【大山 登山 初心者】ケーブルカー・女坂・男坂の選び方を55歳が解説|大山詣りと升ティラミスも
こんにちは、ささみんです!👋😊
「大山って初心者でも登れるの?」「ケーブルカーは使うべき?」「女坂と男坂どっちが楽?」
大山を調べ始めると、こんな疑問が次々出てきますよね。55歳・膝痛持ちの私が実際に歩いて、これらの疑問をすべて体験で答えます。
大山(標高1,252m)は丹沢山系のランドマーク的存在で、ケーブルカーを使えば中腹まで一気にアクセスできる、初心者に最もやさしい1,000m超の山のひとつです。江戸時代には年間20万人が参拝した「大山詣り」の歴史を持ち、山岳信仰と登山の両方が楽しめる唯一無二の山でもあります。
結論から言います。初心者でも登れます。ケーブルカーを使うかどうか、女坂か男坂かは、体力と目的によって選べばいい。この記事でその全部を解説します。
🗺️ コース概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 山名 | 大山(おおやま) |
| 標高 | 1,252m |
| 所在地 | 神奈川県伊勢原市・秦野市・厚木市 |
| スタート・ゴール | 大山ケーブルバス停(往復) |
| 今回のルート | こま参道→女坂→大山寺→阿夫利神社下社→富士見台→山頂→見晴台周回 |
| 距離 | 約7.5km |
| 累積標高差 | 登り約1035m / 下り約1035m |
| 標準コースタイム | 約5時間54分(休憩別) |
| 難易度 | ★★☆☆☆(初心者〜中級) |
| ケーブルカー | あり(大山ケーブル。片道・往復利用可) |
| おすすめ季節 | 春(新緑)・秋(紅葉)※真夏は暑さに注意 |
関東平野なら、どこからでもひと目でわかる三角錐の山容が大山の特徴🗻✨🫡

スマホのYAMAPを使うのが基本ですが、電池切れのリスクを考えると紙の地図が一枚あると安心。初心者こそ持っておいてほしいです。丹沢は何度も登りたくなる山が沢山!
🚌 アクセス:大山ケーブルバス停への行き方
電車+バス
小田急線「伊勢原駅」北口・4番バス乗り場から神奈川中央交通バスに乗車。
| 系統 | 行き先 | 所要時間 |
|---|---|---|
| 伊10系統 | 大山ケーブル行き | 約30分 |
| 伊11系統 | 大山ケーブル(直行)行き | 約25分 |
終点「大山ケーブル」下車。
マイカー
- 新東名 伊勢原大山ICから約10分
- 東名 厚木ICまたは秦野中井ICから国道246号経由で約40分
⚠️ 大山ケーブルバス停周辺は駐車場が少なめです。紅葉シーズン・初詣時期は駐車場待ちが発生します。公共交通機関での訪問を強くおすすめします。
💡 丹沢大山フリーパスを使うとお得
小田急線各駅から伊勢原駅(または本厚木)の往復乗車券+バス乗り放題がセットになったフリーパスです。ケーブルカー割引券もついてくる場合があるのでお得です。
⚡ 初心者が迷う「2大選択」を解説
選択①:ケーブルカーを使う?使わない?
大山最大の疑問がこれです。正直に言います。
| ケーブルカー利用 | 全歩き | |
|---|---|---|
| 所要時間 | 下社まで約6分 | 下社まで約40〜50分 |
| 体力消耗 | 少ない | そこそこある |
| 楽しさ | 景色は変わる | 女坂の大山寺・参道が楽しめる |
| 料金 | 片道640円・往復1,270円(大人) | 無料 |
| おすすめ | 足が悪い・時間が少ない方 | 体力に余裕がある方・全部歩きたい方 |
ささみんのおすすめは「登りは歩き・下りはケーブルカー」の組み合わせ。 こま参道・大山寺・女坂の景色を存分に楽しめて、膝痛持ちには下りの負担を軽減できる最高の使い方です。
選択②:女坂と男坂、どっちを選ぶ?
ケーブルカー乗り場を過ぎると、女坂・男坂の分岐が出てきます。
| 女坂 | 男坂 | |
|---|---|---|
| 難易度 | ★★☆☆☆ やや急だが歩きやすい | ★★★☆☆ 急な石段が続く |
| 特徴 | 大山寺(紅葉の名所)を通る | 急登の石段が続く直登ルート |
| 所要時間 | 阿夫利神社下社まで約30分 | 約20分(急登) |
| おすすめ | 初心者・全員に強くおすすめ | 体力に自信がある中上級者向け |
初心者は迷わず女坂一択です。 大山寺の紅葉(秋)、大山寺の見どころを楽しめる上に、道も整備されていて安全です。男坂は急な石段が延々と続き、下りには特に注意が必要です。

