こんにちは、ささみんです!👋😊

「鍋割山の鍋焼きうどんをどうしても食べたい。でも往復16km・7時間30分は自分に登れるのか…」

実際に行ってきました。55歳・体重83kg・膝痛持ち・ソロ登山のおじさんが、鍋焼きうどんを食べるためだけに丹沢まで行ってきた話です😅

結論から言います。食べられました。ただし、山頂で12時を過ぎると売り切れリスクが高まります。8時スタートは絶対守ってください。

鍋焼きうどん、薄味でした。でもそれが疲れた体にちょうどよかった😊 富士山を眺めながら食べる一杯は、下界のどんな食事とも違う特別なものでした。

🗺️ コース概要

まず全体像をサクッと確認してください。

項目内容
山名鍋割山(なべわりやま)
標高1,273m
スタート・ゴール大倉バス停(往復)
ルート大倉→西山林道→二俣→後沢乗越→鍋割山
距離約16km(往復)
累積標高差登り約1,273m / 下り約1,273m
標準コースタイム約7時間30分(休憩別)
難易度★★★☆☆(中級寄りの初級)
鍋焼きうどん提供時間10:00〜13:00(売り切れ次第終了)
鍋割山荘の定休日月曜・金曜
ヤマビル注意時期4〜10月(特に夏〜秋)
ささみん

⚠️ うどんを食べるなら12時までに山頂到着が目安。大倉バス停8時スタートが必須です。

📱 YAMAPのモデルコース: 大倉バス停-後沢乗越-鍋割山 往復コース

🚌 アクセス:大倉バス停への行き方

小田急線「渋沢駅」北口・2番バス乗り場から神奈川中央交通バス(大倉行き)に乗車。所要約15分、終点「大倉」で下車。

渋沢駅から大倉バス停行き 時刻表 (26年4月現在)

埼玉南部在住の私の場合、始発で動いても渋沢駅着が7時30分頃。大倉バス停スタートが8時ちょうどになります。 この時間でも12時の山頂着はギリギリでした。

渋沢駅前
渋沢駅前

大倉バス停には「Yama Cafe 丹沢」と水洗トイレが併設されています。ここで大を済ませておくことが重要です。丹沢山中のトイレは使用済みの紙の持ち帰りを推奨している場所があります。

大倉バス停
大倉バス停

⛰️ 山行レポート:大倉バス停→鍋割山

大倉バス停→二俣(約1時間30分)

大倉バス停を出発したら、レストハウス前の道を渡ります。人の流れが多いのは塔ノ岳方向なので、鍋割山の道標を必ず確認してください。 最初から別の方向に進んでいる可能性があります。

住宅街を抜けると西山林道が始まります。

「歩きやすくてラクチン!」と思っていたら、これが長い。全然標高が上がらない。3〜4km歩いてもまだ林道。83kgのおじさんは心が折れそうになりました😅

西山林道
長い林道

でもこの林道歩きにも意味があります。春なら新緑のトンネル、秋なら紅葉のグラデーション。歩きながら目を楽しませてくれます。

二俣手前には「尾関広氏の像」があります。ベンチもあるので一息つきましょう。

水の歩荷ボランティアとの出会い(二俣〜ミズヒ沢合)

二俣を過ぎると、沢を木橋で渡る場面が何度か出てきます。登山らしくなってきてテンションが上がる区間です。

そしてミズヒ沢合(二俣と後沢乗越の間)に到着すると、ペットボトルや水タンクが大量に置かれているエリアがあります。

これが鍋割山名物・水の歩荷ポイントです。

私は「やろうかな…でも往復16kmだしな…」と10秒ほど迷って、2ℓのペットボトルをザックに詰め込みました🤭

ささみん

山荘のうどんを作るための水を、登山者が自主的に運び上げるボランティア。体力があれば1〜2リットルのペットボトルを自分のザックに追加して山頂に持っていきます。

歩荷しなくても鍋焼きうどんは食べられます。 気持ちに余裕があればぜひ挑戦してください。

鍋割山の歩荷用水ボトル
鍋割山の歩荷用水ボトル

後沢乗越→鍋割山山頂(約1時間20分・ここからが本番)

後沢乗越(うしろざわのっこし)に到着すると、いよいよ本格的な急登が始まります。

ここまでの林道歩きが「前菜」だとすれば、ここからが「メインディッシュ」です。鍋割山稜線までの急登が続き、標高を一気に稼いでいきます。

鍋割山登山道

「頑張ったらうどんが食べられる」という動機は、坂道を登らせる最強のエネルギーです。83kgのおじさんでも足が動きました。

稜線に出ると展望が開けてきます。西方面に富士山のシルエット。天気がよければここで「来てよかった」という気持ちになります。

道が平坦になってきたら山頂はもうすぐです。

鍋割山山頂(1,273m)到着!

