【塔ノ岳・大倉尾根】前回は膝痛で足を引きずったバカ尾根へ再挑戦|忍者修行第5弾
こんにちは、ささみんです!👋😊
忍者修行も、今回で第5弾になりました🥷
第0話では、高尾山一号路の舗装路で膝が痛くなり、前向きに歩けず、最後は後ろ向きで下山。
第1弾では、子ノ権現まで歩きながら「忍者歩き」の原型を探しました。
第2弾では、金時山〜明神ヶ岳の長い下り。
第3弾では、飯能アルプスを実測約16km。
第4弾では、ずっと怖かった舗装路の下りに再挑戦。
少しずつですが、
「以前はできなかったこと」が、ひとつずつできるようになってきました。
そして今回。
いよいよ、少し怖い山へ戻ります。
塔ノ岳。
ルートは、大倉尾根。
通称、
「バカ尾根」
です。
第5弾は塔ノ岳!バカ尾根に再挑戦だ!
名前からして膝に悪そうニャ……。
前回は下山で右膝が痛くなって、最後は足を引きずった。
それなのに、また行くニャ?バカー!!
……たしかに。
でも今回は、
ただ登りに行くわけではありません。
「今の自分なら、あのバカ尾根をちゃんと下れるのか?」
それを確かめに行きます。

- 2年前、初めての塔ノ岳では膝が壊れました
- 第5弾のテーマは「標高差1,300m超を登って下る」
- 今回の忍者修行カルテ
- 修行の山なのに、塔ノ岳はとても人気がある
- 富士登山を目指す人にも、いい修行になるかもしれない
- 丹沢といえば、ヤマビルにも注意
- 大倉からスタート
- 飯能アルプスを歩いたあとだと、むしろ変化が多い
- 見晴茶屋へ
- まだまだ続くバカ尾根
- 花立山荘。ここまで来ると山頂が近い
- 塔ノ岳山頂へ
- 膝痛持ちにとっては、山頂からが本番
- 下山前に身体を整える
- 2年前のことを思い出しながら下り始める
- 長い。やっぱりバカ尾根は長い
- 疲れてきたときほど、ゆっくり
- 疲れた。でも、膝は痛くない
- 見晴茶屋のスイカを楽しみにしていたら……
- 大倉が近づいてきた
- 大倉到着。最初に確認したのは右膝
- 前回より約1時間早かった。でも大事なのはそこじゃない
- 初回の塔ノ岳と今回を比べてみる
- 第0話〜第5弾を振り返る
- 忍者修行第5弾を終えて
- 【2026年9月追記】この頃から「立山に行けるかも」が現実になってきた
- 次の忍者修行へ
2年前、初めての塔ノ岳では膝が壊れました

塔ノ岳は今回が初めてではありません。
2年前にも、
同じ大倉尾根から登っています。
山頂には立てました。
でも問題は、
下山でした。
大倉尾根は長いです。
とにかく長い。
登りも長いですが、
当然、
帰りはそのぶん全部下ります。
前回は下山途中から右膝が痛くなり、
最後は、
右足を引きずるようにして大倉まで戻りました。
登頂できた嬉しさよりも、
「また膝が痛くなった」
という記憶の方が強く残っています。
だから今回の塔ノ岳は、
自分にとって単なる再登山ではありません。
リベンジです。
第5弾のテーマは「標高差1,300m超を登って下る」

第3弾では、約16kmを歩きました。
長距離については、
少しだけ手応えが出てきました。
第4弾では、
苦手だった舗装路も歩けました。
では次は、
もっと大きな標高差を登って、同じだけ下ってみる。
塔ノ岳・大倉尾根は、
それを試すにはちょうどいい場所です。
距離は約14km。
累積標高は1,300mを超えます。
しかも、
登って終わりではありません。
山頂から大倉まで、長い長い下りが待っています。
膝痛持ちの私にとって、
そこからが本番です。
今回の忍者修行カルテ


【塔ノ岳:馬鹿尾根】登山では痩せません💦 忍者歩き修行第5弾🥷 / ささみんさんの塔ノ岳・堀山の活動データ | YAMAP / ヤマップ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 登山日 | 2026年4月12日 |
| 山 | 塔ノ岳 1,491m |
| ルート | 大倉尾根ピストン |
| 距離 | 約14.1km |
| 累積標高 | 約1,342m |
| 行動時間 | 約8時間 |
| 今回の課題 | 標高差1,300m超+長い下り |
| 過去 | 初回は下山で右膝痛、足を引きずる |
| 今回の膝 | 大きな痛みなし |
| 立山まで | 約3か月 |
今回、
一番大事なのはタイムではありません。
最後まで、自分の足で普通に下れるか。
そこです。
📱 YAMAPのモデルコース: 塔ノ岳大倉尾根コース
修行の山なのに、塔ノ岳はとても人気がある

