陣馬山から高尾山へ秋の縦走|紅葉・富士山・茶屋を楽しむコースと所要時間
こんにちは、ささみんです!👋😊
秋の山を、朝から夕方までたっぷり歩きたい。
そんな日に思い出すのが、陣馬山から高尾山へ続く奥高尾の縦走路です。
陣馬山では、富士山を眺めながら熱いけんちん汁。景信山では、紅葉を見ながら天ぷらでひと休み。小仏城山まで歩いたら、今度はおでん。
……こうして書くと、食べてばかりですね🤣
でも、次の山まで歩く楽しみがあるんです。尾根をたどると景色が変わり、山頂には茶屋が待っている。最後は一丁平やもみじ台の紅葉を楽しみながら、高尾山へ向かいます。
いつもの高尾山から、もう少し遠くへ歩いてみたい。そんな方に紹介したい、秋の一日です。

富士山を見て、紅葉の道を歩いて、茶屋にも寄れる。秋の楽しみがそろってるね!
けんちん汁、天ぷら、おでん……。ちゃんと高尾山まで歩くつもりにゃ?
もちろん! ただ、休憩が楽しくて帰りが遅くなったので、今回は計画の話もするよ
茶屋でくつろぐ時間も、最初から予定に入れるにゃ!

陣馬山から高尾山へ。どんなコース?

🍁陣馬山から高尾山へ縦走 / ささみんさんの陣馬山・富士小屋山・高尾山の活動データ | YAMAP / ヤマップ
歩く順番は、陣馬高原下バス停から陣馬山へ登り、景信山、小仏城山、高尾山へ。最後は薬王院を経由し、ケーブルカーで下山します。
| 項目 | 今回紹介する内容 |
|---|---|
| スタート | 陣馬高原下バス停 |
| 主な山 | 陣馬山→景信山→小仏城山→高尾山 |
| 山歩きの終点 | ケーブルカー高尾山駅(山の中腹) |
| 下山後 | 清滝駅から高尾山口駅へ |
| 歩く距離の目安 | 約15〜16km。選ぶ道や立ち寄りで変わります |
| 歩行時間の目安 | 約7時間+休憩。ケーブルカー待ち・乗車時間は別 |
| 向いている方 | 日帰り登山に慣れ、長い距離に挑戦したい方 |
山頂の標高は下がるけれど、登り返しもあります
陣馬山は標高855m、高尾山は599m。陣馬山から歩けば、朝のうちに最も標高の高い山へ登ることになります。
ただ、その先がずっと下り坂というわけではありません。景信山や小仏城山への登り返し、終盤の階段もあります。
参考にしたYAMAPのモデルコースは、陣馬高原下からケーブルカー高尾山駅まで15.0km、標準7時間11分。累積上りは1,165mと表示されています。
低山でも、一日分の歩きごたえはしっかりあります。
高尾山を登って下りて、まだ歩けそうだと感じるようになったら、次は小仏城山まで。その先の目標として、陣馬山からの縦走を考えると取り組みやすいと思います。
私は、休憩を楽しみすぎました
今回の活動記録は、15.8km・9時間32分。休憩時間は2時間30分でした。
しかも、記録を止めたのはケーブルカーに乗る前の高尾山駅です。そこから待ち時間と乗車、駅までの移動が続きます。
朝早く出れば、茶屋を全部のんびり巡っても大丈夫。そう考えていると、私のように帰りが遅くなります💦
次に秋のこのコースを歩くなら、長めに休む茶屋を一つ決めて、ほかは短い休憩にしたいところです。
秋の縦走は、朝の高尾駅から始めよう
陣馬高原下へ向かうバスは、高尾駅北口1番のりばから出発します。
下山後に使う高尾山口駅とは別の駅です。朝は高尾駅、帰りは高尾山口駅と覚えておくと分かりやすいですね。

