【秋の山ごはん】保温ボトルで十分。バーナーは屋外で
こんにちは、ささみんです!👋😊
ひと月前は「溶けないもの」「傷まないもの」を基準に行動食を選んでいました。それがもう、季節が変わります。秋の山では温かいものが、ごちそうになる。あの一杯のために歩いているようなところがあります。今日は秋の山ごはんと、火を使うときの注意点を。

秋の休憩は、思ったより冷える
歩いている間は体が発熱しているので、意外と寒さを感じません。問題は止まった瞬間です。汗をかいた体で座り込むと、一気に冷えます。
標高100mにつき気温は約0.6度下がり、風速1mごとに体感温度は約1度下がるとされています。稜線で休憩すれば、下界とはまるで別の環境。そこで冷たいおにぎりを食べるのと、湯気の立つものを口にするのとでは、そのあとの体の動きが違ってきます。
温かいものは、体温を戻すだけでなく、気持ちも戻してくれる。これは秋以降の山を歩く人なら、わかっていただけると思います。
いちばん手軽なのは、保温ボトル
「温かいもの=バーナーが必要」と思われがちですが、そんなことはありません。家で沸かしたお湯を保温ボトルに入れていく。これで十分です。
- カップ麺にも使える:保温ボトルのお湯でカップ麺を作るだけで手軽にランチタイムです。一番ラクチン!🥤😋
- 火を使わないので気楽:風を気にせず、どこでも、すぐ飲めます
- 失敗がない:ガス切れも、着火しないトラブルもありません
難点は重さくらいです。それでも、寒い日の稜線で保温ボトルからカップに注ぐ数十秒は、荷物の重さに見合うと思っています。日帰りなら、私はこれで済ませることが多いです。
バーナーで沸かす楽しみもある
とはいえ、その場で湯を沸かす時間には、別の良さがあります。フリーズドライのスープ、山頂で淹れるコーヒー、寒い朝の味噌汁。時間がかかるぶん、その場に留まる理由になるんですよね。
ちなみに秋になると、夏さんざん悩まされたチョコレートが溶けなくなります。これはこれで嬉しい季節の変化です。行動食の選択肢が一気に広がります。
火を使うなら、ここだけは守りたい
ここからは大事な話です。寒くなるほど「テントの中で使えたら楽なのに」と思いますが、ガスバーナーは屋外専用です。
閉め切った空間で不完全燃焼が起きると一酸化炭素が発生します。恐ろしいのは、においがないので気づけないこと。初期症状はかすかな頭痛程度とされていて、眠気と区別がつきません。テント泊で朝になっても起きてこなかった、という事故は実際に起きています。
私は「面倒でも外で沸かす」と決めています。前室であっても、閉じた空間には変わりません。風が強くて外で使いづらい日ほど、中で済ませたくなる。そこが危ないのだと思います。
- 屋外で使う:風よけを使ってでも、外で
- 山小屋・テント場のルールに従う:火気の使用場所が決められていることがあります
- 足元を確認する:秋は落ち葉が積もります。乾いた枯れ葉や草の上で火を使わない
- ガスの残量を確認する:気温が下がるとガスの出が悪くなることもあります。予備の判断は早めに
ささみんのひとこと
ひとりで山に登って、ひとりで湯を沸かして、ひとりで飲む。字面だけ見るとさみしそうですが、実際はまったく逆です。誰にも気を使わず、好きなタイミングで、好きなだけ座っていられる。あの時間のために山に来ているようなものです。
今年の秋は何を持っていこうか、もう考えています。とりあえずは、保温ボトルに熱いほうじ茶から始めます。
まとめ
- 秋は止まった瞬間に冷える。温かいものが効く季節
- 保温ボトルにお湯を入れていくだけで十分。カップ麺にも使える
- 秋はチョコが溶けない。行動食の選択肢が広がる
- ガスバーナーは屋外専用。テント内は一酸化炭素中毒の危険
- 一酸化炭素は無臭で気づけない。面倒でも外で沸かす
- 落ち葉の上で火を使わない。ガス残量も早めに確認
山でいただく一杯は、格別です。安全に、秋の山ごはんを楽しみましょう。今後も役立つ登山情報をお届けします!
ささみんの山行記録はこちら → YAMAP













