【棒ノ折山 日帰り】さわらびの湯発着・白谷沢コースタイム完全ガイド|55歳膝痛持ちが実走レポート
こんにちは、ささみんです!👋😊
「登山したいけど、膝が心配……」「沢歩きって初心者でも大丈夫?」
そんな気持ちを抱えている方に、ぜひ読んでほしい山があります。
棒ノ折山(棒ノ嶺)。飯能エリアが誇る、関東屈指のアドベンチャー登山です。
大迫力のゴルジュ帯、沢を何度も渡る冒険ルート、山頂に広がる大展望、そして下山後すぐに温泉。「これ一本で全部楽しめる山ってあるの?」という欲張りなあなたに、この山はぴったりハマるはずです。
膝に不安を抱えた83kgのおじさんがどう歩いたか、正直に書きました😅
この記事を書いたのはこんな人です:
- 55歳・182cm・83kg・右膝痛持ちのソロ登山者
- 棒ノ折山を2024年4月20日に実走済み(さわらびの湯〜白谷沢〜山頂〜滝ノ平尾根周回、8.1km)
- 立山登頂(2026年7月18日)を目指してトレーニング中
🗺️ コース概要

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 山名 | 棒ノ折山・棒ノ嶺(ぼうのおれやま・ぼうのれい) |
| 標高 | 969m |
| ルート | さわらびの湯→名栗湖→白谷沢登山口→岩茸石→権次入峠→山頂→岩茸石→滝ノ平尾根→さわらびの湯 |
| 距離 | 約8.1km(周回) |
| 累積標高差 | 登り約700m以上 |
| コースタイム | 標準5時間(休憩別) |
| 難易度 | ★★★☆☆(沢歩き・鎖場あり。低山経験2〜3回以上推奨) |
| 登山日 | 2024年4月20日(春・新緑シーズン) |
📱 YAMAPのモデルコース: さわらびの湯バス停発着|白谷沢・棒ノ嶺・滝ノ平尾根周回コース
⚠️ 出発前に必ず確認:3つの重要事項
① 大雨の後・増水時は絶対に入山しない 白谷沢コースは沢を何度も渡ります。前日・当日に大雨があった場合は登山を中止してください。沢の増水による事故が起きています。
② 防水・滑りにくい登山靴が必須 川の石を踏んで渡るシーンが複数あります。トレランシューズや普通のスニーカーはスリップの危険があり非推奨です。
③ コース上にトイレ・売店はなし さわらびの湯バス停奥のトイレが最後のトイレです。自動販売機もここだけです。水分補給は必ずここで済ませてください🚻🥤
🚌🚗 アクセス
公共交通機関
西武鉄道「飯能駅」から国際興業バスに乗車し、「ノーラ名栗・さわらびの湯」バス停で下車(約41〜45分)。
- 系統:飯01-2、飯02-2、飯03-2など(さわらびの湯経由)
- 現金630円/IC629円(2026年4月時点)
- ⚠️ 本数が少ないので国際興業バス時刻表を事前確認してください
マイカー
- 首都圏中央連絡自動車道・狭山日高ICから県道70号・53号経由で約45分
- 首都圏中央連絡自動車道・青梅ICから県道221号経由で約40分
- さわらびの湯 第3駐車場を登山者向けに開放中。駐車場は約150台対応ですが、週末は混雑します。下山後の入浴を前提にお借りしましょう🚙
⛰️ 山行レポート
スタート:さわらびの湯バス停〜名栗湖〜白谷沢登山口(標準タイム約30分)
「ノーラ名栗・さわらびの湯」バス停がスタート地点です。
バス停の奥にトイレと自動販売機があります。ここが登山道中唯一のトイレ。絶対に済ませておいてください🚻
バス停前の道を道なりに登っていくと、十数分で名栗湖(有間ダム)に到着します。ダムの上はライダーたちの定番フォトスポットになっていて、朝から自慢のオートバイを撮影するライダーでにぎやかです🏍🏍🏍
有間ダムを渡り、湖沿いの周遊道路をしばらく歩くと左手に白谷沢登山口の案内板が見えてきます。

前半:白谷沢登山口〜ゴルジュ帯〜鎖場(標準タイム約2時間30分)
白谷沢登山口から入ると、すぐに清流のせせらぎが聞こえてきます。気温が高い時期でも沢沿いの道はひんやりと涼しく、手を伸ばせば冷たい水が気持ちいい!

