こんにちは、ささみんです!😊

「上高地に行きたい。でも体力的にはきつい山は無理……穂高なんてとてもとても」

そう思っている方に朗報があります。

河童橋から歩いて約3時間、穂高連峰に囲まれた絶景の山小屋「岳沢小屋」に登れるコースがあります。標準コースタイム3時間、往復5時間——上高地観光とセットで楽しめる、首都圏から日帰りも可能な登山ルートです。

さらに今回は、「テント泊デビューに国内最高の場所」として私が推薦する小梨平キャンプ場での1泊をプランに組み込みました。河童橋から徒歩10分、穂高連峰を目の前に望みながら寝るキャンプ場なんて、日本中探しても他に知りません。

2日間で「テント泊初体験」「岳沢小屋の絶景カレー」「五千尺ホテルのレアチーズケーキ」「嘉門次小屋のイワナ」——これだけ詰め込めました。


この記事を書いたのはこんな人です:

  • 55歳・182cm・83kg・右膝痛持ちのソロ登山者
  • 2024年6月に上高地・岳沢小屋を小梨平キャンプ場テント泊で実走済み
  • さわやか信州号(新宿バスタ発)を利用
  • 立山登頂(2026年7月18日)を目指してトレーニング中

🗻 岳沢小屋・上高地とは

岳沢小屋
岳沢小屋 背景は西穂高岳の稜線

上高地は長野県松本市にある標高約1,500mの山岳リゾートで、日本を代表する景勝地のひとつ。穂高連峰・槍ヶ岳の登山基地でもありますが、梓川と河童橋の景色は観光だけでも十分楽しめる場所です。

岳沢小屋(だけさわごや)は、上高地から穂高連峰へ向かう岳沢(だけさわ)に建つ山小屋です。

河童橋から見える前穂高岳の方向、樹林帯を抜けた標高2,170m地点に位置します。周囲を西穂高岳・奥穂高岳・前穂高岳と穂高連峰に囲まれ、展望テラスからは遠く乗鞍岳も見渡せる360度の絶景。それでいて河童橋から標準タイム3時間で登れる——これが岳沢小屋の魅力です。

名物は展望テラスで食べるカレー。穂高連峰を目の前にしながら食べるカレーは格別です🍛

🚌 上高地へのアクセス:さわやか信州号(新宿バスタ発)

上高地への交通手段はいくつかありますが、首都圏からの最もおすすめはアルピコ交通のさわやか信州号(新宿バスターミナル発)です。

週末のおすすめ便:

  • 往路: 金曜22:25 新宿バスタ発 → 翌5:20 上高地バスターミナル着
  • 復路: 14:30発 / 15:30発 / 16:50発(上高地バスターミナル)

金曜夜に出発すれば土日を丸々上高地で使えます。夜行バスなのでなかなか眠れないのが正直なところですが、コスパと利便性は抜群です。

注意: 夜行バスで眠れずに到着することが多いです。初日は無理せず小梨平キャンプ場でテントを張って昼寝してから岳沢小屋へ向かうか、初日を移動・観光に充てて翌日登山するのが体力的に賢明です。

さわやか信州号 最新運行状況と予約

📍 上高地バスターミナルから小梨平キャンプ場へ

上高地バスターミナル

早朝5時台に到着すると、まだ人が少なくひんやりした上高地の空気が迎えてくれます。バスターミナルのある観光センター2Fの食堂は朝6時から営業しています。

河童橋

バスターミナルから徒歩5分で河童橋に到着。上高地で最も有名なフォトスポットです。早朝は人も少なく、穂高連峰の清々しい眺めを独り占めできます。昼は大混雑なので、朝のうちに写真を撮っておきましょう📸

早朝の河童橋
早朝の河童橋

小梨平キャンプ場

河童橋からビジターセンターを経由してさらに徒歩5分(バスターミナルから合計約10分)で小梨平キャンプ場に到着します。

小梨平キャンプ場
小梨平キャンプ場
小梨平キャンプ場 受付
小梨平キャンプ場 受付
小梨平キャンプ場 Kエリア
穂高連峰を目の前にするKエリア

⛺ 小梨平キャンプ場:テント泊デビューに国内最高の場所

正直に言います。「こんなにアクセスが良くて、こんな景色が見られるキャンプ場は他に知りません」——これが本音です。

なぜテント泊デビューに最適なのか

① バスターミナルから徒歩10分 重いテント装備を担いで長距離移動する必要がありません。バスを降りて10分歩くだけでキャンプ場に到着できます。

② 施設が充実している 食堂・浴場・売店が揃っているので、食料を全部自炊しなくてもいい。道具を忘れてもレンタルがある。初めてのテント泊でありがちな「〇〇を忘れた!」という失敗のリスクが格段に低いです。

