【谷川岳 紅葉】天神尾根コースの見頃と混雑を実走レポート|50代膝痛持ちの日帰り登山
こんにちは、ささみんです!👋😊
紅葉の谷川岳、行ってみたいけど「渋滞するらしい」「日帰りだと時間が厳しいらしい」と聞いて迷っていませんか。
結論から言うと、渋滞します。でも水上駅8時30分の始発バスに乗れば、写真を撮りながらのんびり歩いても最終バスに間に合います。
私が歩いたのは2023年10月14日。快晴、無風。下界より薄着でいられたくらいの陽気でした。ただ、下山では右膝が痛くなりました。当時の私は、下山のたびに必ず痛くなっていたんです。
そのあたりも含めて、実際に歩いた記録として残しておきます。


この記事を書いたのはこんな人です:
- 50代・182cm・右膝痛持ちのソロ登山者
- 谷川岳・天神尾根コースを2023年10月に実走(天神平→トマの耳→オキの耳→富士浅間神社奥宮 往復)
- 2026年7月に立山・雄山(3,003m)登頂、翌週に涸沢往復30kmを踏破
🗺️ コース概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 山名 | 谷川岳(たにがわだけ) |
| 標高 | トマの耳 1,963m/オキの耳 1,977m |
| ルート | 天神平 → 熊穴沢避難小屋 → 天狗の留まり場 → 肩ノ小屋 → トマの耳 → オキの耳 → 富士浅間神社奥宮(往復) |
| 距離 | 約6.5km |
| コースタイム | 標準約5時間(休憩別)/筆者実績 約6時間30分 |
| 難易度 | ★★★☆☆(岩場・鎖場あり。初級者向けと紹介されるが装備は本格的に) |
| 登山日 | 2023年10月14日 |
📱 YAMAPの活動記録: 谷川岳の猫ちゃんステッカーを購入!
⚠️ 出発前に必ず確認:4つの重要事項
① ロープウェイの名前が変わりました 2024年に「谷川岳ヨッホ by 星野リゾート」へ改称されています。公式サイトも tanigawadake-joch.com に変わり、水上駅からのバスも「谷川岳ヨッホ行き」表記です。バス停で「谷川岳ロープウェイ行き」を探しても見つかりません。
② 帰りの時間に余裕がありません ロープウェイの下り最終が17時、ふもとの谷川岳ベースプラザ発の最終バスが17時5分。ロープウェイの最終だとバスに乗り遅れるので、余裕をもって行動してください。
③ 天気が急変します 谷川岳は日本海側と太平洋側を分ける分水嶺。晴れていても稜線で風に吹かれると一気に体が冷えます。
④ 熊穴沢避難小屋から先は岩場です 「初級者向け」と紹介されるコースですが、両手をついて登る場面が何度もあります。
🍁 紅葉の見頃はいつ?標高別に整理しました
谷川岳の紅葉は、山の上から下へ降りてきます。
| 場所 | 標高 | 見頃の目安 |
|---|---|---|
| 山頂(トマの耳・オキの耳) | 約1,970m | 10月上旬 |
| 天神尾根・天神平 | 1,319m〜 | 10月中旬〜下旬 |
| 一ノ倉沢周辺 | 約900m | 10月下旬 |
| 麓・ベースプラザ周辺 | 約750m | 10月下旬〜11月上旬 |
まず山頂付近のナナカマドが赤くなり、日を追うごとに色が降りてきます。ミネカエデ、ハウチワカエデ、ブナと樹種が多いので、色の混ざり方に幅があるのが谷川岳の紅葉の特徴です。
タイミングが合うと三段紅葉が見られます。山頂付近の雪、中腹の紅葉、麓の緑。白・赤・緑が同時に視界に入る光景で、これが見られるのは10月下旬から11月上旬の、雪が降った直後の晴れた日です。
私が登った10月14日は、天神尾根の広葉樹がちょうど色づいていました。山頂部はすでに終わりかけ。狙いどおりの時期だったと思います。


🚌 アクセス|水上駅8時25分の始発バスがすべてを決めます
電車・新幹線でのアクセス
- 上越新幹線「上毛高原駅」下車 → 谷川岳ヨッホ行きバス(約50分)
- 上越線「水上駅」下車 → 谷川岳ヨッホ行きバス(約25分)
- 上越線「土合駅」下車 → 徒歩約20分
水上駅から谷川岳ヨッホ行きのバスは8時25分が始発です。
次発が9時です。ここを外すと、日帰りの計画がほぼ成立しません。出来るだけ8時25分前に水上駅に着けるよう、自宅の出発時刻を逆算してください。

