【尾瀬 草紅葉 至仏山】尾瀬小屋1泊2日レポート|10月の見頃・コースタイム・蛇紋岩の注意点を55歳が実走
こんにちは、ささみんです!😊
「秋の尾瀬ヶ原って、どんな感じ?草紅葉って本当に綺麗なの?」
2024年10月5〜6日、草紅葉の尾瀬ヶ原を尾瀬小屋に1泊しながら歩き、2日目は至仏山に登ってきました。
1日目は小雨で至仏山も燧ヶ岳もまったく見えず、「ガスの尾瀬ヶ原」という幻想的な(雨で残念な)展開からスタート。2日目の至仏山では蛇紋岩で2回滑り、バスの時間に間に合わないかとヒヤヒヤしながら山頂を目指しました。
そういうリアルな体験まで含めて全部書きます。

この記事を書いたのはこんな人です:
- 55歳・182cm・83kg・膝痛持ちのソロ登山者
- 尾瀬ヶ原・尾瀬小屋1泊→至仏山登頂を実走済み(2024年10月5〜6日)
- 夏の尾瀬テント泊(見晴キャンプ場)に続いて2回目の尾瀬
🍂 草紅葉の見頃:10月上旬が狙い目

尾瀬ヶ原の草紅葉は、湿原の草が一面に黄金色・赤茶色に染まる秋だけの絶景です。
| 標高帯 | 見頃の目安 |
|---|---|
| 尾瀬ヶ原(約1,400m) | 10月上旬〜中旬 |
| 至仏山山頂付近(2,228m) | 9月中旬〜下旬 |
| 鳩待峠付近(約1,600m) | 10月上旬〜中旬 |
2024年10月5日時点: 尾瀬ヶ原は草紅葉がほぼ見頃。ただし1日目は小雨・ガスで視界が悪く、草紅葉のオレンジ・赤が白いガスの中に浮かぶ「幻想的な」景色でした(晴れていれば最高だったはず…)。
翌日は曇りながらも視界が開け、草紅葉の全景を楽しめました。
🍂 草紅葉のベストタイミングは年によって変わります。尾瀬保護財団の公式サイトで最新情報を確認してから訪問しましょう。 → 尾瀬保護財団
🗺️ コース概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ルート | 鳩待峠→山の鼻→見晴(1泊)→山の鼻→至仏山(登り専用・一方通行)→鳩待峠 |
| 総距離 | 約23km(2日間合計) |
| 難易度 | ★★★☆☆(至仏山の蛇紋岩・急登あり) |
| 1日目コースタイム | 鳩待峠→見晴:約4時間(休憩込み) |
| 2日目コースタイム | 見晴→山の鼻→至仏山→鳩待峠:標準4時間40分・7.3km・標高差800m |
| 宿泊 | 尾瀬小屋(見晴地区) |
| 登山日 | 2024年10月5〜6日 |
⚠️ 超重要:山の鼻→至仏山は登り専用の一方通行です。 植生保護と蛇紋岩の危険性から、登り始めたら基本的に引き返せません。体力・時間に余裕があるときだけ挑戦してください。
📱 YAMAPのモデルコース(至仏山 山の鼻経由): 山の鼻から至仏山
🚌 アクセス:鳩待峠への行き方
公共交通機関の場合
- 新宿バスターミナルから高速バス「尾瀬号」で戸倉まで約4時間半 → 東武トップツアーズ 尾瀬号
- JR沼田駅 → 関越交通バス → 戸倉(約2時間)→ 鳩待峠行きシャトルバス(1,000円)に乗り換え
マイカーの場合
戸倉駐車場(約530台・1日1,000円)に駐車してシャトルバスに乗り換えます。5月中旬〜10月上旬の特定日はマイカー規制があります。
⛰️ 山行レポート(1日目):鳩待峠から見晴・尾瀬小屋へ
鳩待峠→山の鼻→見晴地区(約4時間)
鳩待峠から山の鼻へは木陰の木道を下ります。山の鼻地区を過ぎると尾瀬ヶ原が広がるはずでしたが——
真っ白です。ガスです。至仏山も燧ヶ岳もどこにもいません。😭
「明日の予報は曇り。翌日に期待して進みましょう」と気持ちを切り替えて、白く霞む尾瀬ヶ原を黙々と歩きます。ガスの中に浮かぶ草紅葉はそれはそれで幻想的ではあるのですが……晴れていれば間違いなく絶景でした。
こうなったら山小屋のビールを目標にどんどん歩くのみです!🍺

