【立山テント泊】雷鳥沢は予約不要。受付のコツと寒さ対策
こんにちは、ささみんです!👋😊
報告があります。9月19日から2泊3日で、立山へ行くことにしました。新幹線とアルペンルートのWEBチケットは押さえました。ただし山小屋は取れませんでした。そこで雷鳥沢キャンプ場でテント泊に切り替えます。今日は同じように「小屋が取れなかった」方に向けて、調べたことをまとめておきます。

そもそも、なぜ小屋が取れないのか
今年の9月は特別です。9月19日(土)から23日(水)まで、11年ぶりのシルバーウィーク。9月21日が敬老の日、22日が国民の休日、23日が秋分の日という並びで、土日から続く5連休が成立しました。24日25日に有給を取れば最大9連休です。
そこに紅葉が重なります。立山は例年9月中旬に室堂平付近から色づき始めるとされています。11年ぶりの大型連休と、紅葉の見頃入り。これが正面から重なれば、山小屋が埋まるのは当然でした。
👉 【9月に紅葉する山】大雪山・立山・涸沢と予約のタイミング
雷鳥沢キャンプ場は「予約不要」
ここが今回の突破口でした。室堂周辺で唯一のテント場である雷鳥沢キャンプ場は、事前予約が不要です。完全予約制の小屋が増えるなか、当日その場で受け付けてもらえるのは大きい。
- 標高:2,277m
- アクセス:室堂ターミナルから徒歩40〜45分
- 営業期間:4月下旬頃〜10月下旬が目安
- 予約:不要
受付のコツと、料金のこと
受付は、キャンプ場の敷地内にある雷鳥沢野営管理所で行います。ここで押さえておきたいのが次の3点です。
- 野営申込書と登山計画書を提出する:登山計画書は事前に用意しておくのが賢いと思います。現地の行列の中で書くのは大変です
- 連休は行列ができる:混雑時は受付に列ができるため、午後早めの到着が推奨されています。室堂に着いたら寄り道せず、まっすぐ雷鳥沢へ向かうのがよさそうです
- 料金は1泊1名1,000円:しかも2泊以上は何泊でも1,000円とのこと。小学生以下は無料です
2泊しても1,000円というのは、正直ありがたい。小屋が取れなかった悔しさが、少しやわらぎました。
登山届は、YAMAPから出せます
登山計画書について補足です。富山県への登山届は、YAMAPアプリやコンパスからオンラインで提出できます。富山県警のページでも、この2つが推奨の提出方法として案内されています(メールや郵送も可、FAXは不可)。
注意点はひとつ。YAMAPは計画を作っただけでは提出になりません。「YAMAPに登山計画を提出する」を押して、はじめて登山届として扱われます。ここを忘れると出したつもりで出ていない、ということになります。
ちなみに9月の立山は、条例による届出義務の期間には当たりません(義務は剱岳周辺の12月1日〜5月15日など)。それでも任意でも出しておくべきだと思っています。何かあったときに、自分の行程を知っている記録が残るかどうかは大きな差です。
ただ、野営受付で控えの提示を求められる可能性は考えておきたいところ。私はオンラインで提出しつつ、1部だけ印刷して持っていくつもりです。紙なら電波を気にせず出せますし、1枚なら荷物にもなりません。
テントは張れるのか問題
私がいちばん不安だったのがここです。「行ったはいいが、張る場所がなかったら」と。調べてみて、少し安心しました。
雷鳥沢キャンプ場は通常300張以上を収容できるうえ、9月の連休には900張を超えた実績もあるとのこと。つまりキャパシティはかなり大きい。張る場所そのものがなくなる心配は、それほど大きくなさそうです。
ただしいい場所は早い者勝ち。平坦で、水場やトイレに近く、風の当たりにくい場所から埋まっていきます。900張が並ぶ光景の中で、隅っこの傾いた場所に張ることになる可能性はある。やはり早着に越したことはありません。
本当の心配は、寒さのほうでした
