こんにちは、ささみんです!👋😊

「午後2時から木曽駒ヶ岳に登る」と聞いたら、どう思いますか?

普通は「やめておけ」ですよね。私もそう思います。

結論から言うと、14時スタートでも山頂に立てました。しかも標準タイム3時間強のコースを、休憩込み2時間56分で。

ただし、帰りにやらかしました。山では成功したのに、下界で失敗するという…。その顛末も含めて、立山直前・忍者修行第12弾のレポートです。


この記事を書いたのはこんな人です:

  • 55歳・182cm・81kg・右膝痛持ちのソロ登山者
  • 木曽駒ヶ岳を2026年7月11日に実走済み(千畳敷→乗越浄土→中岳→山頂 往復)
  • 立山登頂(2026年7月18日)を目指してトレーニング中

🗺️ コース概要

項目内容
山名木曽駒ヶ岳(きそこまがたけ)
標高2,956m(中央アルプス最高峰)
ルート千畳敷駅 → 八丁坂 → 乗越浄土 → 中岳 → 木曽駒ヶ岳 → 往路を戻る
距離約4.2km(GPS実測4.15km)
累積標高差登り約380m・下り約380m
コースタイム標準約3時間10分 → 筆者実績2時間56分(休憩込み)
難易度★★☆☆☆(整備良好。ただし八丁坂の急登と標高2,900m超の空気の薄さ)
登山日2026年7月11日

📱 YAMAPの活動日記: 絶景リベンジ成功、でも帰りのバスは逃した木曽駒ヶ岳

⚠️ 出発前に必ず確認:3つの重要事項

① 週末の中央道は大渋滞する(私はバスが2時間遅れました。午後スタートになる覚悟を) ② ロープウェイの最終時刻を必ず確認(通常17時。混雑日は延長されることもありますが、当てにしないこと)
③ 帰りの高速バスは時間に余裕を持たせる(キャンセルは出発30分前まで可能。詳細は後述の失敗談で…😭)

⛰️ 山行レポート

まさかの14時スタート。下山者の列に逆行する

天気のいい土曜日。それが裏目に出ました。

中央道が大渋滞で、新宿から乗った高速バスが約2時間遅れ。駒ヶ岳ロープウェイで千畳敷に着いたら、時計は13時51分でした。

登山口には、下山してくる人たちの列。これから登る日帰りハイカーは私くらいか…と思ったら、意外と登っていく人もちらほら。ちょっと安心しました。

ここで頭の中で計算します。

  • 千畳敷から山頂往復:標準タイム約3時間10分
  • 現在時刻:13時51分
  • ロープウェイ最終:17時

つまり、標準タイムで歩けたらギリギリ。

私は歩くのが遅い自覚があります。去年ここに来たときは、息も鼓動もバクバクで、何度も立ち止まりながら登りました。だから「山頂は無理かもなあ」と思いながらのスタートです。

八丁坂の急登。去年と何かが違う

千畳敷カールを横切って、八丁坂の登りへ。ここがこのコース最大の頑張りどころで、標高差約250mを一気に上げます。

で、登り始めて気づいたんです。

あれ、止まらずに歩けてる?

去年は数歩ごとに立ち止まって、呼吸を整えて、また数歩。それの繰り返しでした。今回は、腰を落として足裏全体でフラットに着地する忍者歩きを意識しながら、小さい歩幅で刻んでいく。すると、息が上がりきる前に呼吸が追いついてくるんですよ。

乗越浄土に着いたのが14時46分。八丁坂を55分で登れました。

ささみん

標高2,850m。ここまでほぼ休憩なし。心拍数も異常なし。
昨年は空気の薄さで心臓がずっとバクバクいって高山病ぎみでした。

ちなみにトレッキングポール、ザックに付けて持って行ったんですが、一度も使いませんでした。 このルート、大きめの石がゴロゴロ続くので、ポールを突くより両手を空けておいた方が歩きやすいんです。周りを見ても、使っている人はほとんどいませんでした。

中岳で最後の葛藤。「ここから山頂が見えるんですよ」

乗越浄土から宝剣山荘の前を通って、中岳へ。この途中も何度も自問自答していました。

「山小屋で引き返そうか」 「いや、もう少し」 「中岳までにしておこうか」

で、15時05分、中岳に到着

そこから見えるんです。木曽駒ヶ岳の山頂が。🗻✨🫡

中岳から木曾駒ケ岳を望む

一度下って登り返す。距離にして片道約700m。頭の中でもう一度計算します。15時30分までに下山を開始すればロープウェイに間に合うはず。

悩んでいると、近くにいた登山者のグループが「山頂まで行ってみます」と歩き出しました。同じくロープウェイで下山する予定の人たちです。

…じゃあ、私も。

中岳を下った鞍部には頂上山荘があって、テント場には色とりどりのテントがずらり。ノンビリくつろいでいる人たちを横目に、こっちは時計とにらめっこの急ぎ足です。いいなあ…。ここに泊まれば、朝夕の千畳敷も、満天の星も、もしかしたら雷鳥にも会えるかもしれない。次はテント泊で来ます。 心に決めました。