土休日は6時50分発を第一候補に
2026年10月29日に確認した西東京バスの公式時刻表では、朝の便は次のとおりです。
| 運行日 | 高尾駅北口発 | 陣馬高原下着 |
|---|---|---|
| 土曜・日曜・祝日 | 6:50 | 7:25 |
| 土曜・日曜・祝日 | 7:22 | 7:57 |
系統は美32、乗車時間は約35分です。平日は別ダイヤになります。
秋に高尾山まで縦走するなら、私は6時50分発を第一候補にします。バスを一本早めた分、山で景色を眺める余裕ができます。
乗車前にトイレを済ませ、朝食も食べておきましょう。バスの発車間際に駅へ着く予定より、少し早めに到着しておくと落ち着いて出発できます。
▶ 西東京バス・高尾駅のりば案内
▶ 公式時刻表:高尾駅北口→陣馬高原下方面
次に歩くなら、こんな一日にしたい
下の表は、6時50分発のバスを使い、休憩込みで考えた計画例です。2023年の実際の通過時刻とは分けて載せています。
| 時刻の目安 | 行動 |
|---|---|
| 6:50 | 高尾駅北口からバスに乗車 |
| 7:25 | 陣馬高原下に到着 |
| 7:30ごろ | 歩き始める |
| 9:20〜9:40ごろ | 陣馬山。富士山を眺めて休憩 |
| 12:15〜12:35ごろ | 景信山。昼食と休憩 |
| 13:35〜13:50ごろ | 小仏城山でひと休み |
| 15:00ごろ | 高尾山山頂 |
| 15:45ごろ | 薬王院を経てケーブルカー高尾山駅へ |
| 16時台 | 待ち時間・乗車を含めて下山する想定 |
これでも朝から夕方までの行程です。山頂ごとに食事を注文して長く過ごす余裕は多くありません。
昼食や行動食は持参し、茶屋の食事は営業と時間が合ったときの楽しみに。お昼を城山で食べたいなら、景信山では短い補給休憩にするなど、立ち寄り方を考えておきます。
景信山を出る時点で予定から大きく遅れていたり、足に余裕がなくなっていたりしたら、小仏峠から下山する案に切り替えます。 途中下山については後半で紹介します。
陣馬高原下から陣馬山へ。最初はしっかり登ります
バスを降りたら、まずは陣馬街道を歩きます。
20〜25分ほどで、左手に陣馬新道の登山口。舗装路から山道へ入ると、いよいよ登山の始まりです。



沢の音を聞きながら、杉林の中を登っていきます。途中からは木の根が張り出した登り坂になり、朝の身体が温まってきます。
先は長いので、ここで頑張りすぎないようにしたいですね。暑くなったら早めに一枚脱いで、自分の息が落ち着く速さで登っていきましょう。

和田峠からの道と合流すると、山頂まであと少し。私が歩いた日は、このあたりの紅葉もきれいでした。

陣馬山で、富士山を見ながらけんちん汁

山頂に出ると、白馬像と広い空!
木々に囲まれて登ってきたあとの、この開放感がいいんです。
丹沢の山並み、大きな富士山。大山も見えました。反対側へ目を向ければ、奥多摩の山々も広がっています。




景色を見て、写真を撮っていたら、少しお腹もすいてきました。
この日は清水茶屋さんで、けんちん汁をいただきました。
冷えた身体に、熱い汁が染みます。目の前には富士山。朝から山を登ってきてよかったと思える時間です。

陣馬山だけを目的に、ここでゆっくり過ごす日もいいですね。
でも、今日は高尾山まで。景色を十分に楽しんだら、次の景信山へ向かいます。
陣馬山から景信山へ。秋の尾根をつないで歩く
陣馬山からは、奈良子峠、明王峠を経て景信山へ。
最初の登りを終えると、尾根をたどる時間が長くなります。山頂に登って同じ道を戻る登山とは違い、歩く先に次の山があるのが縦走の面白さです。

木々の間から景色が見えたり、色づいた葉の下を歩いたり。つい写真を撮りたくなります。
地図では一本につながった尾根でも、歩いてみると小さな上り下りがあります。景信山に着くころには、朝から歩いてきた距離を感じるはずです。
分岐では「景信山・高尾山」方面の表示と地図を確認しながら進みましょう。道を譲るときは足場のよい広い場所で。
景信山では、紅葉を見ながら昼休憩
景信山は、都心や丹沢方面を見渡せる休憩場所です。
私が訪れた日は茶屋の周りも紅葉していて、景色を眺めながらのお昼になりました。




このときいただいたのが、景信茶屋 青木さんの天ぷら。
添えられた紅葉の一葉が、なんとも秋らしいですね。山を歩いてきたあとに、こういう食事が待っているのはうれしいものです。

