こんにちは、ささみんです!👋😊
北アルプスに行ってみたいけれど、「自分にはまだ早いかな…」と思っていませんか?🤔
そんな登山初心者におすすめなのが、燕岳(つばくろだけ)です。標高2,763mの本格的な北アルプスの山ですが、道中には人気の山小屋「燕山荘(えんざんそう)」があり、ここを利用することで安心して登ることができますよ😉👍


燕岳は「北アルプスの女王」と呼ばれ、白い花崗岩の稜線やイルカ岩🐬などユニークな景観が魅力。さらに稜線に出れば、目の前に槍ヶ岳や穂高連峰が広がる大パノラマが待っています。今回私は9月下旬、燕山荘に一泊二日で泊まりながら登ってきました。

秋の空気を感じながらゆっくり登り、山小屋で温かい食事やスイーツを楽しみ、翌朝はご来光に心を打たれる——まさに「初心者でも体験できるアルプス登山の醍醐味」を味わうことができました。

燕岳とは?🤔
燕岳(つばくろだけ)は、長野県安曇野市と大町市の境にそびえる標高2,763mの北アルプスの名峰です。白い花崗岩と高山植物が織りなす景観が美しく、「北アルプスの女王」とも呼ばれています。
登山口は「中房温泉♨️」からスタート。標高1,462mから一気に稜線まで登るコースですが、道はしっかり整備されており、初心者でも時間をかけて登れば安心して歩けます。山頂までのコースタイムはおよそ5〜6時間。途中には合戦小屋があり、夏は名物のスイカ🍉、秋はお汁粉を食べて一息つけるのも楽しみのひとつです😋
さらに燕岳を特別な山にしているのが、稜線に建つ「燕山荘」。北アルプスの山小屋の中でも人気・快適さともにトップクラスで、初心者からベテランまで多くの登山者に愛されています🥰

北アルプスに沈む荘厳な夕日、夜には満天の星空🌠、雲海から昇る美しいご来光に、槍ヶ岳のモルゲンロート(朝焼け)まで堪能できるのも燕山荘の大きな魅力です。さらに、標高2,700m以上でいただけるケーキセットは格別の美味しさ!🍰☕😋




「本格的なアルプスの景色を見てみたい!」という初心者にとって、山小屋を利用することで安心して挑戦できるのが燕岳。山小屋デビュー・北アルプスデビューにもぴったりの山なんですよ😉
燕岳登山口(中房温泉)へのアクセス 🚃🚗
燕岳の登山口は「中房温泉(なかぶさおんせん)」。標高1,462mの温泉地に登山口があり、ここから合戦尾根を登って燕岳へ向かいます。
中房第一駐車場は有料で予約制です。第2、第3は無料です。
🚃 電車+バス利用の場合
- JR中央本線「松本駅」で下車。
- 松本駅から大糸線に乗り換え、「穂高駅」で下車。
- 穂高駅からは定期バスで中房温泉へ(所要約60分)。
🚗 マイカー利用の場合
- 長野自動車道「安曇野IC」から約1時間15分で中房温泉へ。
- 中房温泉周辺に駐車スペースはありますが、登山者用駐車場は「有明山神社」や「しゃくなげ荘」など安曇野市内に点在しています。
- 紅葉シーズンなどは非常に混雑が予想されますので、あらかじめ複数の駐車場を検討しておくことをおすすめします。
燕山荘HPに最新の駐車場の情報がありますので、ご確認をおすすめします。
🌟 ワンポイントアドバイス
- バスの始発に乗れるように松本駅前や穂高駅周辺に前泊する人が多いです。
1)松本駅前泊パターン
松本駅 5:56発、穂高駅 6:28着 大糸線
続いて、穂高駅から南安タクシー運行バス
穂高駅 6:40発、中房温泉 7:35着
2)穂高駅前泊パターン
穂高駅から南安タクシー運行バス
穂高駅 4:40,5:15,6:40発(日付によって変化します)
南安タクシー運行バスの時刻表をご確認ください。
新宿バスタから松本行きの長距離バスが多数運行されています。
最終の例として新宿バスタ 22:45発 松本バスターミナル1:43着があります。
…到着時間が悪いな~😣
前泊して少しでも睡眠をとった方が良いと思います💤
合戦尾根往復コース|燕岳(中房温泉)
標準タイム8:10,距離9.3km
YAMAPのモデルコース
燕岳登山ルート紹介(合戦尾根〜燕山荘〜燕岳山頂)⛰✨
燕岳への登山道は「合戦尾根(かっせんおね)」と呼ばれる一本道。北アルプス三大急登に数えられるだけあり、登りはしっかりとした急登が続きます。ですが、道はよく整備されていて休憩ポイントも多く、初心者でもコツを押さえれば挑戦しやすいルートです。
🏔️ 中房温泉(標高1,462m)〜第一ベンチ