…天気が良ければ、視界が開けます💦😭
至仏山がそびえているはずですが、上の写真の通り一日目はあいにくの天気で何も見えませんでした😂
明日の予報は曇り。翌日に期待して進みましょう。

雨の日にゴアテックスのハットが大活躍でした。 フードより視界を確保でき、つばがあるので顔も濡れません。山の雨具として非常におすすめです。
見晴地区・尾瀬小屋:テラスでワインを
見晴地区に到着。複数の山小屋が並ぶ中で今回宿泊したのは尾瀬小屋です。
尾瀬小屋は見晴地区の中でも特にオシャレな山小屋で、尾瀬ヶ原を見渡すテラスがあり、山小屋とは思えないメニューが揃っています。ワインを傾けながら尾瀬の夕暮れを眺める——雨だったけど、これは最高の時間でした。
食事だけの利用もできる(要確認)ので、宿泊せずに立ち寄るだけでもおすすめです。

景色は明日に期待して見晴地区の尾瀬小屋にチェックイン。名物のローストビーフ丼とビール🍺で乾杯です!ワインも!🍷



尾瀬は豊富な水量を誇ることもあり、尾瀬小屋はお風呂に入れるのが嬉しいところ。キャンプ場利用者でも利用できるように日帰り入浴も可能です♨
綺麗な和室に広いトイレ、お食事のメニューも豊富でおすすめの山小屋です。

📅 山小屋の営業は例年10月中旬まで。 小屋によって前後するので必ず事前確認を。 → 尾瀬保護財団 各施設の利用期間
見晴地区には他にも数件の山小屋やキャンプ場が隣接されています。夜景も美しいですね✨
もちろん、天気が良ければ満点の星空が期待できますよ!🌟🌠



⛰️ 山行レポート(2日目):尾瀬小屋→山の鼻→至仏山→鳩待峠
尾瀬小屋から山の鼻へ:2日目の朝の尾瀬ヶ原
翌朝は曇りながらもガスが晴れ、視界が開けました。
草紅葉の全景がようやく見えました。 一面のオレンジ・赤茶・黄色が湿原を染め、燧ヶ岳がくっきりと見えます。昨日雨の中歩いた尾瀬ヶ原が、こんなに美しかったのかと改めて感動しました。
見晴から山の鼻へ戻りながら、草紅葉の尾瀬ヶ原を存分に楽しみました。






どんどん雲がなくなって正面の至仏山、振り返れば燧ケ岳まで綺麗に見渡せます!天気予報が良いほうに外れた!俺持ってる!!
猛暑で遅れているとはいえ、草紅葉は進行していて一足先に秋を満喫です。下界はやっと真夏日が少なくなってきたくらいですからね。

山の鼻→至仏山:一方通行の急登に挑む

山の鼻から至仏山への登山道は一方通行(登り専用)です。これは2つの理由からです。
ひとつは植生保護のため。至仏山は固有の高山植物が多く、登山者の多い下山時に踏み荒らされるのを防ぐために一方通行になっています。もうひとつは蛇紋岩の危険性です。
蛇紋岩とは: 茶褐色の岩で、蛇のような模様が名前の由来。風化しやすく、濡れると石鹸のように滑ります。
木道で2回滑りました😰 救急車を呼ばれた方もいらっしゃいました。ケガ人の多い登山道です

