【夏でも低体温症】山頂で震えないための準備と対策
こんにちは、ささみんです!👋😊
「低体温症」と聞くと、雪山や真冬の話だと思っていませんか?実は夏山でも低体温症は起こります。下界が真夏日でも、山頂で雨と風にさらされると、体は驚くほど早く冷えていくんです。今日は、夏山の低体温症がなぜ起こるのか、そして山頂で震えないための備えをご紹介します。

夏でも低体温症になる理由
低体温症は、体の中心部の体温が35℃以下に下がってしまう状態です。原因となるのは「低温」「濡れ」「強風」の3つの組み合わせ。夏山でこの3つが重なりやすいのが、まさに危険なポイントです。
- 濡れ:水は空気よりもはるかに熱を奪いやすい性質があります。汗や雨で衣類が濡れたままだと、体温はどんどん奪われていきます
- 風:体感温度は、風速が1m/s強くなるごとに約1℃下がると言われています。稜線では強い風が吹きやすく、体感温度は気温以上に低く感じられます
- 標高:標高が100m上がるごとに気温は約0.6℃下がります。真夏でも標高2,500mを超える稜線では、下界より15℃前後低いことも珍しくありません
つまり、真夏日でも「雨に濡れて」「稜線の強風」に当たれば、簡単に低体温症のリスク環境ができてしまうんです。「夏だから大丈夫」という油断が一番危ないと言われています。
低体温症のサインを知っておく
初期のサインを見逃さないことが大切です。次のような様子が見られたら要注意とされています。
- 震えが止まらない
- 手先が動かしづらくなる(ジッパーの開け閉めがしにくいなど)
- 言葉がうまく出てこない、判断力が鈍る
- ろれつが回らなくなる
こうした様子が見られたら、すぐに行動を止め、濡れた服を乾いた服に着替え、風を防げる場所へ移動することが大切とされています。自分だけでなく、同行者の様子にも注意を向けましょう。
山頂で震えないための準備
- レインウェアは上下セパレート式を必ず携行:夏でも「降ったら着る」ではなく「稜線に出る前に着る」くらいの意識で。防水性の高いものを選びましょう
- 速乾性のインナーを選ぶ:綿素材は汗を吸うと乾きにくく体を冷やします。化繊やウールなど、乾きやすい素材を選ぶことが基本です
- 薄手の防寒着を必ず1枚持つ:真夏でも稜線・山頂用にフリースや薄手のダウンを。「荷物になるから」と省略しないことが重要です
- 濡れたらすぐ着替える:予備の靴下やインナーがあると安心。濡れたままの状態を長く続けないことが低体温症予防の基本です
- 行動食でカロリーを補給する:体温を作り出すにはエネルギーが必要。こまめな行動食も体温維持を助けます
ささみんのひとこと
55歳の私も、以前は「夏山にダウンなんて大げさじゃない?」と思っていました。でも稜線で急に風雨にさらされた経験をしてから、考えが変わりました。下界の暑さだけを見て荷物を減らすと、稜線で痛い目に遭うかもしれません。「念のため」の薄手の防寒着とレインウェアだけは、夏でも絶対に外さないようにしています。荷物が少し増えるくらい、安心のためなら安いものだと思っています😊





まとめ
- 低体温症は夏山でも起こる。原因は「低温・濡れ・強風」の重なり
- 風速1m/sごとに体感温度は約1℃低下、標高100mごとに気温は約0.6℃低下
- 震え・言葉が出にくいなどのサインを見逃さない
- レインウェア・速乾インナー・薄手の防寒着・行動食で備える
「夏だから」という油断が一番の落とし穴です。しっかり備えて、安全な夏山を楽しみましょう。今後も役立つ登山情報をお届けします!
ささみんの山行記録はこちら → YAMAP