私が愛用しているのはこのサポーター。下りの石段が多い大山では特に効果を実感します
📋 コースバリエーション:体力・時間別の選び方
| コース | 内容 | コースタイム | 難易度 | こんな人に |
|---|---|---|---|---|
| ①ケーブルカー活用ショートコース | ケーブルカーで下社→山頂ピストン | 約2時間30分 | ★☆☆☆☆ | 体力に不安がある方・観光目的・家族連れ |
| ②女坂フルウォーク(今回紹介) | こま参道→女坂→下社→山頂→見晴台周回 | 約5時間50分 | ★★☆☆☆ | 登山を楽しみたい初心者・中級者 |
| ③男坂ハードコース | こま参道→男坂→下社→山頂→女坂下山 | 約5時間 | ★★★☆☆ | 体力に自信がある中上級者 |
初めて大山に行く方は①か②がおすすめ。 体力が不安なら①、登山を全力で楽しみたいなら②です。
⛰️ 山行レポート:大山ケーブルバス停→山頂→見晴台
こま参道(大山ケーブルバス停〜ケーブルカー乗り場)
大山ケーブルバス停を出たらトイレを済ませておきましょう(バス停横にあります)。
「こま参道」は、ケーブルカー乗り場まで続く約15分の石段の参道です。昭和レトロなお土産屋・食事処・宿坊が並び、登山前の気分を盛り上げてくれます。
こま参道の「こま」は独楽(こま)のこと。大山名物の木製独楽は縁起物として有名です。お土産に買って帰る人も多いですよ😊

女坂・大山寺(〜阿夫利神社下社)
ケーブルカー乗り場を右手に見て、女坂へ進みます。
女坂の途中にあるのが「大山寺(おおやまでら)」。744年(天平16年)に創建された古刹で、秋の紅葉シーズンには参道の石段を覆うように真っ赤なモミジが広がります。春は新緑、冬は凛とした静寂の空間——四季それぞれの美しさがある場所です。

女坂を登り切ると、阿夫利神社下社に到着します。
阿夫利神社下社(標高約700m)

「阿夫利(あふり)」は「雨降り(あめふり)」が転じた言葉で、この神社はもともと雨乞いの神様を祀っています。境内からは相模湾を一望する絶景が広がり、晴れた日には江ノ島・三浦半島・伊豆半島まで見渡せます。

ここでひと息ついたら、山頂へ向けて出発です。下社から山頂まで約1時間30分。石段と登山道が続きます。
山頂へ(下社〜富士見台〜大山山頂)
下社を出ると本格的な登山道に入ります。急な石段が続きますが、途中の「富士見台」で振り返ると富士山が顔を出します。これが頑張った中間ご褒美😊

ひたすら登ると——大山山頂(1,252m)に到着!
山頂には阿夫利神社の本社が鎮座しています。山頂からの展望は360度とはいきませんが、丹沢の山々・富士山・相模湾・東京方面と、晴れていれば絶景が広がります。空気が澄んだ日には伊豆半島・房総半島まで望めますよ。




下山(見晴台経由)
山頂から見晴台へのルートは、山頂部の急登が終わると気持ちのよい尾根歩きになります。見晴台からは相模湾の展望が開け、もう一度絶景を楽しめます。
膝に不安がある方は下社からケーブルカー利用が選択肢に。ケーブルカーで下山するのが膝痛持ちにはベストです。
🍰 下山後の特別ご褒美:升ティラミス
阿夫利神社下社に戻ったら、ぜひ食べてほしいのが「升ティラミス」です。
下社境内の茶屋で販売している、木製の升に入ったティラミス。見た目のインパクトと絶景スポットでの組み合わせが最高で、インスタ映えも抜群です。下山後の疲れた体に染み渡る甘さと、相模湾を眺めながら食べるという贅沢な体験は、大山に来たからこそ味わえるものです。