車でのアクセス
関越自動車道「水上」IC → 国道291号を谷川岳方面へ14km(約25分)
ロープウェイ(谷川岳ヨッホ)の料金・営業時間
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ロープウェイ往復 | 大人3,000円/小人1,500円 |
| ロープウェイ片道 | 大人1,800円/小人900円 |
| ロープウェイ+リフトセット券(往復) | 大人3,600円/小学生2,000円 |
| 営業時間(4〜11月) | 平日8:00〜17:00/土日祝7:00〜17:00 |
| 営業時間(12〜3月) | 全日8:30〜16:30 |
| 休業 | 4月と11月に年2回のメンテナンス休業。5〜10月は無休 |
※料金・時間は変更されることがあります。おでかけ前に谷川岳ヨッホ公式サイトでご確認ください。
紅葉シーズンの10月は無休で営業しているので、休業日を気にせず計画を立てられます。
⏰ 紅葉シーズンの時間の読み方|私の実測タイムライン
紅葉期の谷川岳でいちばん気になるのは、渋滞でどれだけ時間が押すかだと思います。
私の記録を置いておきます。
| 時刻 | 場所 |
|---|---|
| 8:25 | 水上駅発(始発バス) |
| 9:00前 | 谷川岳ベースプラザ着 |
| 9:30前後 | 天神平から登山開始 |
| 10:10頃 | 熊穴沢避難小屋(約40分) |
| 11:00頃 | 天狗の留まり場(さらに約50分) |
| 12:15頃 | 肩ノ小屋 |
| 12:30頃 | オキの耳 |
| 14:00頃 | 肩ノ小屋から下山開始 |
| 17:05 | ベースプラザ発 最終バス |
天神平からオキの耳の往復は標準5時間。休憩を入れて6時間と見ると、戻りは16時過ぎです。ロープウェイ下り最終17時、バス最終17時5分。余裕があるとは言えません。
渋滞は主に岩場で起きます。狭い場所で一列になるので、前の人が慎重に降りると全員が止まる。ただ、止まっている間は景色を見ていればいいので、私はそこまで苦になりませんでした。

焦らないこと。これに尽きます。渋滞で止まるたびに「絶景をタダで長く見られてる」と思うようにしていました。😊
⛰️ 山行レポート
天神平 → 熊穴沢避難小屋
ロープウェイを降りた瞬間から、もう絶景です。正面に猫の耳のような双耳峰。あれに登るのかと思うと、気持ちが上がります。
序盤は木道が続きます。この木道、濡れているとよく滑ります。紅葉の朝は露で濡れていることが多いので注意してください。
40分ほどで熊穴沢避難小屋。ここまでは歩きやすい道です。



熊穴沢避難小屋 → 天狗の留まり場
ここから性格が変わります。滑りやすい岩場と鎖場が続き、両手をついて登る場面が何度も出てきます。
グローブは持っていってください。岩を掴む場面が多いので、素手だと手が痛くなりますし、冷えます。
ストックについては、この区間では一度しまいました。両手を使う場所ではポールが完全に邪魔になります。登りの岩場はしまう、下りの樹林帯で出す。この使い分けが谷川岳では正解だと思っています。


大きな岩の休憩ポイント、天狗の留まり場に到着。赤城山方面がよく見えます。
この先から植生が変わって、背の低い笹が中心の道になります。視界が一気に広がる。気持ちのいい区間です。



ただし、ここから風が当たります。
秋の谷川岳は晴れていれば薄着でいられます。私も下界より薄着だったくらいです。でも稜線に出た瞬間、汗で濡れた体が風で冷える。風を防ぐシェルは、天気が良くても必ずザックに入れておいてください。
秋の2,000m級で低体温症の事故は毎年起きています。夏装備のまま来る人が本当に多いんです。
天狗の留まり場 → 肩ノ小屋 → トマの耳
天狗の留まり場を過ぎると急登が続きます。白い階段が見えたら肩ノ小屋までもう少し。

肩ノ小屋では飲み物、軽食、登山バッジが買えます。正面にオジカ沢ノ頭から万太郎山へ続く稜線が広がっていて、ここで一服する時間が個人的にはいちばん好きでした。


小屋からトマの耳まではすぐです。360度、遮るものがありません。




トマの耳 → オキの耳 → 富士浅間神社 奥宮
トマの耳からオキの耳までは15分ほどの尾根道。ここが谷川岳のハイライトだと思います。








幅の狭い尾根なので、ガスで視界が効かないときは無理をしないでください。秋は登山者が増える分だけ事故も増えます。戻る勇気も必要です。
オキの耳の少し先に白い鳥居が見えます。富士浅間神社の奥宮です。
耳の周辺は写真撮影とランチで混み合うので、静かに休みたい方は奥宮まで足を延ばすのがおすすめ。ここまで来る人は一気に減ります。


