こんにちは、ささみんです!👋😊
冬になると山はぐっと寒くなり、雪山装備が必要になったり、道が凍結したりと、登山初心者さんには少しハードルが高く感じる季節ですよね🥶(朝なかなか布団から出られないのも本音…😂)
でも、実は……
東京からたった1泊(船中泊)で、雪もなく、暖かく、絶景の火山を歩ける場所があるってご存じですか?
それが 伊豆大島・三原山(みはらやま) です✨🌋

伊豆諸島は黒潮の影響で冬でも温暖。
12月〜1月には気温が 10〜15℃ 程度と歩くのにちょうどよく、むしろ 登山者は多いシーズン!
「週末にちょっと非日常を味わいたい」
「都内から手軽に行ける冒険がしたい」
そんな方にこそぴったりの、最高の島旅&ハイキングコースです😊🌋🚶♂️

真夏の大島は暑すぎて地獄です💦
むしろ夏は南の島のビーチへ逃げたい派!🌊⛱😊
🏝️ 伊豆大島と三原山ってこんなところ!初心者でも感動できる非日常の火山ハイク
東京からたった数時間で“別世界”に連れて行ってくれる場所、それが 伊豆大島 です。
竹芝桟橋から夜行フェリーに乗れば、翌朝には海風の気持ちいい大島に到着。
大島の中心にそびえる 三原山(みはらやま) は、誰でも歩きやすいコースが整備された初心者にも優しい火山🌋。周辺は黒砂(スコリア:軽石)が月面のように広がり、山頂の巨大な火口はお鉢めぐりが楽しめます。ここでしか見られないダイナミックな景色が広がり、歩くほどにワクワクが止まりません!😆

冬でも温暖で風が気持ちよく、
朝は温泉+朝食 → 三原山 → 港で海鮮ランチ → 午後の船で帰京
という、欲張りプランが1日で全部叶います。
月面のように黒砂が広がる「砂漠」。実は砂漠は国内には大島にしかありません!(鳥取は砂丘です)
東京砂漠は本当だったんだ!😅
【フラット登山】まるでテキサス 伊豆大島の火山と砂漠を歩く ルート
標準タイム4:13,距離12.1km
YAMAPのモデルコース
今回のモデルコースは、人気の登山書「フラット登山」で紹介されているコースです。ヤマップとコラボしてモデルコースが実現しています。
🚢 竹芝桟橋から夜行フェリーに乗って冒険へ!

伊豆大島へは、東京・竹芝桟橋から夜行フェリーが運航しています。
夜の22〜23時ごろに出航 → 朝6時ごろに大島到着
と、とても効率の良いスケジュール。
・会社帰りそのまま乗船OK
・寝ている間に島へワープ
・朝からしっかり島の時間を楽しめる
という、まさに大人の遠足です⛴✨


詳しい運行状況は東海汽船のHPにて確認してください。大島には港が2カ所あり、どちらに到着するかは海上の様子によって変わります。最新の運行状況を確認出来るように、東海汽船のアプリをダウンロードしておくことをおすすめします。
到着と出発が違う港になる可能性があるので、必ず出発当日の運行状況を確認してください!
♨️ 朝いち温泉&朝食!大島温泉ホテルでゆっくりスタート
港に到着したら、「三原山温泉行き」の臨時バスが待機しています。終点の三原山温泉バス停が最初の目的地の大島温泉ホテルになります。
臨時バスは朝到着のフェリーの運航に合わせています。嬉しいですね!
まずは 大島温泉ホテル の日帰り温泉へ!♨️
ここの露天風呂、とにかく景色が最高……!✨🫡
眼前には三原山がどーんと現れ、真っ黒な溶岩台地が広がる迫力のロケーション。
朝の冷たい空気の中、あったかいお湯に浸かりながら
「今日はあの山の上まで歩くのか〜✨」
とテンションが上がること間違いなしです。
さらに、ここの朝食がとてもおいしい。
体を温めてお腹も満たしてから登山に向かえるので、初心者さんにも安心のスタートです😊
大島温泉ホテルのHPで詳しい案内があります。朝食&日帰り入浴は予約が必要ですので、あらかじめ電話予約しておきましょう!
🌋 黒い砂漠へ!三原山登山&お鉢めぐり
大島温泉ホテルの横が登山口。三原山へ向かって真っすぐに歩きやすい路が続いています。

三原山は標高758mと低く、
歩きやすい南国らしい植物に囲まれた路 → 火山らしい黒い砂地 → 景色がバツグンの軽登山
と、変化に富んだコースが魅力です。
🔥 三原山ってどんな山?
・東京とは思えないスケールの火山地帯
・噴火口(お鉢)をぐるっと一周できる
・視界が開けていて迷いにくい
・標高が低く、冬でも積雪ほぼなし
・黒い溶岩と青空のコントラストが最高


「はじめての火山歩き」にぴったりの山です!🌋🚶
🥾 お鉢めぐりは絶景の連続
火口をぐるっと周遊する お鉢めぐり は迫力満点。
深く落ち込む火口壁、黒い大地、遠くに青い海。



右手から房総半島、三浦半島。大山を始めとした丹沢山系に富士山。さらに伊豆半島が左手にぐるっと続く大展望が広がります✨🫡

もちろん、大島から先の伊豆諸島が海原に浮かんでいる姿も!✨🫡

アップダウンも控えめで歩きやすく、
「これ本当に東京?」という声が聞こえてきそうな絶景が広がります。
三原山神社の近くにゴジラ岩と呼ばれる岩があります。三原山はゴジラの舞台でもあります。ぜひ見つけてみてね!