沢沿いをゆっくり進んでいくと、突然目の前に現れるのが大迫力のゴルジュ帯です。
「ゴルジュ帯」とは、長い年月をかけて沢が岩盤を浸食してできた切り立った岩壁に挟まれた狭い谷のこと。写真や動画で見るよりも、実際に目の前に立った時のほうが「本当にここを進むの!?」という衝撃が大きいです。
悠久の自然の力を感じながら、岩と岩の間を進んでいきます。川を何度もまたぎながら進むので、防水の滑りにくい登山靴は必須です。岩が濡れているとスリップしやすいので焦らず一歩一歩確実に。






ゴルジュ帯を抜けると、次は急な階段状の鎖場が待っています。渋滞ポイントになりやすい箇所ですが、あせらず丁寧に通過しましょう。グローブがあると安心です🧤

沢から離れて林の中の登山道に入ると、アスファルト道を横切った場所にベンチのある休憩ポイントがあります。この先は急登が続くので、ここでしっかり呼吸を整えておくのが正解です。
中盤:岩茸石〜権次入峠〜山頂(急登区間)
林の中を進んでいくと、道をふさぐような大岩が現れます。これが岩茸石(いわたけいし)。

よく見ると左側から奥へ抜けられます。ここでは右に曲がって山頂を目指します。下山時に岩の奥へ進む分岐になるので、場所を覚えておきましょう。
岩茸石を過ぎてからは、本格的な急登区間。木の根が張り出した道をひたすら登り続けます。
次の休憩ポイントは権次入峠(ごんじりとうげ)です。岩茸石山を越えて御嶽駅に抜ける分岐でもあります。ベンチがあるので一息つきましょう。
権次入峠から山頂までもう少し。さらに木の根が続く急登が待っていますが、ここまで来たら引き返せません。踏ん張ってください!💪

山頂:棒ノ折山 969m 🚩
広々とした山頂に飛び出した瞬間の開放感は最高です!
人気の山なのでベンチは不足気味ですが、東屋もあります。シートを持参しておくと快適にランチタイムを過ごせます。
なお、山頂に売店とトイレはありません。食料・水分は十分持参してください。
山頂のランドマークは大きなヤマザクラ🌸。4月下旬頃、ふもとがすっかり葉桜になった頃でも、山頂のヤマザクラはまだ満開だったりします。ヤマザクラは花と葉が同時に出るのが特徴なので、葉っぱが出ていても花見はできますよ!(筆者はこれを知らず「見頃が過ぎた」と勘違いしていました😅)
眺めは抜群で、正面には飯能・秩父の山並み、左手奥には武甲山、右手には埼玉の街並みが広がります。天気の良い日は、正面奥に日光白根山・武尊山など群馬の山々、さらに筑波山まで見えることもあるとか!春霞のある日は近場の山並みだけになりますが、それでも十分な大展望です。


下山:岩茸石〜滝ノ平尾根〜さわらびの湯(下山ルート選択について)
下山は岩茸石まで戻り、岩の奥を抜けて滝ノ平尾根を下りるルートをおすすめします。
往路の沢ルートは夏でも涼しくて気持ちいいのですが、下りで濡れた岩場を歩くのはスリップの危険が高いです。特に膝を痛めている方・初心者の方は樹林帯が続く滝ノ平尾根が安全です。
ただし覚悟してほしいのは「根っこ祭り」😅

段差の大きい木の根を延々と踏みながら下りる区間が続きます。短い距離を一気に下るので傾斜もきつめ。膝への負担が最も大きい区間なので、ここでダブルストックが大活躍します。
コンプレッションタイツも膝サポートに効果的です。
下山口を出るとさわらびの湯がすぐ目の前です♨
下山後:さわらびの湯で疲れを流す
登山口からほんの数分で「さわらびの湯」に到着。この近さは最高です!
- 営業時間:10:00〜18:00(GW・夏休みは〜19:00)
- 定休日:毎月第1・3水曜日(祝祭日は営業)
- 入浴料:大人800円、小・中学生400円(クレジットカード不可・現金のみ)
- 飲食サービス:施設内の飲食提供なし。食べ物の持ち込みはOK
- 駐車場:150台
館内にはヤマノススメのパネルや関連グッズが展示されていてファンには嬉しいスポットです。さわらびの湯はヤマノススメ5巻にも登場しています。

