ニクワックス テックウォッシュ+TX.ダイレクト レビュー|レインウェアを普通の洗剤で洗い続けていた私が、正しいメンテ方法を知って青ざめた話
こんにちは、ささみんです!👋😊
「レインウェアって、洗濯機で洗っていいよね?柔軟剤さえ使わなければ大丈夫でしょ?」
…そう思っていたのは、ついこの間までの私です。
登山靴を普通の洗濯用洗剤で洗っていたのがNGだと知って(その話はこちら→登山靴メンテ記事リンク)、次に気になったのがレインウェア。調べてみたら、同じことをレインウェアでもやっていました😱
結論を先に言います。ニクワックス テックウォッシュ+TX.ダイレクト ウォッシュインで洗ったら、レインウェアの撥水が見違えるように回復しました。
ただし使用量の落とし穴と、洗濯機を壊しかねない注意点もあるので、先に正直に書きます。

この記事を書いたのはこんな人です:
- 55歳・182cm・体重管理中(目標78kg!)
- 膝痛持ちのソロ登山者(忍者歩き実践中)
- モンベルのレインウェア上×3・下×1、ワークマン上下を愛用
- レインウェアを「普通の洗剤・柔軟剤なし」で洗い続けていた前科あり
😱 告白:私がやっていたNGな洗い方
まず先に自首します。
❌ 普通の洗濯用洗剤で洗っていた
「柔軟剤さえ使わなければOK」と思っていました。でもこれが大間違いでした。
洗濯用洗剤に含まれる界面活性剤が、洗濯のたびにゴアテックスの撥水コーティング(DWR)を少しずつ剥がしていたのです。
🔍 なぜ普通の洗剤がNGなのか
ゴアテックスなどの防水透湿ウェアには、表面にDWR(撥水コーティング)が施されています。このコーティングが生きていると、雨粒がコロコロと弾けます。
ところが普通の洗濯洗剤の界面活性剤が洗濯のたびにDWRを溶かして剥がしていきます。
DWRが弱くなると何が起きるか。
生地が水を弾かずに吸い込む(ウェッティングアウト)→ 生地が重くなって体が冷える → ゴアテックスの透湿機能も発揮されなくなる → 「蒸れる・濡れる」の最悪状態に。
高いお金を払って買ったレインウェアが、洗い方ひとつでただの「濡れるジャケット」になっていたわけです。
55歳・汗かきの私にとって、レインウェアが機能しないのは死活問題です。特に立山(標高3,000m・7月18日登頂予定)では命に関わります。
📦 ニクワックス テックウォッシュ+TX.ダイレクト ウォッシュインって何?
防水透湿ウェア(ゴアテックス・eVent・ポーラテックなど)専用の洗浄&撥水回復セットです。
2本の役割:
- テックウォッシュ:ウェア専用クリーナー。汚れや古い洗剤残りを落とし、透湿性を回復させる
- TX.ダイレクト ウォッシュイン:洗濯機に投入するだけで撥水コーティング(DWR)を補充・復活させる
ポイントは「テックウォッシュで洗ってから、TX.ダイレクトで撥水処理する」という2ステップ。汚れが残ったままだと撥水剤が定着しないため、セットで使うのが正解です。
フッ素系化合物(PFAS)を使わない水性処方なので、ゴアテックスの透湿性を損なわず、環境への負荷も少ない点も安心できます。
スペック
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 内容量 | 各300ml |
| 対応素材 | ゴアテックス・eVent・ポーラテック・その他防水透湿素材全般 |
| 洗濯機使用 | ✅(洗濯機に投入するだけ) |
| PFAS フリー | ✅ |
| 乾燥方法 | 自然乾燥でOK(アイロン・乾燥機不要) |
| 用途 | レインウェア・防水ジャケット・防水パンツなど |
⚠️ 買う前に知っておきたい:使用量の注意点
これは商品ページに書いていなかったので、届いてから初めて知りました。
| 製品 | 1本(300ml)で洗える量 |
|---|---|
| テックウォッシュ(クリーナー) | 3〜4着 |
| TX.ダイレクト(撥水材) | 2着 |
私は今回、モンベルのレインウェア上×3・下×1とワークマンのレインウェア上下、合計6着(5アイテム)を1本ずつで洗いました。本来は明らかに不足気味です😅
「追加購入すればよかったのでは?」と思われるかもしれませんが、3,000円前後という価格がネックで、その日のうちにまとめて洗い終えたかったこともあり、そのまま使い切りました。
ただ、ここで気づいたことがあります。
アウトドア専門店にゴアテックス製品をクリーニングに出すと、撥水加工込みで1着あたり4,000〜5,000円します。
5着だと最大25,000円。ニクワックスのセットが3,000円で、多少量が不足気味でもこれだけの撥水回復効果があるなら、コスパは圧倒的にリーズナブルです。 次回は余裕を持って1Lのセットを用意しようと思います。
洗う量が多い方には1Lのセットがあります。次回はこちらを購入すると思います。
⚠️ 洗濯機を壊さないための必須ルール