♨️ 日帰り温泉:弘法の里湯
下山後は「弘法の里湯」がおすすめです。
伊勢原市が運営する日帰り温泉施設で、鶴巻温泉駅から徒歩数分。
→ 弘法の里湯(伊勢原市)
🐛 ヤマビルについて
4〜10月(特に梅雨〜夏)は丹沢のヤマビルに注意が必要です。
対策としてタイツの着用とヤマビルスプレーの携行をおすすめします。被害が多いのは下草が多い場所や水場周辺。立ち止まる時間を短くして歩き続けることも有効です。
素足を出さないのが大事!タイツの着用を強くおすすめします!
ヒル下がりのジョーを靴にスプレーして使用します。ヒルに直接かけても使用できます。下山後は靴を水洗いして、薬剤を落としましょう。
さらにゲイター(スパッツ)も使用すれば完璧!
🏛️ 大山詣りの歴史
大山は江戸時代に「大山詣り」として庶民に大ブームを巻き起こした山です。
江戸の人口が100万人だった時代に、年間20万人が訪れたというから驚きです。江戸の庶民が白装束で大山を目指す様子は、当時の「レジャーと信仰が混ざり合った旅」として親しまれました。筆者が在住する埼玉県南部・ふじみ野市にも、大山詣りのための道を示す灯篭が残っています。
「阿夫利(あふり)」という社名も、「あめふり(雨降り)→あふり」と転じたとされ、昔から自然と人の生活が密接だった時代の名残りです。

❓ よくある質問
Q. 初心者でも大山山頂まで日帰りで登れる?
A. 登れます。標準コースタイム5時間50分とそれなりの体力は必要ですが、危険箇所は少なく、道標も整備されています。膝に不安がある方はダブルストック+ケーブルカー下山の組み合わせがおすすめ。
Q. ケーブルカーは使うべき?
A. 体力・時間・目的次第です。初心者で時間が限られているなら使って問題なし。ただし女坂の大山寺や参道の雰囲気を楽しみたいなら、登りは歩いて下りにケーブルカーを使う組み合わせが最高です。
Q. 女坂と男坂どちらがおすすめ?
A. 初心者は迷わず女坂。大山寺という見どころがある上に、道も比較的整備されています。男坂は急な石段が連続し、特に下りは膝に相当の負担がかかります。
Q. 丹沢大山フリーパスとは?
A. 小田急線各駅から伊勢原駅(または本厚木)の往復乗車券+バス乗り放題のセット券です。ケーブルカー割引券も付いてくるので、公共交通機関で行くなら必須アイテムです。
Q. 升ティラミスはどこで買える?
A. 阿夫利神社下社の境内の茶屋で販売しています。提供状況は変動するので、公式SNSで事前確認をおすすめします。
Q. ヤマビルは本当にいる?
A. います。特に4〜10月の湿度が高い日は要注意です。ヤマビルスプレーとタイツで対策してください。スパッツ(ゲイター)の利用もおすすめです。ケーブルカーを使って下社から上を歩くだけなら、比較的リスクは低くなります。
装備について一言
大山は整備された登山道ですが石段・ヤマビル対策を考えると、スニーカーより登山靴が圧倒的に安全です。初心者でも登れる丹沢入門の人気コースですが、靴はしっかりしたものを準備して下さい。
特に、男坂にチャレンジしてみたいなら、足首をホールドして捻挫を防いでくれるミッドカットの登山靴がおすすめです。
🏔️ まとめ
大山(神奈川・丹沢)は、初心者が「1,000m超の山」に挑戦するのに最適な山のひとつです。
- ケーブルカーで体力に合わせてアクセスを調整できる
- 女坂・大山寺という見どころを歩いて楽しめる
- 江戸時代から続く大山詣りの歴史と文化を感じられる
- 阿夫利神社下社からの相模湾の絶景が待っている
- 下山後の升ティラミス・弘法の里湯でフィニッシュ
55歳・膝痛持ちの私でも、ダブルストックとケーブルカーの組み合わせで快適に楽しめました。「初めて1,000m超を登りたい」という方に、自信を持っておすすめします。
初めて挑戦する丹沢の山にピッタリで、相模湾・富士山が目の前に広がる絶景が待っている山です。
今日が人生で一番若い日! 大山に挑戦してみませんか?
📱 ささみんのYAMAP: https://yamap.com/users/2050995


