を旅している」感覚
- 逆ルートは危険・GPSアプリ必須・トイレと売店なしの3点を守れば素晴らしい山行になる
- 足がつっても漢方があれば大丈夫(笑)
55歳・83kgの膝痛持ちでも完走できました。奥多摩での本格縦走の入門として、川苔山はぴったりの山です。
今日が人生で一番若い日! 川苔山で奥多摩の深い自然を体験しませんか?🌿😊
📱 ささみんのYAMAP: https://yamap.com/users/2050995