🌋テキサスコースでさらに黒い砂漠を満喫!
お鉢めぐりを終えたら、そのまま大島温泉ホテルに戻るルートが最も定番的なコースです。
しかし、今回は「テキサスコース・大島公園方面」の案内に従って大島公園を目指してみましょう!💪
テキサスコースは黒い砂漠の荒野をさらに満喫しながら海を目指すルートです🤩

分岐からすぐに「裏砂漠・風の丘」の案内があるのでちょっとだけ寄り道。裏砂漠と呼ばれる風が強くてより植物が繁殖しづらい、黒い砂漠が広がります。

裏砂漠を右手に、美しいススキと黒砂に囲まれたテキサスルートを進みます。

テキサスコースは杭に沿って歩くのが唯一の目印。
(外れると本当に迷子になるので注意💦)

大島公園がテキサスコースのゴール!

ゴールの大島公園は港行きのバス停があります。バスの時間に余裕があるなら、大島公園をちょっと散策してみましょう!公園は無料の動物園になっていて、角が立派なバーバリーシプやヤギなどがのんびり日向ぼっこしています。カワイイ!🐐😊


🐟 港の食堂で島グルメを満喫!
下山後は港へ戻り、島ならではの海鮮ランチを🍣
・ブダイの唐揚げ
・べっこう寿司(唐辛子醤油の島寿司)
・新鮮な刺身定食
などなど、大島は魚がとにかく美味しい!
歩いたあとのご飯は格別です😋

岡田港前の「鮨 陽宝丸」さんで地魚握りを頂きました!🍣😋
べっこう色の2巻がべっこう寿司です。
⛴ 午後のフェリーで東京へ
午後の便でそのまま竹芝へ戻れば、夕方には東京に帰ってこられます。
・早朝温泉
・三原山トレッキング
・火口のお鉢めぐり
・島グルメ
・大海原のフェリー旅
これがすべて 1日で完結 するのが伊豆大島のすごいところ✨
「東京から行ける別世界」として、一度体験するときっとハマりますよ😊
東京湾の夕暮れを眺めながら、竹芝桟橋のアンテナショップで購入した大島牛乳アイスで旅のしめくくり。美味しい!🍨😋

竹芝桟橋内のアンテナショップが「東京愛らんど」💛
伊豆諸島・小笠原諸島の物品がオンラインでも購入出来ますよ!🥰
📝 登山初心者さんへのワンポイントアドバイス
- 冬の大島は風が強い → ウインドブレーカー必須
- 火山なので日陰が少ない → 日焼け止めも忘れずに
- 道は歩きやすい → 普通の登山靴でOK
- スタート・ゴール地点以外では水分が補給出来ません → 水は1〜1.5L持とう
特別な装備は不要なので、初めての遠征登山にもぴったりです。
当日は山頂付近の風が特に強くて写真だけとって素通りでした🌀😖
風対策は必須です!
砂漠と言っても黒砂は風が吹いても舞い上がることはなく、靴の中に砂が入るようなこともありません。スパッツは必要なし。ローカットのハイキングシューズでOKです👍
🍀 まとめ:冬でもあたたかい伊豆大島で、特別な「火山の山歩き」を楽しもう
伊豆大島は、冬でも雪がなく、安心して歩ける貴重な“冬の楽園”。
黒い火山の大地と大きな噴火口、そして青い海。
東京からわずか数時間で行けるとは思えないほどスケールの大きな絶景が広がっています。

・冬でも山に登りたい
・遠くへ行きたいけど泊まりは難しい
・初心者でも非日常の景色を楽しみたい
そんな方に、とってもおすすめの島旅です😊✨
ぜひ次の週末、 “火山の上を歩く特別な1日旅” を楽しんでみてくださいね!
あなたの「行ってみたい」が「行ってよかった!」になりますように😊
また一緒に山を楽しみましょう〜!👋😊
今日が人生で一番若い日です!
2025年12月上旬に伊豆大島へ夜行日帰り登山に行ってきました🌋😊
今回は日帰りでしたが、来年はぜひ一泊したいです。
大島温泉ホテルでも良し、大島公園近くにはキャンプ場もあります⛺🌠
また、元町港ではベスパをレンタル出来るようなので、ベスパで大島一周も楽しそう!🛵🥰