こういう山頂の神社に出会えるのは嬉しいところです。
🦵 膝の状態レポート
正直に書くと、この日は下山で右膝が痛くなりました。
| タイミング | 状態 |
|---|---|
| 天神平→熊穴沢避難小屋 | 問題なし |
| 岩場の登り | 問題なし。腕を使うので脚は楽 |
| トマの耳〜オキの耳 | 問題なし |
| 下山(岩場) | 右膝の外側に痛み。段差で体重を落とすたびに響く |
| 下山(木道) | 痛みが続く。かばって歩いた |
| 翌日 | 階段の下りで違和感が残った |
当時の私は、下山のたびに必ず右膝が痛くなっていました。谷川岳が特別だったわけではありません。どの山でも同じでした。
原因は今ならわかります。段差でドスンドスンと膝から下に体重を落とす歩き方をしていました。
その後、忍者歩き(腰を落として足裏全体でフラットに着地する)とダブルストックを組み合わせるようになって、下山の膝の状態は変わりました。2026年7月の立山では、砂礫の下りを含む9.45kmを痛みなく歩けています。翌週の涸沢往復30kmも同じでした。
だから今、同じコースを歩いたらどうなるのか。たぶん大丈夫だと思っています。これは確かめに行かないといけません。
同じように「下りで必ず膝が痛くなる」という方へ。歩き方を変えるだけで変わることがあります。私がそうでした。
🎒 秋の谷川岳で持っていくもの
風を防ぐシェル、またはレインウェア 稜線で必ず使います。晴れ予報でも置いていかないでください。
フリースなどの中間着 休憩中に冷えます。薄手のもので十分です。
グローブ 熊穴沢避難小屋から先の岩場で必要になります。
ヘッドライト 日没が早い季節です。ロープウェイの運行停止で下山が遅れる可能性も考えると、入れておいて損はありません。
🐱 おまけ:猫ちゃんステッカーを買いに行く
二つの耳がかわいい猫ちゃんステッカーは、谷川岳インフォメーションセンターで販売されています。ロープウェイ駅から300mほど離れた駐車場にあり、営業は9時から。
バス利用だとスケジュールが厳しいのですが、9時前にベースプラザに着くので、ロープウェイに乗る前にセンターへ寄ってから戻るという順番にすれば買えます。私はそうしました。


記事を書いている最中に猫ちゃんバッジも売っていたと知りました。次に行くときこそ買います。😅
❓ よくある質問
Q. 谷川岳の紅葉、いつ行けばいい? A. 天神尾根の紅葉を狙うなら10月中旬から下旬です。山頂部は10月上旬に色づき、そこから下へ降りてきます。9月下旬の時点で山頂が色づいていなければ、全体が1週間ほど後ろにずれると考えて計画を組み直してください。
Q. 初心者でも登れる? A. 天神尾根コースは初級者向けと紹介されますが、岩場と鎖場があります。登山靴とレインウェアは必須です。
Q. 日帰りで間に合う? A. 水上駅8時30分の始発バスに乗れば間に合います。それ以降のバスだと、渋滞を考慮したときに最終バスへの余裕がなくなります。
Q. 渋滞はどのくらい? A. 岩場で一列待ちになります。私の場合、標準5時間のコースが休憩込みで6時間30分でした。1時間から1時間30分の上乗せを見ておけば安心です。
Q. 膝が痛くても登れる? A. 登りより下りが問題になります。私は当時、下山で右膝が痛くなりました。ダブルストックを持っていき、下りの樹林帯では必ず使ってください。段差では膝から落とさず、腰を低くしてゆっくり降りると違います。
Q. トマの耳とオキの耳、片方だけでもいい? A. 間は15分です。せっかくなので両方行ってください。ただしガスで視界が悪いときは無理をしないでください。
🏔️ まとめ
- 紅葉の見頃は山頂10月上旬、天神尾根10月中旬〜下旬。上から下へ降りてくる
- ロープウェイは「谷川岳ヨッホ by 星野リゾート」に改称。往復大人3,000円
- 水上駅8時25分の始発バスに乗れば、渋滞込みでも最終バス17時5分に間に合う
- 熊穴沢避難小屋から先は岩場。グローブ推奨、ストックは登りでしまう
- 晴れていても稜線は冷える。風を防ぐシェルは必携
- 当時の私は下山で右膝が痛くなった。歩き方を変えた今なら、たぶん大丈夫
首都圏から日帰りでこれだけの景色に会える山は、そう多くありません。2,000m級としては手が届きやすく、でも山の厳しさもちゃんと持っている。谷川岳はそういう山だと思います。
立山と涸沢を歩けた今、あの下りをもう一度確かめに行きたくなっています。次の秋、また猫の耳に会いに行きます。今度はバッジも買って。
今日が、人生で一番若い日!
📱 ささみんのYAMAP: https://yamap.com/users/2050995
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