ここまで、
「バカ尾根」
「標高差1,300m超」
「延々と続く登り」
と書くと、
「そんな修行みたいな山、誰が好き好んで登るんだ?」
と思うかもしれません。
ところが塔ノ岳は、
丹沢の中でもとても人気の高い山です。
YAMAPでも、塔ノ岳は表丹沢エリアを代表する人気の山として紹介されています。
実際、
大倉尾根を歩いていると、
本当に登山者が多いです。
人気なのも納得で、
山頂からは富士山や丹沢の山並み、
天気が良ければ相模湾方面まで見渡せます。
途中には山小屋もあり、
休憩ポイントも多い。
かき氷や軽食まで楽しめます。
つまり塔ノ岳は、
しっかり修行できるのに、ちゃんと登山そのものも楽しい山。
これが大きな魅力だと思います。
登っても登っても終わらないバカ尾根。
標高差は1,300m超。
帰りはそのぶん全部下る。
それでも、
また登りに来る人がたくさんいる。
私も今回、2回目です。
……やっぱり、
みんな少し修行好きなのかもしれません🥷
富士登山を目指す人にも、いい修行になるかもしれない

大倉尾根の累積標高は、
今回約1,300m。
富士山の吉田ルートも、
五合目から山頂までの標高差は約1,450mあります。
もちろん、
条件はまったく同じではありません。
富士山は標高3,000mを超える高所。
空気も薄い。
岩場や火山砂礫もあります。
天候も変わりやすい。
なので、
「塔ノ岳を登れれば富士山も大丈夫」
という話ではありません。
でも、
「標高差1,300〜1,400mを、自分の足で登って下ると、どのくらい疲れるのか」
を経験するという意味では、
塔ノ岳・大倉尾根は、
富士登山を目標にしている人にも、
ひとつのトレーニング候補になると思います。
長い登り。
長い下り。
疲れてきた後半。
そのとき、
自分の脚や膝がどうなるのか。
本番前に知っておくことには、
意味があります。
丹沢といえば、ヤマビルにも注意

丹沢を歩くときに、
気になるものがあります。
ヤマビルです。
今回の山行は4月でしたが、
気温が上がる時期や、
雨のあとなど湿度が高い日は、
足元に注意したいところです。
私は、
- 足元をなるべく露出しない
- パンツの裾や靴下まわりを確認する
- 必要に応じてヤマビル忌避剤を使う
- 休憩後に靴や足元をチェックする
といった対策を意識しています。
「バカ尾根で脚を鍛えるぞ!」
と気合を入れていても、
足元から別の修行が始まるのは避けたいところです😂
暖かい季節に丹沢を歩く人は、
ヤマビル対策も頭に入れておくと安心です。
大倉からスタート

今回のスタートは、
大倉バス停。
ここから塔ノ岳まで、
大倉尾根をひたすら登ります。
大倉尾根。
通称、
バカ尾根。
誰がこの名前をつけたのか知りませんが、
実際に歩くと、
なんとなく納得します。
登る。
また登る。
階段。
まだ登る。
さらに階段。
「もう結構登ったよね?」
と思っても、
まだ山頂ではありません。
そのうち、
「バカー!」
と叫びたくなってきます。
なるほど。
これがバカ尾根か。
飯能アルプスを歩いたあとだと、むしろ変化が多い


以前歩いたときは、
大倉尾根に対して、
「長い。」
という印象しかありませんでした。
でも今回は、
少し感じ方が違いました。
飯能アルプスで、
杉林。
杉林。
また杉林。
という修行を経験したあとです。
大倉尾根には、
山小屋があります。
景色が開けます。
ベンチがあります。
人も多い。
食べ物まであります。
「あれ?」
と思いました。
意外と変化に富んでいる。
忍者修行を始める前と、
山の見え方まで変わってきたのかもしれません。
見晴茶屋へ


スイカは下山のお楽しみだ!🍉
大倉尾根を登って、
まずは見晴茶屋。
このあたりは、
まだ序盤です。
塔ノ岳は、
ここからが長い。
「もう結構登った気がする。」
という気持ちは、
いったん捨てます。
忍者修行では、
先を見すぎない。
次の目標まで。
そしてまた、
次の目標まで。
一歩ずつです。
まだまだ続くバカ尾根