登山口は中房温泉からスタート。登り始めから急登が続くので、早い段階で「これはキツいかも」と感じる方もいるかもしれません😥
そんなときに助けになるのが登山ストック。実際、多くの登山者がストックを使って登っており、体力に不安がある方には特におすすめです。足腰への負担を軽減しながら歩けますよ!👍
正直、ストックはアマゾンで購入出来る安いので良いと思います。どうせ傷だらけになるので心も痛みません。
筆者のモンベルのカーボンストックは傷だらけで、心も傷だらけです🤣
第一ベンチまではおよそ30分。ここから「第二ベンチ」「第三ベンチ」「富士見ベンチ」と、こまめに休めるスポットが続くので、無理せず小休止を重ねて登りましょう。「次のベンチまで頑張ろう!」という気持ちで進めば、ぐっと楽になります😊


富士見ベンチからは、文字通り遠くに富士山を見えるかも?🗻✨🫡
標高が上がってくると、富士山や甲斐駒ヶ岳が見えてきますよ!
🏔️ 合戦小屋(標高2,350m)

登山開始から約3時間半、合戦尾根の名物スポット「合戦小屋」に到着。
夏は冷たい井戸水で冷やされた名物「スイカ🍉」が大人気ですが、秋には温かい「お汁粉」が登山者の体を癒してくれます🍵✨
ここまで来れば、燕山荘まではあとひと頑張り!


お腹が空いていたので、合戦小屋でかき揚げうどんを食べて一休み🍜
お汁粉は下山時のおたのしみ😊
熊のイラストの手ぬぐいが定番のお土産です🐻

🏔️ 合戦小屋〜燕山荘(標高2,712m)

合戦小屋からさらに標高差約350m。ここからも急登は続きますが、だんだんと森林限界を抜け、周囲の視界が開けてくると北アルプスらしいダイナミックな景色に。


およそ1時間半で、赤い屋根が目印の「燕山荘」に到着です。北アルプスデビューの登山者に大人気の山小屋で、ここを目標に登るだけでも大きな達成感があります!💪😤


体力に自信のある方はテント泊⛺も楽しそう!✨
小屋泊もテント場も予約制ですよ!

日帰り登山だと25~30ℓ程度のザックを利用される方が多いかと思いますが、防寒具が多くなる春秋冬の山小屋泊には40ℓのザックもあると安心です。荷物の少ない方なら40ℓのザックでテント泊もしてしまいますよ⛺
筆者はミレーの40ℓを使用しています🥰
🏔️ 燕山荘〜燕岳山頂(標高2,763m)
燕山荘に荷物を置いて軽装になったら、山頂を目指しましょう。片道30〜40分と短めの行程ですが、途中には「イルカ岩🐬」「メガネ岩👓」といった奇岩が次々に現れ、飽きずに歩けます。





山頂からは槍ヶ岳をはじめ、穂高連峰、常念岳、裏銀座の山々まで見渡せる大展望!晴れた日には富士山まで望むことができ、まさに「北アルプスの展望台」と呼ばれるにふさわしい絶景です。


安曇野、松本市街方面は雲海に沈んでいましたが、その分午後の日差しが雲に落ちてブロッケン現象を初体験出来ました!空島だ~!