調べていて、混雑よりよほど深刻だと感じたのがこちらです。9月上旬以降の雷鳥沢では、最低気温が氷点下になることもあるとされています。
体験報告の中には、「マイナス5度対応のシュラフでも少し寒く、下着を着込んでカイロを貼って寝た」というものもありました。標高2,277m、9月下旬。ベストシーズンは7月下旬から9月上旬とされていて、私が行く日程はそのすぐ外側です。
私は7月にも室堂を歩いていますが、あのときの感覚は完全に捨てたほうがよさそうです。同じ場所でも、季節が変われば別の山。準備するのはこのあたりです。
- シュラフの対応温度を確認する:夏用では厳しい可能性が高い。氷点下を想定した性能かどうか
- マットの断熱性:地面からの冷えは想像以上です。シュラフだけ良くても、下から冷えれば眠れません
- 着込んで寝る前提で防寒着を持つ:ダウンやフリースは、行動用と就寝用を兼ねる形で
- 使い捨てカイロ:軽くて効きます。多めに持っていっても損はありません
- 温かい飲み物:朝の冷え込みには、これがいちばん効きます
見落としがちな注意:火山ガス
もうひとつ、雷鳥沢ならではの注意があります。この一帯は地獄谷が近く、火山ガスが出ています。
地獄谷は火山ガス中毒事故を防ぐため、2011年から立入禁止となっています。さらにエンマ台から大日展望台にかけての歩道は、風向きによって火山ガスの濃度が上昇する場合があるとされています。室堂から雷鳥沢へ下っていく道が、まさにこのあたりを通ります。
硫化水素は有毒です。現地の掲示や規制には必ず従い、ガスのにおいが強いときは立ち止まらずに通過する。呼吸器や心臓に持病のある方は、特に注意が必要とされています。景色がいいので写真を撮りたくなる区間ですが、そこは我慢どころです。
設備は思ったより整っている
- 水場:蛇口が6つあります
- トイレ:男女に分かれていて清潔とのこと。ただし連休の朝夕は混雑が顕著
- 温泉:近くの山小屋で入浴できます。テント泊で温泉に入れるのは、なかなか贅沢です
それと、地味に効いてくるのが帰りの登り返し。行きは室堂から下って40分ほどですが、帰りはその分を登り返すことになります。テント一式を担いだ状態で、標高2,400m台への登り。最終日はここを見込んで、時間に余裕を持たせるつもりです。
ささみんのひとこと
正直なところ、まだ不安です。900張のテントが並ぶ場所というのは、人混みが苦手な私にはなかなかの環境です。静かな山が好きで登っているのに、なぜ連休に行くのか、と自分でも思います。
それでも、行けるときに行く。小屋が取れなかったからやめる、ではなく、別の形にして行く。8月はほとんど山に行けなかったので、なおさらそう思うようになりました。行かなかった1か月には、何も残らないんですよね。
まずはシュラフの対応温度を確認するところから始めます。無事にテントが張れたら、また報告します。
手持ちのシュラフがモンベルの定番スリーシーズンシュラフ・ダウンハガー800 #3です…
快適温度4℃、使用可能温度-1℃…無理じゃね?🥶
カイロを何個もぶち込んで、ダウンを着こんで何とかならないかな~🤔
冬用シュラフは高価なんですよね💦
まとめ
- 2026年9月19日〜23日は11年ぶりのシルバーウィーク。小屋が埋まるのは当然
- 雷鳥沢キャンプ場は予約不要。室堂から徒歩40〜45分、標高2,277m
- 受付は雷鳥沢野営管理所。野営申込書と登山計画書が必要なので家で用意を
- 料金は1泊1名1,000円。2泊以上でも1,000円
- 通常300張以上、連休は900張超の実績。場所の心配は小さいが早着が有利
- 9月は氷点下になることも。シュラフとマットの性能を必ず確認
- 地獄谷の火山ガスに注意。規制と掲示に従う
- 帰りは室堂への登り返しがある。最終日は時間に余裕を
山小屋が取れなくても、行く方法はあります。今後も役立つ登山情報をお届けします!
ささみんの山行記録はこちら → YAMAP