実はこの日、ビールを飲んだあとにうとうとして、気づけば1時間近くたっていました……。
景色もよく、休憩が気持ちよかったのですが、秋の縦走でこれは反省です。山を歩き終えたあとの一杯を楽しみにして、先へ進みたいところですね。
小仏峠を越えて小仏城山へ。もう一つの茶屋休憩
景信山から次に向かうのは、小仏城山です。
山頂にアンテナが見える山が、次の目的地。いったん小仏峠へ下り、そこから登り返します。

小仏峠は、このまま高尾山へ進むか、小仏バス停へ下るかを考えられる分岐です。時間と足の疲れを確認してから、城山へ向かいましょう。
小仏城山の山頂にも、茶屋と休憩場所があります。ここまで来ると、高尾山側から歩いてきた人たちも増えて、にぎやかになってきました。



この日は城山茶屋さんで、おでんをいただきました。
陣馬山でけんちん汁、景信山で天ぷら、そして城山でおでん。茶屋のある山を歩くと、こんな楽しみ方もできるんですね。

さすがに、ここまで食べるとお腹もいっぱいです🤣
今から計画する方なら、移転した青天狗さんに寄ることを目的に、城山で長めの昼休憩を取るのもよさそうです。その場合は景信山の休憩を短くして、食事の時間をこちらへ回します。
一丁平・もみじ台へ。最後まで紅葉が楽しめる

小仏城山からは、一丁平、もみじ台を経て高尾山へ。
この区間も、秋に歩いてよかったと思った場所です。
木道や階段の先に、赤や黄色の葉が続いていました。山頂の景色だけでなく、歩いている途中にも足を止めたくなる景色があります。




もみじ台へ向かう階段も、紅葉がきれいでした。
一日の後半なので、階段を見て「また登るのか」と思う気持ちもあります。でも、顔を上げると色づいた葉が見えて、もう少し歩いてみようと思えます。
紅葉を目当てにするなら、11月の計画を
高尾山の紅葉は、例年11月中旬から12月上旬が見頃の目安です。私の写真は11月23日に撮影しました。
ただ、陣馬山から高尾山までの長いコースが、一斉に同じ色になるわけではありません。出発日を決めるときは、高尾ビジターセンターの紅葉情報を見てみてください。
▶ 高尾ビジターセンター公式サイト
▶ 八王子観光コンベンション協会:高尾山もみじまつり・紅葉案内
高尾山に到着! 下山までもうひと歩き
朝は陣馬山にいたのに、尾根を歩いて高尾山まで来た。
ここまでつながると、日帰りでもずいぶん遠くまで歩いてきた気がします。
紅葉シーズンの高尾山山頂は、やはり大にぎわい。私が着いたときも、たくさんの人が景色や食事を楽しんでいました。

山頂からケーブルカー乗り場までも歩きます
ケーブルカーの高尾山駅は、山頂ではなく中腹にあります。
山頂に着いたら、すぐに乗って帰れるわけではありません。薬王院を経由して歩く時間も残しておきましょう。今回の計画例では、山頂から乗り場まで約45分を見込んでいます。

私は薬王院にお参りしてから、ケーブルカーで下山しました。
ところが、乗り場には長い列。待ち時間は40〜50分ほどで、麓に着くころにはすっかり暗くなっていました。



紅葉の高尾山は、最後の下山にも時間がかかる。この日の経験で、よく分かりました。
余力があれば1号路を歩いて下る方法もあります。高尾ビジターセンターの案内では、山頂から麓までの下りは標準1時間20分です。ケーブルカーの行列を見てから急いで下るのではなく、どちらで帰るかを早めに考えておきたいですね。
長く感じたら、小仏峠から下山する計画も