これを知らずに洗うと、洗濯機が故障する恐れがあります。
レインウェアは「防水素材」です。つまり水を通さない=大きな水袋が洗濯機の中でグルングルンと回るのと同じ状態になります。洗濯機への負荷は通常の衣類の比ではありません。
必ず守ること:
✅ ファスナーはすべて閉じる(ポケット・フロント・袖口・ベンチレーションなど全部) ✅ ランドリーネットに入れる(洗濯機内での暴れを抑える)
✅ 洗濯機の容量に余裕を持たせる(詰め込みすぎない)
❌ ファスナーを開けたまま洗う ❌ ネットなしでそのまま洗濯機に入れる
このことを守らないと、最悪、洗濯機の故障につながります。レインウェアを洗う前に必ず確認してください。
✅ 実際に使ってみた:良かった点
① 洗濯機に入れるだけで完結する手軽さ
テックウォッシュもTX.ダイレクトも洗濯機に投入するだけです。
手順はこれだけ:
- すべてのファスナーを閉じ、大きなネットに入れる
- 洗濯機にテックウォッシュを規定量入れて通常コースで洗う
- よくすすぐ(洗剤残りを完全に落とす)
- 洗濯機にTX.ダイレクト ウォッシュインを規定量入れて通常コースで洗う
- すすぎは2回
- 日陰で自然乾燥(アイロンや乾燥機は不要)
自然乾燥でOKなので、乾燥機がなくても問題ありません。
② 撥水が明らかに復活した
洗浄後にレインウェアに水をかけてみたところ、水がコロコロと弾けるようになりました。使用前は水がじわっと生地に染み込む感じでしたが、処理後は見た目でわかるレベルで撥水が回復しました。

③ 専門店クリーニングと比べたらコスパが圧倒的
繰り返しになりますが、専門店クリーニングは1着4,000〜5,000円。ニクワックスのセットが3,000円で複数着をまとめてケアできると考えると、自分でメンテナンスする価値は十分あります。
😅 正直に言う:気になった点
△ 300mlは思ったより少ない
Amazonの商品ページには使用量の目安が書いていません。届いてから説明書を見て「あ、足りなかったかも」と気づきました。複数着をまとめて洗う場合は1Lサイズを最初から検討することをおすすめします。
△ 価格が気軽に追加購入しにくい
1セット3,000円前後は、ホームセンターの防水スプレーと比べると高く感じます。ただし、前述の通り専門店クリーニングとの比較では圧倒的にお得です。
🎯 こんな人におすすめ・おすすめしない人
おすすめな人:
- 普通の洗濯洗剤でレインウェアを洗っていた人(私です😅)
- 雨の日にレインウェアが蒸れる・濡れると感じている人
- 梅雨・夏山シーズン前にウェアのコンディションを整えたい人
- ゴアテックスなど高価なウェアを長く使いたい人
- 専門店クリーニング代を節約したい人
おすすめしない人:
- 買ったばかりでまだ数回しか使っていないウェア(撥水はまだ生きているはず)
- フリースやダウンなど、防水透湿素材でないウェア(専用ケア剤が別にある)
📝 これからの正しいレインウェアメンテナンス
今回の反省を踏まえ、今後はこのルーティンで管理します。
| タイミング | やること |
|---|---|
| シーズン前(年1〜2回) | テックウォッシュで洗浄 → TX.ダイレクトで撥水処理 → 自然乾燥 |
| 登山後・汚れが気になるとき | テックウォッシュのみで洗浄 |
| 登山前のひと手間 | フッ素系防水スプレー(アメダスなど)を外側にひと吹き |
| 絶対にやらないこと | 普通の洗濯洗剤 ❌ 柔軟剤 ❌ |
🏔️ まとめ:総合評価
| 項目 | 評価 |
|---|---|
| 撥水回復効果 | ★★★★★ |
| 使いやすさ(洗濯機投入のみ) | ★★★★★ |
| コスパ(専門店比) | ★★★★★ |
| 使用量のわかりやすさ | ★★☆☆☆ |
| 総合 | ★★★★☆ |
「柔軟剤さえ使わなければ大丈夫」は完全な思い込みでした。普通の洗濯洗剤も、ゴアテックスの撥水コーティングには十分ダメージを与えます。
梅雨シーズン・夏山シーズン前のこのタイミングで正しいメンテ方法に切り替えられて、本当によかったです。高いレインウェアを持っているなら、ケア剤への投資は必須です。同じ失敗をしている方の参考になれば嬉しいです😊