③ 安心できる管理体制 スタッフが常駐していて、クマ対策・天気情報など困ったことをすぐに相談できます。

④ 朝起きたら穂高連峰が目の前 目を覚まして、テントから穂高の稜線を見上げる——この体験だけでも来た価値があります。

最新料金・施設情報(2026年シーズン)

2026年シーズンより利用料金・利用内容が変更になっています。 最新情報は必ず公式サイトでご確認ください。

テントサイト料金:

区分料金
大人(宿泊)2,000円 / 1泊
小学生(宿泊)1,000円 / 1泊
未就学児無料
日帰り利用(大人)1,000円

受付・利用時間: 受付7:00〜18:00 / テント利用7:00〜翌13:00

⚠️ 繁忙期(お盆など)は予約制になります。 事前に公式サイトで確認・予約を。

小梨の湯(浴場):

区分料金時間
宿泊者(大人)700円14:00〜18:00
日帰り入浴(大人)1,000円14:00〜16:00まで

日帰り入浴は16時終了です。 下山後に立ち寄りたい方は時間に注意してください。

小梨平食堂:

時間帯営業時間
朝食7:30〜9:00(LO 8:30頃)
昼食10:30〜13:30(13:00以降はカレー・そば・うどんのみ)
夕食16:00〜18:00(LO 17:00頃)

※食堂は券売機対応のため現金払い。上高地内にATMはありません!

売店: 7:30〜18:00(カップ麺・パン・食材・アルコール・コーヒーなど)

乾燥室: 売店地下・7:00〜18:00・無料

レンタル: マット・シュラフ・調理器具など多数(テントの貸出はなし)

小梨平キャンプ場 公式サイト

⚠️ 小梨平キャンプ場の重要ルール

  • クマ対策:飲食料(水以外)は全て食糧庫へ。 テント内・テント外への放置は厳禁
  • クーラーボックスの貸出あり(受付・有料)
  • 焚き火・直火・焚き火台での焚き火も不可(BBQはセルフ不可、施設BBQは別途あり)
  • ドローン飛行禁止
ささみん

キャンプ場内でのクマ被害が以前に発生しています。スタッフの指示をよく聞き、食糧管理を徹底してください。

小梨平キャンプ場の朝
早朝の小梨平キャンプ場
穂高連峰を正面に望むテントサイト
穂高連峰を見ながらテント泊
小梨平キャンプ場 森林エリア
小梨平キャンプ場 森林エリア
小梨平キャンプ場
ここをキャンプ地とする!😊
朝、小梨平キャンプ場から穂高連峰を望む
穂高連峰を目の前にするサイトもあり。人気なので込みます。
小梨平キャンプ場の食堂
小梨平キャンプ場の食堂

歩きやすいサンダルも携帯しておきましょう。

ささみん

バスに乗っている時間もサンダルにするとラクチン!
歩きやすいサンダルは必須装備ですよ!!

ささみん

夕方からは6月でも冷えるので薄手のダウンは必要です。

お風呂で汗を流して、食堂で松本名物の山賊定食を頂くのがおすすめ。お酒が充実しているのも嬉しい!🍺

小梨平食堂の山賊定食
小梨平食堂の山賊定食
小梨平食堂で乾杯
小梨平食堂で乾杯🍺
小梨平キャンプ場の夜
小梨平キャンプ場 おやすみなさい

⛰️ 河童橋〜岳沢小屋 往復コース

上高地-岳沢小屋 マップ
上高地-岳沢小屋マップ
項目内容
ルート河童橋 → 岳沢湿原 → 岳沢登山口 → 岳沢小屋(往復)
標準コースタイム往復5時間(登り3時間・下り2時間)
岳沢小屋 標高2,170m
難易度★★☆☆☆(登山道整備済み・ただしトレッキングシューズ必須)
ランチ岳沢小屋(10:30〜)カレーが名物

📱 参考YAMAPコース: 前穂高岳(上高地)<重太郎新道>(岳沢小屋まで同ルート)

河童橋〜岳沢湿原(約15分)