山頂から燕山荘への稜線はまさに天気の変わり目。美しいガスが沸き上がる様子を眺めるのは高山登山の醍醐味ですね!🥰
🌟 燕岳登山のポイント
- 急登が続くので「ストック」の利用がおすすめ。特に体力に不安がある方には強い味方になります。
- ベンチでこまめに休憩しながら登れば大丈夫!「次のベンチまで頑張ろう」という気持ちで進みましょう。
- 季節ごとに合戦小屋の名物が楽しめるのも魅力。秋はお汁粉でほっと一息つけます。
- 稜線に出てからは天気が変わりやすく、標高が高いのでレインウェア・ウインドブレーカーは必須です。
燕山荘での過ごし方
燕山荘は初心者に優しい安心感のある山小屋です

燕岳はアルプス入門として人気の山で、道標や整備も行き届いているため安心して歩けます。特に燕山荘は女性やファミリーでも快適に利用できる山小屋として知られており、清潔な館内や温かい食事、アットホームな雰囲気で登山初心者を迎えてくれます。山小屋での宿泊が初めてでも、不安なく過ごせるのは大きな魅力です😌
標高2,700mを超える高地にありながら、まるで下界のカフェのように楽しめるのも燕山荘の魅力。登頂を終えて山荘に戻ったら、名物のケーキセットで一日の疲れを癒しましょう。燕岳を眺めながら味わう甘いケーキと温かいコーヒーは格別です🍰☕😋

お土産としてぜひ手に入れたいのが、背中に大きく「燕」とプリントされたオリジナルTシャツ。登山者の間では定番の人気アイテムなので、記念に一枚購入するのもおすすめです👕

夕食はハンバーグを中心とした温かいメニューで、冷えた身体をしっかり満たしてくれます。部屋は隣の方とロールカーテンで区切られており、山小屋ながらプライバシーが確保されているのも嬉しいポイント。清潔で明るい雰囲気は、特に女性登山者に人気がある理由のひとつです。
夕方には裏銀座の山々に沈む夕陽が目の前に広がり、思わず息をのむ美しさ。そして早朝はまだ暗いうちから外に出て日の出を待つのがおすすめです。槍ヶ岳が赤く染まるモルゲンロートは、ここでしか見られない感動的な瞬間。燕山荘で過ごす時間は、登山の疲れを忘れさせてくれる特別な体験となるでしょう。

北アルプスに沈む荘厳な夕陽に息を吞みます🥰
日帰り登山だとなかなか経験出来ないので、これまで日帰り専門の方もぜひ燕山荘で山小屋デビューしてもらいたいです!💪

燕山荘での9月の日の出前は冬の寒さです!🥶
ダウンジャケット必須!





槍ヶ岳のモロゲンロートも燕山荘の見どころの一つ!
燕山荘は人気の山小屋なので土日祝日はなかなか予約がとれません!😣
それでも、日付が近づいてくるとキャンセルも出始めるので、こまめにHPをチェックしましょう。
空きがでたらすぐに予約を入れる事!あっと言う間に他の人にとられます!😣
高地なので夏でも夜は冷え込みます。
夏でもフリース・ダウンジャケットを持っていくことをおすすめします。
秋なら絶対に忘れないで!下界は真夏のような暑さが続いていても、山上は冬も間近です!
下山編

燕岳で絶景を堪能し、燕山荘でのひとときを過ごしたら、いよいよ下山です。ルートは登りと同じ合戦尾根を戻りますが、下りは意外と膝や足に負担がかかるもの。特に急坂では慎重に、ストックを使いながら小股でゆっくり歩くと安心です。
合戦小屋に立ち寄れば、秋の名物「お汁粉」でほっとひと息。甘さが体にしみわたり、「もう少しがんばろう!」と気持ちを後押ししてくれます。

そして登山口に到着したら、そのすぐ隣にある日帰り温泉「湯原の湯」へ直行! 湯の花が舞う源泉かけ流しの露天風呂で、登山の疲れをじんわりと癒せます。温泉を出たあとはソフトクリームを味わい、心も体も満たされて下山完了です🍦♨️