タイムリミットとの戦い
山の鼻→至仏山→鳩待峠の標準コースタイムは4時間40分。鳩待峠のバスの時間から逆算すると、余裕はほとんどありませんでした。
そして一方通行なので、登り始めたら引き返せません。
体力不足でペースが上がらず、「バスの時間に間に合わないかも……」とヒヤヒヤしながら登りました。何とか間に合いましたが、これは本当にギリギリでした😭
⚠️ 早めの出発が絶対条件です。 バスの時刻から逆算して余裕を持ったスケジュールを組んでください。「標準タイムより遅い」という自覚がある方は特に注意。
至仏山山頂(2,228m)
何とか山頂に到達!標高2,228mの至仏山山頂からは、尾瀬ヶ原を眼下に見下ろす大展望が広がります。
眼下の尾瀬ヶ原を彩る草紅葉、正面にそびえる燧ヶ岳——2日間歩いてきた湿原を上から見るこの景色は格別です。

至仏山→鳩待峠
山頂から小至仏山を経由して鳩待峠へ下ります。



🦵 膝の状態レポート
距離・標高差ともに2日間でかなりの消耗でした。特に至仏山の下りは足元を取られるため、通常より膝への集中ダメージが大きかったです。
鳩待峠に着いたころには膝がバッキバキでした⚡😇
🎒 今回の装備で活躍したもの
ゴアテックスハット: 1日目の小雨で大活躍。フードより視界が広く、雨での不快感がありません。
ミレー 40Lザック: 山小屋泊でちょうどいいサイズ。テント泊と違って必要なものが絞れるので40Lで余裕がありました。

レインウェア: 1日目の小雨対応として必須。秋の尾瀬は天気が変わりやすいので必ず持参してください。
❓ よくある質問(秋の尾瀬・至仏山編)
Q. 草紅葉の見頃はいつ?
A. 尾瀬ヶ原(標高約1,400m)では例年10月上旬〜中旬が見頃です。年によって前後するので尾瀬保護財団の公式情報を確認してください。
Q. 至仏山は日帰りでも登れる?
A. 鳩待峠から直登往復するルートなら日帰り可能です(往復約5時間・標高差約800m)。ただし山の鼻経由の周回ルートは1泊推奨です。体力と時間に余裕がない方には直登往復コースを強くおすすめします。
Q. 山の鼻から至仏山への一方通行とは?
A. 山の鼻→至仏山(山頂)→子至仏山→鳩待峠というルートのみが許可されています。逆方向(下り)は禁止です。登り始めたら引き返すことができないため、体力・時間の余裕があるときにのみ挑戦してください。
Q. 尾瀬小屋の食事はどんなもの?予約は必要?
A. 尾瀬小屋はワインや凝った山小屋メニューが楽しめるオシャレな山小屋です。宿泊は予約が必要です。食事休憩だけの利用は要確認。山小屋の営業期間は例年10月中旬まで。
Q. 至仏山の蛇紋岩はどのくらい滑りやすい?
A. 乾いた状態でも滑りやすく、濡れると石鹸のように滑ります。2024年10月の訪問時、2回滑りました。救急車が呼ばれた目撃情報もあります。ソールのグリップが効いた登山靴・慎重な歩行が必須です。
🏔️ まとめ
秋の尾瀬ヶ原・至仏山登山は、尾瀬の中で最もドラマチックな2日間を提供してくれるコースです。
- 草紅葉の見頃は10月上旬〜中旬
- 1日目は小雨でも尾瀬小屋のワインで最高の夜に
- 2日目は草紅葉の全景と至仏山山頂からの絶景
- 蛇紋岩は本当に滑るので足元注意(私は2回滑りました)
- 山の鼻→至仏山は一方通行・引き返し不可・早めの出発が必須
「尾瀬は日帰りハイキングで十分かな」と思っていましたが、山小屋に1泊して至仏山に登ることで、尾瀬の別の顔を見ることができました。体力的には標準より時間がかかる私でもギリギリ完走できたので、しっかり計画を立てれば挑戦できます。
今日が人生で一番若い日! 草紅葉の尾瀬へ行ってみませんか?🍂😊
📱 ささみんのYAMAP: https://yamap.com/users/2050995