河童橋を対岸に渡り明神方向へ。梓川沿いの遊歩道を歩くと、右手に穂高連峰がそびえ「写真を撮る手が止まらない」状態になります📸

15分ほど歩くと岳沢湿原に到着。6月はレンゲツツジが美しく咲いています。

河童橋から穂高連峰を望む 朝
河童橋から穂高連峰を望む
河童橋周辺から穂高連峰を望む
河童橋周辺から
岳沢湿原のレンゲツツジ
岳沢湿原のレンゲツツジ
岳沢湿原へ
岳沢湿原

岳沢湿原〜岳沢小屋(約2時間45分)

湿原の分岐から岳沢方向へ進むと本格的な登山道に入ります。ここからはトレッキングシューズ必須——スニーカーで来ると足を痛めます。

登山道入口に「10番」の標識があり、岳沢小屋まで1番へとカウントダウンしてくれます。分かりやすい!

岳沢ルート 登山口 10番
岳沢ルート登山口 10番 1520m

樹林帯はシラカンバやブナが続く涼しい道です。標高が上がるにつれ針葉樹に変わり、視界が少しずつ広がっていきます。

岳沢ルート
岳沢ルート

7番標識付近:天然クーラー「風穴」

岩の穴から涼しい風が吹き出してきます。夏でもひんやり。穴の近くには氷が張っていることも。思わず顔を近づけて涼みたくなります。

岳沢ルート 風穴 7番
岳沢ルート 風穴 7番

6番の標識は絶景の見晴台。上高地を見下ろし、遠くに乗鞍岳が姿をあらわします⛰

岳沢ルート 6番 1760m
岳沢ルート 6番 見晴台 1760m

4番、西穂展望所からは西穂高岳の特徴であるギザギザした稜線を近くに望むことができます。

岳沢ルート 西穂高方面の稜線
西穂高岳方面の稜線

岳沢小屋(2,170m)

樹林帯を抜けた先に——突然、穂高連峰の大パノラマが広がります。

眼下には上高地の街並みと梓川、背後には西穂高岳・奥穂高岳・前穂高岳の稜線——これが岳沢小屋からの景色です。

岳沢小屋
岳沢小屋

岳沢小屋では木造の素敵な展望テラスとフォトジェニックなブランコが登山者を迎えてくれます😊

岳沢小屋 ブランコ
穂高連峰に囲まれてブランコに乗れます
岳沢小屋 テラス
岳沢小屋の素敵なテラス

穂高連峰に包まれるダイナミックな眺望に見とれてしまいますよ!🤩

岳沢小屋 穂高連峰
穂高連峰に包まれている岳沢小屋

正面に乗鞍岳や焼岳を望むテラスでカレーライスをいただいて体力回復!🍛😋

岳沢小屋 チキンカレー
岳沢小屋のチキンカレー
岳沢小屋 テラスで乾杯!
PEPSIで乾杯!

テラス以外にも中庭が広い小屋なのでゆっくりと休憩出来ます。

岳沢小屋
岳沢小屋の360度の展望

🦵 膝の状態レポート

区間状態
河童橋→岳沢湿原(平坦)問題なし
岳沢湿原→岳沢小屋(登り)後半に膝に重さ。ストックが有効
岳沢小屋→岳沢湿原(下り)下りで膝に来る。慎重に下りた
翌日の観光軽い筋肉痛。問題なし

累積標高差が約670mあり、下りで膝への負担がかかります。ダブルストック推奨です。

🍰 2日目:上高地スイーツ&観光巡り

上高地-スイーツ他マップ
上高地周遊マップ

小梨平をベースに2日目は観光に専念しました。上高地には「登山しなくても絶対行く価値がある」スポットが盛りだくさんです。

大正池

上高地バスターミナルからバスで約10分、または徒歩40分ほどで大正池へ。立ち枯れの木々が水面に映る幻想的な景色は、朝靄の時間帯が格別です。

大正池から穂高連峰を望む
大正池から穂高連峰を望む
大正池から焼岳を望む
大正池から焼岳を望む

🍰 五千尺ホテル上高地のレアチーズケーキ

河童橋のすぐそばにある五千尺ホテル上高地のカフェで提供されるレアチーズケーキが絶品です。

山岳リゾートホテルの本格スイーツを、穂高連峰を望む窓際の席でいただく——この体験は唯一無二です。混雑する時間帯は並ぶこともありますが、並ぶ価値があります。

河童橋を見渡しながらスイーツを頂きます
河童橋を見ながらスイーツをいただきます
五千尺ホテルのレアチーズケーキ
五千尺ホテル カフェのレアチーズケーキ

五千尺ホテル上高地

穂高神社 奥宮(明神地区)

