棒の折山(棒ノ嶺)は奥多摩と奥武蔵の境にある標高969mの山です
登山道は初心者向けの沢歩き、名物のゴルジュ帯、鎖場や岩場と変化に富んで飽きのこないコースです。
他の登山道と比較してもお子様連れが多い印象です。
変化の多いコースなので子供たちにとっていい冒険の思い出になるでしょう!
棒の折山は初心者でも沢登り体験が出来る人気のコースです。
ただ、沢を横切ることもあるので大雨の後などは増水が怖いので予定を変更されることをおすすめします。
また、全体的に濡れた岩場、濡れた木の根っこ、粘土状の土など滑りやすい箇所がおおいので、スニーカーなど登山靴以外の靴での登山はおすすめしません。
さわらびの湯の駐車場からスタートです
(バスをご利用の場合は飯能駅から乗車、「ノーラ名栗・さわらびの湯」バス停で下車してください)
こんにちは、ささみんです!
前日に納車されたばかりのオートバイで棒の折山に登ってきました。
日帰り温泉さわらびの湯の第3駐車場が朝から登山者に開放されているので、ここにオートバイを停めてまずは準備運動。
下山したら温泉に入るので、ありがたく駐車場を利用させていただきます。
公共交通機関を利用する場合には、飯能駅から「ノーラ名栗・さわらびの湯」バス停を目指してください。帰りのバスの時間を参考までに掲載しておきます。
さわらびの湯とノーラ名栗は併設されている施設です。
スタート地点のここにはトイレがあるので用をすませておきましょう。登山道にはトイレが無いので貴重です。
また自動販売機もここだけなので水分補給も確実に!
・・・コースの前半なら沢の水が飲めるけどね!?
名栗湖(有馬ダム)から登山道へ
ノーラ名栗からはまず名栗湖(有馬ダム)まで道路を上がっていきます。
名栗湖周辺は自転車やオートバイが多いですね。ダムの上には朝から自慢のオートバイの写真を撮るライダーがいっぱいです。
ダムを渡って湖ぞいの周遊道路をしばらく歩くと左手に登山口があります。
清流を歩いてゴルジュ帯を越えていこう!
登山道を登っていくと沢の音が聞こえます。
そして、沢沿いの道を歩いていくと、棒の折山名物ゴルジュ帯が見えてきます!
ここがクライマックス!クライマックスが早いコースです。
ゴルジュ帯とは長い年月をかけて沢に浸食された、切り立った岩壁にはさまれた狭い谷のことだそうです。
大きな岩壁の間の沢を登っていきますよ。冒険気分で盛り上がります!
涼しくて気持ちいい~!
もっと暑い時期でも涼しく登れるのかな?
岩が滑りやすいので注意してくださいね。
沢から離れていくと景色は変わって林の中の登山道になっていきます。
このコースは岩場あり、ゴルジュ帯あり、鎖場あり、根っこ道ありで変化があって飽きないですね。
大きな岩が道を通せんぼしているところに出たら、その岩が「岩茸石」です。
通せんぼしているようですが、よく見ると左側から奥へ抜けることができます。
いったん岩苔石は見送って右に曲がり頂上を目指します。下山時はここまで戻ってきて岩の奥へ行くことになります。
岩茸石の先あたりの道からはもやがかかっていて白く美しい景色でしたが、もやが出ているという事は景色が見えないということ・・・
登山道からは杉にさえぎられていて景色が開けるのは頂上までお預けです。
棒の折山の山頂は広々していて展望も開けています!お昼ご飯にピッタリ。
山頂はちょっとしたグラウンドのように開けていてランチにちょうどいい場所です。ただし、トイレや売店はありませんので注意が必要です。
晴れていれば秩父の山や市街地が一望出来る場所なのですが、やはり白くもやがかかっていて景色が見えませんでした。
晴れ予報だったんだけどな~。
下山時は岩苔石まで戻って岩の奥の尾根道へ。尾根道といっても木々の緑で展望はありません。
大半の登山者は登りと同じ道、ゴルジュ帯方面に戻るのだと思います。
尾根道に入ったとたん登山者を全然みなくなりました。
・・・こっちの道は根っこ祭りです。根っこ根っこ根っこ。
なんだか日も出てきて暑くなってきたし、沢から下山していたほうが涼しかったかな?
さわらびの湯に戻ってゴール。お疲れ山~。
山から出るとさわらびの湯はすぐ目の前です。
ここまで展望が無かったので分からなかったのですが、めっちゃ晴れてる。
下山したら晴れているのはあるあるですね。
さわらびの湯の入り口には登山靴の汚れを落とせるように水道が解放されています。
ありがとうございます!
温泉の利用料金は一人800円。
施設内では料理の提供はありませんので注意してください。ただし、持ち込みはOKのようです。
施設内ではヤマノススメの看板が置いてあります。
棒の折山もさわらびの湯もヤマノススメ5巻に登場していますね。
看板の前にはここなちゃん仕様のお酒も売っていました。
全員未成年では?と思いましたが甘酒なのでアルコールは無いのかな?
確認まではしていません。
今日は運転があるのでビールではなくドクターペッパーで乾杯!
さわらびの湯施設内の自販機にはドクターペッパーが売っているのです!
ドクターペッパーは天才の味がするぜ!
今日が人生で一番若い日です!
次はどこに登ろうかな~?
ヤマップにも今回の登山を掲載ずみです。こちらまで。
おまけ:オートバイで登山する人へ
HONDA NC750XーDCTというバイクを購入しました。
通常のタンク部がダミータンクで容量23リットルのトランクになっています。
コミネのプロテクター入りジャケット、膝プロテクター、グローブくらいは入りました。
YAMAPの記事はこちら
棒ノ折山登山、温泉に入ってドクターペッパーで乾杯! / ささみんさんの活動データ | YAMAP / ヤマップ