大倉バス停8時スタート、山頂着12時ちょうど。ちょうど4時間かかりました。ストックがなければもっとかかっていたでしょう。

山頂は広い芝生の台地で、鍋割山荘がどーんと構えています。

鍋割山荘
鍋割山荘
鍋割山 山頂から相模湾方面
山頂で昼寝

🍲 鍋焼きうどん完全攻略

提供時間・定休日・売り切れについて

項目内容
提供時間10:00〜13:00
定休日月曜・金曜
料金1,500円(2025年時点)
売り切れあり(週末・好天時は早めに終了することも)

12時を過ぎると売り切れリスクが急上昇します。 売り切れたら本当に食べられません。登り始めの時間を逆算して計画してください。

注文の流れ

  1. ザックとストックを外の置き場に置く
  2. 山荘内に入る
  3. 奥のカウンターで紙に名前と個数を書いて注文
  4. 山荘内または外で待つ(10分前後)
  5. 名前を呼ばれたらカウンターへ
  6. 箸・レンゲ・七味を持って好きな場所で食べる

正直な感想

あつあつの土鍋で提供される鍋焼きうどん。野菜・きのこ・卵・かまぼこがたっぷり入っていてボリューム満点です。

味は薄め。 優しい薄口醤油のスープが疲れた体に染み渡ります。

濃い味に慣れている私には最初「薄いな」と思いましたが、食べ進めると「これが正解だな」と感じました。疲れた体が求めているのは、刺激の強い味より優しい塩分です。

ささみん

濃い味が好きな方は醤油・塩・味噌などを少量持参するとなお美味しく食べられます。

富士山を眺めながら食べるうどんは格別!🗻🍜😋

鍋割山荘の鍋焼きうどん🍲
鍋焼きうどん😋

🦵 膝の状態レポート

今回は登り4時間・下り3時間強の往復でした。

登りはストックを使い、忍者歩き(腰を落として足裏全体で着地)を意識。急登の後沢乗越〜山頂区間でやや膝に疲労感がありましたが、痛みは出ませんでした。

問題は下り。 急登を下ると膝への衝撃が積み重なります。ダブルストックを積極的に使い、歩幅を小さくしてゆっくり下山。これで痛みを最小限に抑えられました。

膝痛持ちの方はサポーターとダブルストックを必携で。急な下りでは「小刻みステップ」を意識してください。

🐛 ヤマビルについて

4〜10月は丹沢のヤマビルに注意が必要です。特に雨上がりや湿度の高い日は活発になります。

対策として、タイツの着用とヤマビル対策スプレーの携行をおすすめします。今回は幸い被害なしでしたが、登山者の方が靴下にヤマビルがついているのを目撃しました。

ささみん

素足を出さないのが大事!長ズボンでもタイツの着用を強くおすすめします!
ヒル下がりのジョニーを靴にスプレーして使用します。ヒルに直接かけても使用できます。下山後は靴を水洗いして、薬剤を落としましょう。

❓ よくある質問

Q. 鍋焼きうどんは何時から食べられる?

A. 10:00から13:00(売り切れ次第終了)です。定休日は月曜・金曜。公式サイトで事前確認を。12時までに山頂到着が安全圏で、そのためには大倉バス停8時スタートが目標です。

Q. 売り切れることはある?

A. あります。週末・好天の日は早めに売り切れることも。12時前到着を目指すか、行列に並んだら「あと何人で終わり」を山荘スタッフに聞くのがおすすめ。

Q. 水の歩荷はしないと食べられない?

A. 関係ありません。歩荷はあくまで任意のボランティアです。やらなくてもうどんは注文できます。体力に余裕があればぜひ挑戦してみてください。

Q. 初心者でも日帰りできる?

A. 低山を2〜3回登った経験があれば挑戦できるレベルです。ただし往復16km・7時間30分はかなりの体力が必要。「中級寄りの初級」と考えてしっかり準備してください。

Q. 後沢乗越とはどこ?

A. 大倉バス停から約3時間のところにある峠です。ここまではほぼ林道と緩やかな登り。後沢乗越から先が本格的な急登になります。前半の緩さで油断しないことが大切。

Q. 膝が悪くても行ける?

A. ダブルストックとサポーターを使えばある程度対応できますが、往復16kmの行程は膝への負担が大きいです。急な下りが特につらいので、コンディション次第で無理せず判断を。

🏔️ まとめ

鍋割山は「鍋焼きうどんを食べるために登る山」として全国に名を知られた、丹沢の名峰です。

往復16km・標準7時間30分は確かに長い。でも、前半の林道歩きで景色を楽しみ、後沢乗越からの急登を乗り越えた先にある山頂と鍋焼きうどんは、その苦労に十二分に報いてくれます。

55歳・体重83kg・膝痛持ちの私でも完歩できました。しっかり準備して、8時スタートで12時までにうどんを食べる計画を立てれば、あなたも必ず達成できます。

今日が人生で一番若い日、鍋割山に挑戦してみませんか!💪


📱 ささみんのYAMAP: https://yamap.com/users/2050995

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▼ 今回使って助かった装備

  • ダブルストック

  • 膝サポーター

  • ヤマビル対策スプレー

ABOUT ME
管理人ささみん
こんにちは、ささみんです。 55歳・182cm・84kg・膝痛持ち。 体組成計に「肥満」と表示されていた春、立山登頂を目標に掲げました。 プロの登山家でも、アスリートでも全くありません。週末になると西武線に乗って奥武蔵の低山をよたよた歩いている、ただの埼玉のおじさんです。 「膝が痛くて山を諦めた」「体重が重いから登山は無理」と思っていた方へ。 私も同じでした。それでも山はやめられません。 同じ悩みを持つ方の、小さな背中を押せたら嬉しいです。 今日が、人生で一番若い日!