大倉尾根といえば、
やっぱり階段です。
階段。
木道。
また階段。
そして登り。
このルート、
膝痛持ちからすると、
いかにも膝が壊れそうな名前と構造をしています。
でも、
今回は登りで膝を心配しすぎないようにしました。
本番は、
帰りです。
まずは、
無理のないペースで山頂を目指します。
花立山荘。ここまで来ると山頂が近い



花立山荘まで来ると、
かなり登ってきた実感があります。
そして、
ここには誘惑があります。
かき氷。

登山中のかき氷。
最高です。
忍者修行と言いつつ、
しっかり楽しみます。
修行だからといって、
苦しいだけでは続きません。
むしろ、
「ここまで登ったらアレを食べる。」
という楽しみがある方が、
私は歩けます。
塔ノ岳山頂へ



そして、
塔ノ岳山頂。
標高1,491m。
無事に到着しました。
やっぱり、
山頂は嬉しい。
景色が見えれば、
さらに嬉しい。
でも今回、
ここで終わった気にはなりませんでした。
なぜなら、
私にとって今回の目的は、
登頂ではないからです。
問題はここから。
下山です。
膝痛持ちにとっては、山頂からが本番

登山では、
「山頂到着!」
がひとつのゴールになります。
でも、
本当のゴールは、
無事に下山することです。
特に私の場合、
膝が痛くなるのは、
ほとんど下り。
前回の塔ノ岳でも、
問題が起きたのは下山でした。
だから山頂では、
嬉しい反面、
少し緊張していました。
「今日はちゃんと下れるだろうか。」
2年前の記憶が、
頭に残っています。
下山前に身体を整える

下り始める前に、
少し休憩。
私はこの日、
大腿四頭筋など脚まわりを軽く動かし、
身体を整えてから下り始めました。
これをやれば膝痛を防げる、
という意味ではありません。
あくまで、
私が下山前に行っているルーティンです。
そして装備も確認。
今回使っていたのは、
- ダブルストック
- コンプレッションタイツ
- 膝サポーター
です。
どれかひとつのおかげで痛みが出なかった、
とは考えていません。
でも、
自分にとっては、
丁寧に歩き続けるための安心材料
になっています。
2年前のことを思い出しながら下り始める


塔ノ岳から下山開始。
最初は、
問題ありません。
歩幅を小さく。
着地時に膝を突っ張らない。
足音を立てない。
ストックを使う。
いつもの忍者歩きです。
ただ、
頭の中ではずっと、
前回の塔ノ岳を思い出していました。
「前回は、どの辺から痛くなったんだっけ。」
「そろそろ来るかな。」
そんなことを考えながら歩きます。
長い。やっぱりバカ尾根は長い

下っても、
下っても、
終わりません。
登りで長かった道は、
当然、
下りでも長い。
階段。
また階段。
さらに下る。
「もう結構下ったよね?」
と思っても、
まだ大倉は遠い。
ここで、
だんだん脚が疲れてきます。
そして、
疲れてくると、
フォームが雑になります。
だからここからが、
本当の忍者歩き修行です。
疲れてきたときほど、ゆっくり

元気なうちは、
誰でも丁寧に歩けます。
問題は、
疲れたあとです。
脚が重い。
早く終わりたい。
歩幅が大きくなる。
着地が雑になる。
これが、
膝には怖い。
なので、
疲れてきてからほど、
意識してスピードを落としました。
歩幅を小さく。
膝を突っ張らない。
ストックを使う。
一歩ずつ。
スッ。
スッ。
忍者です🥷
疲れた。でも、膝は痛くない

下山後半。
さすがに脚は疲れています。
14km。
累積標高1,300m超。
長時間行動。
身体は、
しっかり疲れています。
でも、
ふと気づきました。
膝は痛くない。
脚は重い。
疲れている。
休みたい。
でも、
前回のような、
「膝が痛くて歩けない」
ではありません。
この違いは、
かなり大きかったです。
「疲れた」と「痛くて歩けない」は、全然違う。
あらためて実感しました。
見晴茶屋のスイカを楽しみにしていたら……

下山途中。
頭の中にあったのは、
スイカ。
「ここまで下れば、スイカが食べられる。」
そう思いながら歩いていました。
ところが、
売り切れ。
……。
忍者ハイカー、
しばし沈黙。
でも、
代わりに、
パンケーキ。

食べます。
この日の消費カロリーは、
かなりのものです。
でも、
しっかり補給。
こうして、
なぜか登山をしても痩せません😂
大倉が近づいてきた

長かった大倉尾根。
ようやく、
ゴールが近づいてきます。
ここまで来ると、
疲労はかなりあります。
でも、
膝はまだ大丈夫。
その事実が、
少しずつ嬉しくなってきました。
前回は、
右足を引きずっていました。
今日は、
普通に歩いています。
同じ山。
同じ大倉尾根。
でも、
自分の歩き方は変わりました。
大倉到着。最初に確認したのは右膝

