【南沢あじさい山 日帰り】武蔵五日市から金比羅山・瀬音の湯へ|忍者修行 拾壱・膝痛55歳が雨上がりに実走
こんにちは、ささみんです!👋😊
梅雨どきの登山って、行くか行かないか、前の晩までずっと迷いませんか。私もそうでした。雨でアジサイは見たい。でも濡れた下りで膝をやるのはこわい。
結論から言うと、この日いちばんの収穫は満開のあじさいでも美肌の湯でもなく、「滑る道ほど、歩き方がすべてを決める」と体で分かったことでした。
本当は日の出山まで縦走するつもりだったんです。でも前夜までの雨で土の道がよく滑るのと、朝の寝坊が重なって、瀬音の湯までの短いコースに切り替えました。これが結果的に大正解で。距離は短いのに、立山に一番効く”足の置き方”を持って帰ることになりました。


この記事を書いたのはこんな人です:
- 55歳・182cm・体重83kg前後・右膝痛持ちのソロ登山者
- 南沢あじさい山〜金比羅山〜瀬音の湯を2026年6月に実走済み
- 立山登頂(2026年7月18日)を目指してトレーニング中
🗺️ コース概要

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 山名 | 金比羅山(こんぴらやま)/南沢あじさい山 |
| 標高 | 金比羅山 468m |
| ルート | 武蔵五日市駅 → 南沢あじさい山 → 金比羅山 → 瀬音の湯 |
| 距離 | 約8.4km |
| 累積標高差 | 登り約530m・下り約495m |
| コースタイム | 筆者実績 3時間28分(撮影・休憩込み) |
| 難易度 | ★★☆☆☆(距離は短いが雨後は滑りやすい・道迷い注意) |
| 登山日 | 2026年6月21日(日・雨上がり) |
📱 YAMAPの活動日記: 雨上がりのあじさい、南沢から瀬音の湯へ🐌💠(金比羅山・南沢あじさい山)
⚠️ 出発前に確認したい3つのこと

① 金比羅山の前後は道が分かりづらい — 分岐でGPSアプリを見ないと、私のように迷って同じ場所を行ったり来たりします。😅
② 雨後の土の道はよく滑る — このコースの核心はここです。後半は舗装路も並走していますが、山道側はしっかり滑ります。歩き方で対応するか、無理せず舗装路に逃げるか、判断を。
③ 瀬音の湯からのバスは本数が少ない — 下山後の時間に余裕がないと、温泉でゆっくりする前に時刻表とにらめっこになります。ただし、瀬音の湯から500mほど歩いて街道(檜原街道)まで出ると「十里木(じゅうりぎ)」バス停があり、こちらは本数がそれなりにあります。私もこの十里木バス停から武蔵五日市駅へ戻りました。瀬音の湯前で待つより、十里木まで歩くほうが結果的に早いことも多いです。
🚌🚗 アクセス

電車: JR五日市線・武蔵五日市駅からスタート。駅から南沢あじさい山の入口までは歩いて向かえます。
帰り: 瀬音の湯前のバス停は本数が少なめ。500mほど歩いて檜原街道の「十里木」バス停に出ると、武蔵五日市駅行きの便がそれなりにあります。今回はこの十里木バス停を利用しました。
マイカー: 瀬音の湯に駐車場あり。ただし今回のような片道コースだと車の回収が必要になるので、電車・バス利用がおすすめです。
⛰️ 山行レポート
武蔵五日市駅 → 南沢あじさい山
駅を降りて登山口へ向かう道。もうこの時点で、道沿いにあじさいが咲いているんです。本番前から「これは期待できるぞ」と。

淡いライムグリーンから白色で、大きな毬のようなあじさいを「アナベル」と言います。これだけ知ってます💦

南沢あじさい山は初めて訪れました。結論、まさに今が見頃。斜面いっぱいに、白、青、紫、ピンク。雨に濡れた花って、色がぐっと濃く見えるんですよね。乾いた晴れの日に見るのとは別物でした。
雨上がりに来られてよかった、と何度も思いました。天気が良すぎると、あじさいの元気が無くなります😅





白い花が斜面を埋め尽くしているエリアと、青がまとまって咲いているエリアで、表情がまるで違います。この山には何種類植えてあるんだろう、と見入ってしまいました。


このアジサイ、たった一人が植えたものでした
歩いていて、ふと気になったんです。これだけのアジサイ、いったい誰が植えたんだろうと。
調べてみて、ちょっと言葉を失いました。この山のアジサイは、南澤忠一(みなみさわ ちゅういち)さんという一人の方が、50年かけて植えたものなんだそうです。地元では「ちゅういっちゃん」と呼ばれて親しまれていた方です。
きっかけは、ご両親が眠るお墓へ向かう林道を、花で明るくしたかったから。最初に植えたのは、たった2株だったといいます。それを毎年少しずつ増やして、挿し木で殖やして、いつのまにか1万株を超える山になった。一人で、コツコツと。