燕岳は北アルプスの名峰ながら、山小屋を利用すれば初心者でも安心して挑戦できる山。登って感動、下って癒される――まさに「初心者に優しい安心感」に包まれた山旅がここにあります。
燕岳に登ってお疲れケーキ🍰😋 翌朝はモーニングケーキ🍰😋 登山では痩せません!😣
(YAMAP投稿記事より)
こんにちは、ささみんです!👋😊
2年振りに燕岳に燕山荘利用で一泊二日で登ってきました⛰✨🫡 下界はまだまだ夏模様ですが、標高が上がっていくと紅葉が始まっていて秋の気配を感じますね!🍁🍂
紅葉本番にも興味ありますが、きっと大混雑でオートバイを止める場所もなさそう💦 むしろこの時期で正解だったのかもしれません😊
…そうなんです。普段は公共交通機関利用なのですが、今回は普段全然乗らないオートバイを引っ張り出しました。 埼玉から中房温泉登山口はアクセスが悪いんです😭⤵
高速道路が苦手なので公共交通機関利用が良いんですが、朝から登れるようなスケジュールがあるのかしら?🤔 松本のバスターミナルに深夜に到着して、朝までなんとか時間をつぶす??ような予定しか調べられませんでした🤔
行きは佐久近くまで高速を利用しましたが、帰りはオール下道! …疲れた~😣
肝心の燕岳は土日ともに晴れてくれたので、きっと皆さんが素敵な記事をアップされているはず! 燕岳登山の様子を知りたい方は、そちらを参考にしてください! ヒドイ!🤣
とりあえず、このルートはストック率高めです! 自分みたいに体力ミジンコ、メタボ検診で引っかかるような人はストック無しは無理です!😅 ストックはどうせ傷だらけになるので、アマゾンで購入出来る安いのでいいので持って行きましょう。 モンベル製のカーボンストックが傷だらけで悲しいです…😭
あと燕山荘名物といえば「燕」印のTシャツとケーキセット!🍰😋 燕岳に登ってお疲れケーキ🍰😋 翌朝はモーニングケーキ🍰😋 合戦小屋でお汁粉😋 下山したら体重増えてました…💦
燕岳に登ってお疲れケーキ🍰😋 翌朝はモーニングケーキ🍰😋 登山では痩せません!😣 / ささみんさんの活動データ | YAMAP / ヤマップ
📌燕岳まとめ|初心者でも楽しめるアルプス登山の魅力

- 燕岳は北アルプスデビューに最適な山
標高2,763mながら、整備された登山道や人気の山小屋「燕山荘」があるため、初心者でも安心して挑戦できます。 - 魅力あふれる景観
白い花崗岩が織りなす稜線、イルカ岩などの奇岩、稜線からの槍ヶ岳や穂高連峰の大パノラマは圧巻。
「北アルプスの女王」と呼ばれるにふさわしい美しさです。 - 登山ルート(合戦尾根)
北アルプス三大急登に数えられますが、休憩ポイントが多く、時間をかければ初心者でも登頂可能。
コースタイムは往復で約9時間。 - 山小屋・燕山荘の魅力
・温かい食事やケーキセット
・満天の星空や雲海から昇るご来光
・槍ヶ岳のモルゲンロート
北アルプス屈指の快適な山小屋で、泊まることで登山の魅力が一層深まります。 - アクセス
🚃 松本駅→穂高駅→定期バスで中房温泉(約60分)
🚗 安曇野ICから車で約1時間15分。駐車場は混雑するため事前確認がおすすめ。 - 初心者向けアドバイス
・ストックを使うと体力を温存しやすい
・松本や穂高駅前に前泊すると安心
・秋は防寒対策を万全に!
✨ 燕岳は「本格的な北アルプスの絶景を、初心者でも安心して味わえる」特別な山。
次の登山計画に、ぜひ取り入れてみてください😉
あなたの「行ってみたい」が「行ってよかった!」になりますように😊
また一緒に山を楽しみましょう〜!👋😊
🍃 関連記事のご案内
夏の燕岳はまた違った魅力があります。濃い緑と白い花崗岩のコントラストが美しい!✨
👉 [夏の燕岳登山記事はこちら]

な、なんじゃこりゃ~!😲
記事を書いていたら見つけました🤣
今日が人生で一番若い日です!
2025年9月下旬に燕岳に一泊二日で登ってきました🗻✨🫡
燕山荘から燕岳への稜線は360度どこを見ても絶景しかありません!
25年のシーズンはもうしばらくで終わりを迎えますが、来年以降の参考にしてもらえると嬉しいです!👋😊