15時27分、山頂。360度の絶景が待っていた

鞍部まで下って、最後の登り返し。ここは気持ちだけ急ぎました。といっても忍者歩きのリズムは崩さずに。

山頂到着、15時27分。

左が御嶽山
乗鞍岳
正面遠くに富士山

目の前に、御嶽山がどーんと大きい。遠くには三つの突起が特徴的な乗鞍岳。北アルプス、南アルプス、そして富士山まで。

思わず「ずっとここにいたい!」って声が出ました。周りの人も同じこと言ってたので、恥ずかしくなかったです。😊

木曽駒ヶ岳、2回目なんです。去年登ったときは山頂が雲の中で、景色はゼロ。おまけに高山の空気の薄さにやられて、登るだけで精一杯でした。

1年越しのリベンジ。滞在時間は約10分。写真を撮りまくって、15時34分に下山開始です。

下山、そして「まさか」は下界で待っていた

下りは慎重に。八丁坂の下りは大きめの石が続き、ここで膝をやられたら立山が飛びます。ポールは使わず両手をフリーにして、石の上に足裏全体でフラットに乗る。忍者歩きの真骨頂です。

16時48分、千畳敷に無事下山。

この日は人が多くて、ロープウェイの最終が17時30分前後まで延長されていました。結果的に余裕を持って乗れて、ホッと一安心。

…だったんですが。

ロープウェイを降りて、路線バスで駒ヶ根バスターミナルへ向かう車内。「もしかしたら帰りの高速バスに間に合うかも」と淡い期待を抱いていたんですが、ギリギリ間に合いませんでした。

しかも後から調べたら、ハイウェイバスドットコムのキャンセルは出発30分前まで有効だったんです。路線バスの中でキャンセル手続きをしていれば、払い戻しできていた…。

乗れなかった上に、キャンセルもできず。まさかの無駄金です。💰😇

ささみん

山では時間の計算がバッチリだったのに、下界の計算で失敗するという。詰めが甘い55歳です。😭

🦵 膝の状態レポート

タイミング状態
登り(八丁坂)問題なし。急登だが小刻みな忍者歩きで負担分散
中岳〜山頂の登り返し問題なし。ペースを上げても痛みは出ず
下山(八丁坂の下り)問題なし。ポールなし・フラット着地で慎重に
下山後・翌日違和感なし。翌朝も普段どおり

急いで登って急いで下りた山行で、膝ノートラブル。これは大きいです。八丁坂の下りは段差も大きめの石も多くて、去年は下りで膝がヒヤッとする場面があったんですが、今回はゼロ。

しかも今回はポールなしです。岩がちなルートでは、道具に頼らず足裏の置き方だけで膝を守れるか。図らずもそのテストになりましたが、忍者歩きのフラット着地だけで乗り切れました。

🥷 忍者歩き修行レポート:第12弾の成果

今回特に意識したこと:

  • 標高2,600m超の薄い空気で「息が上がる前に呼吸が追いつく」ペース配分
  • 時間制限のプレッシャー下でも歩幅を小さく保つ(焦って大股にしない)
  • ポールに頼らず、大きめの石の上に足裏全体でフラットに乗るラインどり

結果:

標準タイム約3時間10分のコースを、休憩込み2時間56分。歩くのが遅いはずの私が、標準タイムを切りました。

数字より嬉しかったのは、去年との比較です。同じ山、同じルート。去年は数歩ごとに立ち止まって、山頂に着く頃にはヘロヘロでした。今年はほぼ腰を下ろさずに歩き通せた。この1年、徒歩通勤に変えて、低山で修行を重ねてきたことが、標高2,900mでちゃんと答え合わせできました。

低山で積んだ忍者歩きは、高山でも通用する。立山の7日前に、これが確認できたのが最大の収穫です。

📊 忍者修行シリーズ振り返り表:

日付山・場所実測距離累積標高(登り)行動時間膝の状態
第1弾2026/03/15子ノ権現・竹寺約10kmやや痛み
第2弾2026/03/21金時山〜明神ヶ岳約13kmほぼ問題なし
第3弾2026/03/29飯能アルプス後半約14km問題なし
第4弾2026/04/05関八州見晴台約12km問題なし
第5弾2026/04/12塔ノ岳(バカ尾根)約14km1,342m痛みゼロ
特別編2026/04/22モンベル岩場講習擦り傷・腕筋肉痛
第6弾2026/04/25〜26雲取山1泊2日約22km約1,800mほぼ問題なし
第7弾2026/05/02武甲山(横瀬駅ピストン)23.47km1,165m問題なし
第8弾2026/05/09塔ノ岳 表尾根縦走14.44km1,123m8時間32分翌日筋肉痛・膝は問題なし
第9弾2026/05/16瑞牆山5.79km881m5時間27分問題なし(腕・肩の筋肉痛)
第10弾2026/06/06南高尾セブンサミッツ16.42km1,008m7時間33分問題なし・1号路を小走り!
第11弾2026/06/21金比羅山(南沢あじさい山〜瀬音の湯)8.4km532m3時間28分問題なし・雨上がりの滑る下りを忍者歩きで通過
第12弾2026/7/11木曽駒ヶ岳(2,956m)3.9km467m2時間56分高所×時間制限でも忍者歩きは崩れない