山道を歩いていると、白い看板が立っているのに気づきました。「ここまで植えるのに10年(1970〜1980)」。少し進むと、また看板。「ここまで植えるのに20年(1980〜1990)」。10年ごとの時間が、そのまま斜面の花の広がりとして目の前にあるんです。思わず足を止めて、写真を撮りました。
自分が膝だ体重だと言っている、ここ数か月。この山の前では、まばたきほどの時間です。看板の「1970年」という数字を見て、はっとしました。私が生まれた年です。私がこの世に生まれたのと同じ年に植えられた最初の一株が、半世紀かけてこの斜面を埋めている。同い年の山、とでも言えばいいんでしょうか。なんというか、うまく言葉にできないんですが、しばらくその場から動けませんでした。


南澤さんはすでに亡くなられていますが、今は地元の若い人たちがその思いを引き継いで、山を守っているそうです。花を見に来ただけのつもりが、なんだか大きなものを受け取った気がしました。
南沢あじさい山 → 金比羅山(468m)
あじさいを堪能したあと、せっかくなので金比羅山に寄り道してみることに。
…これが、ちょっと地味でした。😅 まず道が分かりづらい。分岐でルートを探してウロウロして、ログを見返したら同じところを往復していました。そしてようやくたどり着いた山頂は、杉林の中で展望ゼロ。木に「金比羅山 468m」の看板がかかっているだけ。

達成感を期待して登ると、肩透かしを食らうタイプの山頂です。でも、これはこれで「修行」っぽくて私は嫌いじゃないです。
金比羅山 → 瀬音の湯(滑る山道との戦い)
ここからが今日の本番でした。下りの山道が、とにかく滑る。
すぐ横に舗装された道路も並走していて、正直そっちのほうがずっと楽そうなんです。でも、せっかく来たので山道を選びました。で、この選択のおかげで、今日いちばんの発見がありました(詳しくは下の忍者修行レポートで)。
ショートコースだったので、ダブルストックは持っていましたが、あえて使いませんでした。手の支えなしで滑る斜面を下る。これが思いのほか、足の感覚を研ぎ澄ましてくれました。
下山後の楽しみ:瀬音の湯
そして瀬音の湯。ここも初めてでした。
アルカリ度がかなり高いそうで、お湯がヌルヌル。いわゆる美肌の湯です。歩いたあとの体に、あの”とろみ”が染みました。秋川渓谷沿いの立地で、雰囲気もよかったです。
歩き終わってお湯に浸かると、もう立ち上がりたくなくなりますね。しばらくぼーっとしていました。😌♨️