明神地区にある穂高神社の奥宮。梓川沿いに神秘的な空気が漂う静かな参拝スポットです。

穂高神社
穂高神社 奥宮

🐟 嘉門次小屋(明神地区)

明神地区にある山岳ガイド・上条嘉門次の名を冠した山小屋。ここのイワナの塩焼きは上高地の名物グルメです。炭火でじっくり焼いたイワナを食べると、ここが山の中であることを実感します。

嘉門次小屋のイワナ定食
嘉門次小屋のイワナ定食

🍰 Café do Koisyo(明神地区)

明神地区にある小さなカフェ。自家製のスイーツが評判で、地元のファンも多い隠れた人気店です。山の中でカフェのスイーツをいただける贅沢さが上高地らしいですよね。

カフェ・ド・コイショのチーズケーキ
カフェ・ド・コイショのケーキ

❓ よくある質問

Q. 上高地・岳沢小屋は完全な初心者でも登れますか?

A. 岳沢湿原から先は本格的な登山道です。トレッキングシューズが必須で、往復5時間歩ける体力が必要です。河童橋や岳沢湿原までなら普通のスニーカーでも歩けます。まずは岳沢湿原まで行ってみるだけでも十分な自然体験になります。

Q. 小梨平キャンプ場は予約が必要ですか?

A. フリーサイトは基本的に予約不要ですが、お盆などの繁忙期は予約制になります。2026年シーズンから予約必要期間が設定されるので、公式サイトで最新情報を確認してください。

Q. 上高地はマイカーで行けますか?

A. 上高地はマイカー規制があります。沢渡(さわんど)または平湯(ひらゆ)の駐車場に駐車して、シャトルバスかタクシーで入る必要があります。

Q. 小梨平キャンプ場で焚き火はできますか?

A. 焚き火・直火だけでなく、焚き火台を使った焚き火も禁止です。ガスバーナーでの調理は可能です。

Q. 岳沢小屋のカレーはいつ食べられますか?

A. 岳沢小屋のランチタイムは10:30からです。河童橋を朝7〜8時頃に出発すれば、ランチタイムに間に合います。

Q. 上高地への長距離バス(さわやか信州号)の予約は必要ですか?

A. 繁忙期(夏休み・GW)は予約必須です。予約なしでは乗れないことがあります。公式サイトから事前予約をおすすめします。

🏔️ まとめ:2泊2日 上高地プラン

1日目(午前着): さわやか信州号で上高地着 → 小梨平チェックイン → 岳沢小屋往復(または初日は休養)

2日目: 早朝の河童橋 → 上高地観光(大正池・明神地区・スイーツ巡り) → さわやか信州号で帰宅

  • 小梨平キャンプ場はバスターミナルから徒歩10分・テント泊デビューに最適
  • 料金は大人2,000円/泊・浴場700円(宿泊者)・食堂あり
  • 2026年シーズンより料金・内容変更あり。要公式サイト確認
  • 岳沢小屋まで往復5時間・名物カレーと穂高の大展望
  • 2日目は五千尺ホテルのレアチーズケーキ・嘉門次小屋のイワナを忘れずに

「上高地に行きたいけど山登りは……」と思っていた方、小梨平から見上げる穂高連峰の朝はきっとあなたの人生を変える景色です。

今日が人生で一番若い日! 日本一贅沢な深呼吸を、上高地でしましょう⛰️⛺😊


📱 ささみんのYAMAP: https://yamap.com/users/2050995

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管理人ささみん
こんにちは、ささみんです。 55歳・182cm・84kg・膝痛持ち。 体組成計に「肥満」と表示されていた春、立山登頂を目標に掲げました。 プロの登山家でも、アスリートでも全くありません。週末になると西武線に乗って奥武蔵の低山をよたよた歩いている、ただの埼玉のおじさんです。 「膝が痛くて山を諦めた」「体重が重いから登山は無理」と思っていた方へ。 私も同じでした。それでも山はやめられません。 同じ悩みを持つ方の、小さな背中を押せたら嬉しいです。 今日が、人生で一番若い日!