【山の日】8月11日になった理由と、山からもらったもの
こんにちは、ささみんです!👋😊
今日8月11日は「山の日」です。山を歩くのが好きな身としては、自分の趣味に祝日があるというのは、なんだかありがたい話です。ただこの祝日、意外と新しくて、そしてなぜ8月11日なのかには少し重い理由がありました。調べてみたので書き留めておきます。

「山の日」は2016年に始まった
山の日は2014年に制定され、2016年1月1日施行の改正祝日法で始まった祝日です。つまり、まだ10年ほどしか経っていません。海の日のほうが先輩なんですね。
祝日法に書かれた趣旨は、「山に親しむ機会を得て、山の恩恵に感謝する」こと。登れという話ではなく、親しんで、感謝する日。よくできた言い方だと思います。眺めるだけでも、その恩恵を思うだけでも、趣旨には合っているわけです。
なぜ8月11日なのか
もともとは、8月に祝日がなかったこと、お盆休みに近くレジャーと結びつけやすいことが理由に挙げられていました。当初は8月12日という案もあったそうです。
ですが、8月12日は日本航空123便の墜落事故が起きた日でした。墜落した場所が群馬県の御巣鷹の尾根であったことから日付の見直しが検討され、最終的に8月11日に決まったとされています。
山を楽しむための祝日が、山で起きた出来事への配慮の上に成り立っている。この経緯を知って、「山の恩恵に感謝する」という一文の重みが、少し違って見えました。山は与えてくれるだけの場所ではない、ということでもあるのだと思います。
ちなみに「八」という字が山の形に見える、「11」が木の立ち並ぶ姿に見えるという話もありますが、これは諸説あるようです。覚えやすくて、私は好きな説明です。
山からもらったもの
感謝する日ということなので、自分が山から何をもらったか、少し数えてみます。
まず体です。膝痛持ちの55歳ですが、山に通うようになってから、明らかに動ける体になりました。体重管理も、山があるから続いています。ジム通いは何度も挫折したのに、山なら行けるんですよね。景色というご褒美があるからでしょうか。
それとひとりの時間。人付き合いが得意ではなく、会社以外で人に会うと消耗するタイプなので、山でひとり歩く時間が、私にとっての充電になっています。挨拶だけで完結する人間関係というのも、ちょうどいい距離です。
そして広がり。電車で山へ行くようになって鉄道が楽しくなり、山の写真を撮るためにカメラを考えるようになり、バイクで登山口へ向かうという遊びも増えました。ひとつの趣味が、こんなに枝を伸ばすとは思っていませんでした。この夏は、立山の雄山にも登れました。3,003mです。55歳でこれができるのは、山に通い続けた分の利息だと思っています。
で、今日はどうするか
正直に言うと、私は今日は山に行かないかもしれません。祝日の山は混みます。人混みが苦手なので、混む日をわざわざ選ぶ理由がないんですよね。山の日に山へ行かない登山者、というのも変な話ですが。
でも祝日法の趣旨は「山に親しむ機会を得て、山の恩恵に感謝する」です。地図を眺めて次に行く山を考えるのも、洗った靴を干すのも、じゅうぶん山に親しんでいることになるはずです。今日はそういう過ごし方をします。
まとめ
- 山の日は2014年制定・2016年施行。まだ10年ほどの新しい祝日
- 趣旨は「山に親しむ機会を得て、山の恩恵に感謝する」
- 当初案の8月12日は日航123便事故の日であり、8月11日になった経緯がある
- 登らなくてもいい。親しんで感謝する日
山に行く方は、混雑と暑さに気をつけて。行かない方も、よい山の日を。今後も役立つ登山情報をお届けします!
ささみんの山行記録はこちら → YAMAP