大倉バス停へ到着。
ゴールです。
時計を見る前に、
まず確認しました。
右膝。
痛くない。
疲れています。
脚は重い。
でも、
普通に立っています。
普通に歩けます。
2年前。
この場所へ戻ってきたときは、
右足を引きずっていました。
今日は、
普通に歩いています。
同じ場所です。
これが、
今回いちばん嬉しかったことです。
前回より約1時間早かった。でも大事なのはそこじゃない

今回、
結果的には前回より約1時間早く歩けました。
もちろん、
成長を感じます。
でも、
自分にとって大事なのは、
タイムではありません。
忍者修行は、
速く歩くためのものではないからです。
一番嬉しかったのは、
最後まで普通に歩いて下山できたこと。
こちらです。
前回より速かったことより、
膝が大きく痛まなかったことの方が、
何倍も嬉しかったです。
初回の塔ノ岳と今回を比べてみる

| 項目 | 初回 | 忍者修行第5弾 |
|---|---|---|
| ルート | 大倉尾根 | 大倉尾根 |
| 登頂 | できた | できた |
| 下山 | 右膝が痛む | 大きな膝痛なし |
| 終盤 | 右足を引きずる | 普通に歩けた |
| 歩き方 | 特に意識なし | 忍者歩きを意識 |
| 装備 | ― | ダブルストックなどを使用 |
| 感想 | 下山がつらかった | 疲れた。でも痛くない |
条件は、
まったく同じではありません。
体調も違います。
装備も違います。
だから、
「忍者歩きのおかげで膝痛が治った」
とは言えません。
ただ、
以前よりも自分の身体を観察しながら、丁寧に歩けるようになった。
これは確かだと思います。
第0話〜第5弾を振り返る

ここまでの忍者修行を並べると、
少しずつ課題が変わっています。
| 回 | 舞台 | 課題 | 結果 |
|---|---|---|---|
| 第0話 | 高尾山 | 舗装路の下り | 後ろ向きで下山 |
| 第1弾 | 子ノ権現 | 歩き方を探す | 忍者歩きの原型 |
| 第2弾 | 金時山〜明神ヶ岳 | 長い下り | 大きな膝痛なし |
| 第3弾 | 飯能アルプス | 約16km | 距離への手応え |
| 第4弾 | 関八州見晴台 | 舗装路の下り | 大きな膝痛なし |
| 第5弾 | 塔ノ岳 | 標高差1,300m超 | 疲れたが大きな膝痛なし |
第5弾まで来ると、
少しずつ、
「山を歩ける」という感覚が戻ってきました。
忍者修行第5弾を終えて

今回の塔ノ岳は、
自分にとってかなり大きな意味がありました。
前回は、
同じ大倉尾根を下りながら、
右膝が痛くなりました。
最後は、
右足を引きずっていました。
その山を、
今回は普通に下れた。
もちろん、
疲れました。
バカ尾根は、
やっぱり長い。
「バカー!」
と叫びたくなるくらい長い。
でも、
膝は大きく痛くならなかった。
それだけで、
今回来た意味がありました。
【2026年9月追記】この頃から「立山に行けるかも」が現実になってきた

今、
立山登山を終えてから振り返ると、
第5弾の塔ノ岳は、
ひとつの節目だったと思います。
第4弾までは、
「少しずつできることが増えてきた。」
という感覚でした。
でも塔ノ岳は、
距離約14km。
累積標高約1,300m。
約8時間の行動。
そして、
長い下り。
これを大きな膝痛なく歩けたことで、
初めて、
「もしかしたら、本当に立山へ行けるかもしれない。」
と思い始めました。
まだ自信満々ではありません。
まだ、
岩場もあります。
高所もあります。
長距離もあります。
でも、
高尾山を後ろ向きに下っていた頃から考えると、
かなり遠くまで来ました。
次の忍者修行へ

第5弾で、
標高差1,300m超を歩きました。
でも、
立山へ向けた修行は、
まだ続きます。
次は、
さらに長い距離。
さらに長い行動時間。
そして、
泊まりを含む山行。
少しずつ、
山が大きくなっていきます。
でも、
やることは同じです。
急がない。
無理をしない。
自分の身体を観察する。
そして、
一歩ずつ。
次の忍者修行へ進みます🥷
膝が痛くても、山は諦めない。
今日が、人生で一番若い日!🥷⛰️