🎒 装備メモ:ポールは「持って行ったけど使わなかった」

トレッキングポールについて いつもの低山では手放せないダブルストックですが、今回は一度も使いませんでした。千畳敷から山頂までは大きめの石が連続するルートで、ポールを突くポイントを探すより、両手を空けてバランスを取る方がずっと歩きやすいんです。周りの登山者もほぼ使っていませんでした。

RELAXEE (膝サポーター) インナーサポーターのみお守りとして着用。ポールなしの下りでも膝がブレない安心感がありました。

❓ よくある質問

Q. 木曽駒ヶ岳は初心者でも登れる? A. ロープウェイで標高2,612mの千畳敷まで上がれるので、往復約4km・標高差約380mと数字上はコンパクトです。ただし八丁坂は本格的な急登で、標高2,900m超は平地より空気が薄く息が上がります。「楽な山」ではなく「短いけどちゃんと登山」と考えてください。

ささみん

酸素缶を持ち込んでいる方もいるくらいです。このくらいの高山になると、はっきりと空気が薄いです。時間に余裕があれば、ロープウェイで上ったらしばらく休んで高地順応しましょう。いきなり歩き出すと高山病コースです。…余裕が欲しかったよ、ホント。

Q. コースタイムはどのくらい? A. 千畳敷から山頂往復で標準約3時間10分。私(55歳・膝痛持ち)は休憩込み2時間56分でした。景色を楽しみながらなら4時間見ておくと安心です。

Q. 午後からのスタートでも登れる? A. おすすめはしません。私は14時スタートでギリギリでした。最終ロープウェイの時刻から逆算して、「標準タイムで間に合わない」なら中岳まで、乗越浄土まで、と引き返しラインを決めてから登ってください。

ささみん

夏山は午後になると雷雲が出やすくなります。天気が持ちそうにないなら、無理は禁物です。

Q. 膝が痛くても登れる? A. 登りより八丁坂の下りが膝に来ます。小刻みな歩幅で、石の上に足裏全体でフラットに乗るのがコツ。段差が大きい箇所は横向きに降りるのも有効です。なおこのルートは大きめの石が続くため、トレッキングポールはむしろ邪魔になります。両手を空けておきましょう。

Q. 週末のアクセスで注意することは? A. 中央道の渋滞です。私は高速バスが2時間遅れました。マイカーの場合も菅の台バスセンターの駐車場が早朝に満車になります。時間には想像の倍の余裕を。

ささみん

天気が良い週末ならバスよりも電車の方が時間が読みやすいと思います。渋滞しなければバスの方が早く駒ヶ根駅周辺まで来れるのですが…

Q. 帰りの高速バスの注意点は? A. ハイウェイバスドットコムの予約は出発30分前までキャンセル可能です。「間に合わないかも」と思った時点でキャンセルすれば払い戻しできます。私はそれを知らずに無駄金を払いました…。同じ失敗をしないでください。😭

Q. テント泊はできる? A. 中岳と山頂の間にある頂上山荘前にテント場があります。当日はたくさんのテントが張られていました。日帰りだと時間に追われがちなこの山、泊まりなら朝夕の千畳敷や星空、雷鳥との出会いも狙えます。私も次はテント泊で来るつもりです。

🏔️ まとめ

  • バス2時間遅れ、14時スタートでも木曽駒ヶ岳山頂に立てた(推奨はしません!)
  • 標準タイム3時間強のコースを休憩込み2時間56分。去年ヘロヘロだった同じ山で
  • 膝は全行程ノートラブル。ポールなしの忍者歩きだけで標高2,900m級を乗り切れた
  • このルートは大きめの石が続くので、トレッキングポールは不要。両手を空けて
  • 引き返しラインを決めながら登る判断は、時間制限のある山行で必須
  • 帰りのバスのキャンセルは出発30分前まで。覚えておいて損はないです
  • 次はテント泊で。頂上山荘のテント場でノンビリして、雷鳥にも会いたい

さて、いよいよ来週は今年の大目標・立山(2026年7月18日)です。高所への不安は、木曽駒がだいぶ軽くしてくれました。1年かけた修行の総仕上げ、行ってきます。

今日が、人生で一番若い日! 気になっていたあの山、登ってみませんか?😊


📱 ささみんのYAMAP: https://yamap.com/users/2050995

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管理人ささみん
こんにちは、ささみんです。 55歳・182cm・84kg・膝痛持ち。 体組成計に「肥満」と表示されていた春、立山登頂を目標に掲げました。 プロの登山家でも、アスリートでも全くありません。週末になると西武線に乗って奥武蔵の低山をよたよた歩いている、ただの埼玉のおじさんです。 「膝が痛くて山を諦めた」「体重が重いから登山は無理」と思っていた方へ。 私も同じでした。それでも山はやめられません。 同じ悩みを持つ方の、小さな背中を押せたら嬉しいです。 今日が、人生で一番若い日!