ひとつ実用情報を。瀬音の湯前のバス停は本数が少ないので、私は500mほど歩いて街道の十里木バス停まで出ました。こっちのほうが便があって、待ち時間が短かったです。温泉のあとにバスを延々と待つのはちょっとつらいので、覚えておくと役に立つと思います。
🦵 膝の状態レポート
| タイミング | 状態 |
|---|---|
| 駅〜あじさい山(前半) | 問題なし。平坦中心で快調 |
| 金比羅山への登り | 問題なし |
| 金比羅山からの下り(滑る区間) | 問題なし。足裏全体の着地で衝撃を逃せた |
| 下山後・当日夜 | 違和感なし |
今回はショートコースで膝への総負荷がもともと軽い日でした。そのうえで、滑りやすい下りを「足裏全体でフラットに着く」忍者歩きで通したことで、膝に余計な負担をかけずに済みました。
ひとつ実感したのは、滑る下りで踵からドンと着地すると、その一点が滑り出すきっかけになるということ。足裏全体で着くと、接地面が広がって踏ん張りが効くし、体重を真上から乗せられるので膝にも優しい。滑りやすさと膝への優しさが、同じ歩き方で両立するんだと分かりました。
🥷 忍者歩き修行レポート:拾壱(第11弾)の成果
今回いちばん意識したのは、この3つでした。
- 踵から着地しない。 足の裏全体でフラットに置く
- 歩幅を狭くする。 大股だと、足裏で着いたつもりでも前側から滑り出す
- 重心を真上から乗せる。 前のめりにならない
結果:
晴れて乾いた道だと、正直、多少踵から落としても摩擦で止まってくれるので、歩き方の差ってあまり感じないんです。でも今日みたいに濡れて滑る道では、着地のしかた一つで足の止まり方がまるで違いました。
うまく言えないんですが、「滑りやすい状況なほど、歩き方が効く」。これが今日の体感です。条件が悪い日こそ、忍者歩きの真価が出る。逆に言えば、悪条件の日は誰でも歩き方を意識せざるを得ないので、技術を磨く絶好の練習日なんですよね。
ストックをあえて持たずに歩いたのも大きかったです。手で支えられると、滑った瞬間にリカバリーできてしまうぶん、足裏の感覚がぼやける。今日は足だけで処理したから、着地の良し悪しがダイレクトに伝わってきました。ショートコースで膝の余力があったからこそできた実験です。
📊 忍者修行シリーズ振り返り表(GPX実測値):
| 弾 | 日付 | 山・場所 | 実測距離 | 累積標高(登り) | 行動時間 | 膝の状態 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 第1弾 | 2026/03/15 | 子ノ権現・竹寺 | 約10km | — | — | やや痛み |
| 第2弾 | 2026/03/21 | 金時山〜明神ヶ岳 | 約13km | — | — | ほぼ問題なし |
| 第3弾 | 2026/03/29 | 飯能アルプス後半 | 約14km | — | — | 問題なし |
| 第4弾 | 2026/04/05 | 関八州見晴台 | 約12km | — | — | 問題なし |
| 第5弾 | 2026/04/12 | 塔ノ岳(バカ尾根) | 約14km | 1,342m | — | 痛みゼロ |
| 特別編 | 2026/04/22 | モンベル岩場講習 | — | — | — | 擦り傷・腕筋肉痛 |
| 第6弾 | 2026/04/25〜26 | 雲取山1泊2日 | 約22km | 約1,800m | — | ほぼ問題なし |
| 第7弾 | 2026/05/02 | 武甲山(横瀬駅ピストン) | 23.47km | 1,165m | — | 問題なし |
| 第8弾 | 2026/05/09 | 塔ノ岳 表尾根縦走 | 14.44km | 1,123m | 8時間32分 | 翌日筋肉痛・膝は問題なし |
| 第9弾 | 2026/05/16 | 瑞牆山 | 5.79km | 881m | 5時間27分 | 問題なし(腕・肩の筋肉痛) |
| 第10弾 | 2026/06/06 | 南高尾セブンサミッツ | 16.42km | 1,008m | 7時間33分 | 問題なし・1号路を小走り! |
| 第11弾 | 2026/06/21 | 金比羅山(南沢あじさい山〜瀬音の湯) | 8.4km | 532m | 3時間28分 | 問題なし・雨上がりの滑る下りを忍者歩きで通過 |
🎒 今回使って良かった装備
トレッキングポール(今回はあえて未使用) 持っていたけれど使いませんでした。でも「使わない」という選択ができたのは、足の置き方に自信が出てきたから。悪条件の長いコースでは、迷わず使います。4点支持で体重を分散できると、膝への衝撃がまったく違うので。
ミドルカットの登山靴 滑りやすい土の道では、ソールのグリップと足首のホールドが効きました。足裏全体で着地する忍者歩きは、靴がしっかりしているとより安定します。 ▼
❓ よくある質問
Q. 南沢あじさい山は初心者でも歩けますか? A. あじさいを見るだけなら、はい。問題ありません。ただ金比羅山を越えて瀬音の湯まで行く今回のコースは、雨後だと滑る山道があるので、靴とGPSアプリは用意したほうが安心です。
Q. あじさいの見頃はいつですか? A. 6月中旬から7月上旬が見頃です。私が訪れた6月下旬は、白・青・紫が満開でした。雨上がりは色が濃く見えるのでおすすめです(足元は滑るので注意)。
26年7月5日(日)まであじさいまつり開催中です。
Q. コースタイムはどのくらい? A. 私の実績で、撮影・休憩込み3時間28分でした。標準的にはもう少し短く歩けると思います。午前中に終えたいなら、早めのスタートを。
Q. 膝が痛くても歩けますか? A. このコースは距離が短く累積標高も控えめなので、膝が不安な方の”練習コース”に向いています。下りは足裏全体でフラットに着く歩き方を意識すると、負担を抑えられます。
Q. 金比羅山の山頂から景色は見えますか? A. 残念ながら、ほぼ見えません。😅 杉林の中の地味な山頂です。展望目当てではなく、通過点と割り切るのがおすすめです。
Q. 瀬音の湯はどんなお湯ですか? A. アルカリ度が高く、ヌルヌルした肌触りの美肌の湯です。歩いたあとに入ると染みます。帰りのバスは、瀬音の湯前は本数が少ないですが、500m歩いて街道の「十里木」バス停に出ると便が増えます。私もそちらから武蔵五日市駅に戻りました。
🏔️ まとめ

- 南沢あじさい山は6月下旬から7月上旬が見頃。雨上がりの濡れたあじさいは色が濃くて見事
- 金比羅山は道が分かりづらく展望もない地味な山頂。過度な期待は禁物😅
- 雨後の下りはよく滑る。踵を捨てて足裏全体でフラットに着く忍者歩きが効く
- 「滑りやすい状況ほど歩き方が重要」——悪条件の日こそ技術を磨く練習日
- 瀬音の湯はヌルヌルの美肌の湯。歩いたあとに最高
ショートコースだったけれど、立山に一番効く”足の置き方”を持って帰れた一日でした。次はいよいよ7月。谷川岳の山開き、そしてその先の立山(2026年7月18日)へ。足元から、一歩ずつ積み上げていきます。
今日が人生で一番若い日! 雨の日こそ、歩き方を試してみませんか?😊
📱 ささみんのYAMAP: https://yamap.com/users/2050995

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