「15kmは、まだ少し長いかもしれない」
そう感じた方は、高尾山まで全部歩くことを最初から目標にしなくてもいいと思います。
陣馬山から景信山まで歩き、小仏峠から小仏バス停へ下山する。これも、二つの山と秋の尾根を楽しめる一日になります。
ルートは、景信山→小仏峠→小仏バス停→バスで高尾駅北口です。
小仏峠からバス停までは、登山道を下ったあと舗装路を歩きます。地図で選んだ経路を確かめ、下山に約1時間の余裕を取っておきましょう。峠からすぐバスに乗れるわけではありません。
小仏バス停からは、京王バスの高01・高尾駅北口行きを利用できます。たとえば確認時点の土休日午後は、13〜16時台に毎時00・20・40分発の便が案内されています。昼や夕方以降は間隔が異なるため、使いそうな便を出発前に控えておきます。
高尾山まで歩く予定なら、景信山を出る前に、残りの道を自分のペースで歩いた到着見込みを確認します。上の計画例では景信山を12時35分ごろに出発。すでに13時を回り、疲れも強いようなら、私は小仏峠から下山する案を選びます。
小仏バス停へ下る道も、地図に入れておく。これだけでも、長いコースへの構え方が変わると思います。
秋の長い一日に持っていきたいもの
このコースでまず準備したいのは、履き慣れた登山靴、ヘッドライト、雨具、防寒着、飲み物と食べ物、地図です。
茶屋があると荷物を減らしたくなりますが、食事や飲み物を全部お店任せにしない方が、休憩する場所と時間を選びやすくなります。おにぎりやパン、すぐに食べられる行動食を持っておきましょう。茶屋を利用するための現金も忘れずに。
ヘッドライトは、使わずに帰れても持っていく
秋は日が短く、木々に囲まれた道では早く薄暗く感じます。
私もこの日は下山が遅くなりました。スマートフォンをライト代わりにすると、地図や連絡に使う電池も減ってしまいます。両手を使えるヘッドライトを、すぐ取り出せる場所に入れておきたいですね。
休憩中に羽織る一枚を
登っている間は暑くても、山頂で座っていると身体が冷えてきます。
薄手のフリースや保温着など、止まったときにすぐ羽織れるものを持っていきましょう。風を防ぐ雨具と組み合わせられると、茶屋で景色を眺める時間も過ごしやすくなります。
歩き始めから厚着にしすぎず、暑くなったら早めに調整。汗をかいたまま長く座らないことも、秋の山では意識したいところです。
ポールを使うなら、歩き慣れたものを
長い距離や登り返しで、トレッキングポールを使いたい方もいると思います。
持っていくなら、長さ調整や収納を事前に試しておきましょう。階段や人の多い場所では周囲を見て使い、不要な区間ではしまえるようにしておきます。
下山後は、高尾山口駅の温泉へ
高尾山口駅のそばには、京王高尾山温泉/極楽湯があります。
たっぷり歩いたあとに汗を流して、そのまま電車で帰れるのは便利ですね。帰りの時間に余裕がある日に、立ち寄り先に加えてみてください。

確認時点の営業時間は8時〜22時30分、最終入館は21時45分。紅葉期は繁忙期料金の案内もあるため、料金や営業のお知らせは公式サイトで確認できます。
出かける前に確認したい、今秋の情報
2026年10月29日に確認した、計画に関わる情報をまとめました。
| 項目 | 確認できた案内 |
|---|---|
| 景信山のトイレ | 2026年10月16日〜2027年3月ごろまで工事の案内あり |
| 高尾山6号路 | 2026年10月31日〜12月6日、琵琶滝〜5号路交点は終日登り一方通行 |
| 小仏城山周辺 | 小仏峠〜小仏城山の中間付近から日影林道へ続くまき道に通行止めの案内あり |
| 朝のバス | 土休日は高尾駅北口6:50発、次が7:22発。利用日のダイヤを確認 |
本文で紹介した縦走路と、日影林道方面へのまき道は分けて考えてください。工事や雨の影響で情報が変わるため、出発前に次の案内を確認してから地図へ行程を入れましょう。
▶ 高尾ビジターセンター:登山道情報
▶ 西東京バス:時刻表・運賃検索
▶ 高尾登山電鉄:ケーブルカー・リフトの案内
高尾山のその先へ、秋の尾根を歩きに
陣馬山で眺めた富士山。景信山で食べた天ぷらに添えられた、紅葉の一葉。一丁平からもみじ台へ続く、色づいた木々。
陣馬山から高尾山への縦走は、山頂に着くこと以外にも、思い出に残る場面がたくさんありました。
距離は長いので、今の自分に合った行程を考える必要はあります。でも、一日かけて山を歩いてみたいと思ったときには、目標にしたくなるコースです。
まずは地図を開いて、これまで歩いた距離と比べてみる。朝のバスを調べて、寄ってみたい茶屋を一つ決める。
そんなところから、次の山歩きの計画を始めてみませんか。
私は次に歩くなら、昼寝はほどほどにして、明るいうちの下山を目指します🤣
今日が、人生で一番若い日!🥷🐱
