🦵 膝の状態レポート
| タイミング | 状態 |
|---|---|
| 登り(沢〜ゴルジュ区間) | 問題なし。沢の石の上を歩く横方向の動きが多く慎重に対応 |
| 登り(岩茸石〜権次入峠〜山頂) | 急登続きでやや疲労感あり。痛みは出ず |
| 下山(滝ノ平尾根・根っこ祭り区間) | 段差の繰り返しで膝に負担を感じた。ダブルストックで分散。下山道は延々と長い💦 |
| 下山後・翌日 | 大きな問題なし。 |
棒ノ折山は標高差700m以上あり、根っこ祭りの下山が膝への最大の試練です。ダブルストックを使って4点支持で体重を分散することで、かなり膝への衝撃を和らげられます。
膝サポーターを組み合わせるとさらに安心です。
棒ノ折山とは|名前の由来と山の魅力
棒ノ折山(ぼうのおれやま)は、東京都西多摩郡奥多摩町と埼玉県飯能市の境にある標高969mの山です。別名を棒ノ嶺(ぼうのれい)とも呼びます。
登山初心者向けの書籍には必ずといっていいほど掲載されており、天覧山・多峯主山、日和田山に並んで飯能を代表する人気の山です。
変わった名前の由来のひとつには、鎌倉時代の武将畠山重忠がこの山を越える際、杖として持っていた棒が折れたという逸話があります。畠山重忠は人気の関東武者で、御岳山の武蔵御嶽神社では立派な騎馬像を見ることができますよ。
また、ヤマノススメ5巻にも登場する山として、アニメファンからも人気があります。
❓ よくある質問
Q. 棒ノ折山は登山初心者でも登れますか? A. 完全な初心者には少しハードルが高めです。標高差700m以上、ゴルジュ帯・沢歩き・鎖場があります。天覧山や日和田山など飯能エリアの低山を2〜3回経験してから挑戦するのがおすすめです。
Q. コースタイムはどのくらい? A. さわらびの湯発着の白谷沢周回コースで標準5時間(休憩別)、距離約8.1kmです。筆者(55歳・体重83kg・膝痛持ち)のペースで歩きながら景色を楽しんで、休憩込みで約6時間前後でした。
Q. 膝が痛い・体重が重い人でも登れますか? A. 登れます。ただし下山の「根っこ祭り」区間が膝に一番きます。ダブルストックと膝サポーターを使うことを強くおすすめします。体重が重い方は、転倒しやすい沢の石の上での歩き方に特に注意してください。
Q. 天気や季節の注意点は? A. 大雨の後は沢の増水で危険です。必ず前日・当日の天気を確認し、増水が心配な場合は中止の判断を。夏は沢が涼しく快適ですが、下山後半の樹林帯は暑いです。春(4月下旬)のヤマザクラと秋の紅葉シーズンが特に人気です。
Q. さわらびの湯の情報を教えてください。 A. 営業時間10:00〜18:00(GW・夏休みは〜19:00)、定休日は毎月第1・3水曜日(祝日は営業)、入浴料は大人800円。現金のみの支払い(クレジットカード不可)です。施設内に飲食提供はありませんが、食べ物の持ち込みはOKです。詳細は公式サイトで最新情報を確認してください。
Q. バスは何時に乗ればいいですか? A. 西武鉄道「飯能駅」から国際興業バスで約41〜45分。始発付近の便に乗ると登山時間を十分確保できます。本数が少ない路線なので、国際興業バスの時刻表を必ず事前に確認してください。帰りのバスの時刻も要チェックです。
🏔️ まとめ
- ゴルジュ帯・沢歩き・鎖場・山頂大展望・下山後の温泉と、一本で全部楽しめる欲張りなコース
- 標高差700m以上あり、完全な初心者には少しハードル高め。低山2〜3回を経験してから挑戦がおすすめ
- 下山の「根っこ祭り」が膝の最大の難所。ダブルストックと膝サポーターが大活躍
- さわらびの湯(大人800円・毎月第1・3水曜定休)は下山口のすぐ目の前。定休日と営業時間の確認を忘れずに
- 春(4月下旬)は山頂のヤマザクラ🌸、秋は紅葉と、季節を変えて何度でも楽しめる山です
83kgのおじさんが膝痛を抱えながらも完歩できた棒ノ折山。正直、下山の根っこ祭りは「もういや〜!」ってなりますが😅、山頂での達成感と温泉は最高でした。
今日が人生で一番若い日! まずは低山経験を積んで、棒ノ折山に挑戦してみませんか?😊
目下の目標は2026年7月18日の立山登頂。棒ノ折山はそのトレーニングにも最適なコースです!
📱 ささみんのYAMAP: https://yamap.com/users/2050995


