こんにちは、ささみんです!
今回は埼玉県飯能の人気の山、棒ノ折山の定番ルートの紹介です!
日帰り温泉施設「さわらびの湯」を起点に、名栗湖、白谷沢登山口から山頂へ。滝ノ平尾根を周回して温泉に戻る周回コースは下山後すぐに汗を流せるのが嬉しいポイント♨
登山初心者でも手軽にゴルジュ帯(険しい岸壁に挟まれた峡谷)を越えて沢歩きを体験出来るのがこのコースの醍醐味です!冒険気分満載ですよ!!
山頂は広々と開けていて眺望抜群、大きなヤマザクラがランドマーク。眺めがいい日は飯能・秩父の山並みや埼玉の市街地が一望です。
ヤマノススメ5巻に登場していることでもお馴染みですね!😊
YAMAPの本でも紹介されているコースです
棒ノ折山(棒ノ嶺)とは|ぼうのおれやま(ぼうのれい)
棒ノ折山(ぼうのおれやま)は、東京都西多摩郡奥多摩町と埼玉県飯能市との境にある標高969mの山です。
登山初心者向けの書籍ならば必ず掲載されていると言ってもいいくらいの山で、天覧山・多峯主山、日和田山に並んで飯能を代表する人気の山です。
迫力あるゴルジュ帯、沢歩きに鎖場、山頂は眺望抜群と変化にとんだコースですよ。
ただし、棒ノ折山は標高差が700m以上あり、上記の山よりも体力が必要です💪
まったくの初心者の方は他の低山で経験を積んでから登りましょう。
棒ノ折山という変わった名前の由来のひとつに鎌倉時代の武将であった畠山重忠がこの山を越える際に杖として持っていた棒が折れたことがあるそうです。
畠山重忠は人気の関東(坂東)武者で、御岳山の武蔵御嶽神社では立派な騎馬像をみることが出来ますよ。
沢歩きがあるので、大雨の後など天気が不安的な時は登山計画を中止してくださいね!
さわらびの湯バス停発着|白谷沢・棒ノ嶺・滝ノ平尾根周回コース コースタイム5時間、8.1km
YAMAPのモデルコース
YAMAPのモデルコース名「さわらびの湯バス停発着|白谷沢・棒ノ嶺・滝ノ平尾根周回コース」
ノーラ名栗・さわらびの湯バス停|さわらびの湯-第3駐車場へのアクセス
日帰り温泉施設「さわらびの湯」(「ノーラ名栗・さわらびの湯」バス停)がスタート地点になります。
バス停の奥にトイレがあるので用をすませておきましょう🚻
登山道にはトイレが無いので貴重です。
自動販売機もここだけなので水分補給も確実に!🥤
・・・コースの前半なら沢の水が飲めるけどね!?
マイカーでのアクセス
首都圏中央連絡自動車道・狭山日高I.Cから県道70号経由で約35分
首都圏中央連絡自動車道・青梅I.Cから県道221号経由で約40分
さわらびの湯の第3駐車場が朝から登山者向けに開放されています🚙
下山後に温泉を利用することを前提に利用させていただきましょう。
公共交通機関でのアクセス
西部鉄道の飯能駅から「ノーラ名栗・さわらびの湯」バス停を目指してください🚌
運行時間によってはヤマノススメのラッピングバスに乗ることが出来ますよ!
土日の飯能駅7:00発なら、24年3月に運行が始まったばかりの新ラッピングバスに乗れます!乗りたい!!
国際興行バス:新ラッピングバス運行
さわらびの湯から名栗湖、白谷沢登山口へ 標準タイム30分
「ノーラ名栗・さわらびの湯」バス停前の道を道なりに登って十数分で名栗湖(有間ダム)へ。
有間ダムの上はライダー達の定番のフォトスポットになっていて、朝から自慢のオートバイの写真を撮るライダーでいっぱいです🏍🏍🏍
有間ダムを渡って湖ぞいの周遊道路をしばらく歩くと左手に白谷沢登山口があります。
白谷沢登山口からゴルジュ帯を越えて棒ノ折山山頂へ 標準タイム2時間30分
白谷沢登山口からしばらく、清流のせせらぎが聞こえてきます。
気温が高い時期でも沢沿いの道は涼しく、清流に手をのばせば水が冷たくて気持ちいい~。
涼しい沢沿いの登山道を進んでいくと、巨大な岸壁の間を渓流が流れる迫力のゴルジュ帯が見えてきます!秘境感が凄いですよ。
悠久の時間を感じさせる岸壁がむき出しの大自然に冒険気分が盛り上がります!🤩
ゴルジュ帯とは長い年月をかけて沢に浸食された、切り立った岩壁にはさまれた狭い谷のことだそうです。
初めて訪れた時は「本当にここを進むの!?」とビックリしました。
何度も川をまたぎながら進むので、防水の滑りにくい登山靴で登山してね!
ゴルジュ帯の先には狭い階段状になっている鎖場もあります。
渋滞ポイントですが滑りやすいのであせらず進みましょう。グローブ必須です🧤
景色は変わって林の中の登山道を進んでしばし、アスファルト道を横切った箇所にベンチのある休憩ポイントがあります。すぐ後から急登が続くのでしっかり休んで息を整えましょう。
大きな岩が道を通せんぼしているところに出たら、その岩が「岩茸石(いわたけいし)」です。
通せんぼしているようですが、よく見ると左側から奥へ抜けることができます。
いったん岩苔石は見送って右に曲がり山頂を目指しましょう。下山時はここまで戻ってきて岩の奥へ行くことになります。
急登が続くなか、次の休憩ポイントが権次入峠(ごんじりとうげ)です。
権次入峠は岩茸石山を越えて御嶽駅に抜ける分岐でもあります。
権次入峠を越えれば山頂までもう少し!さらに木の根が続く急登が続きますが頑張って!!
棒ノ折山山頂🚩では大きなヤマザクラ🌸が迎えてくれます
広々とした山頂ですが人気の山なのでベンチは不足気味。シートを持参しましょう。東屋もあります。ただし売店やトイレはありません。(ここが残念…💦)
ふもとは既に葉桜ですが、山頂のヤマザクラは満開を迎えていました🌸🌸🌸
現地では葉が出ているので見頃を過ぎていると思っていました。
後からYAMAPでコメントを頂き、「ヤマザクラは花と葉が同時にでる」ことを教えていただきました。知らなかった~💦
山頂からは正面に飯能や秩父の山並みが広がり、左手奥は武甲山。右手には埼玉の街並みが望めます。
当日は春の霞で遠くは見えませんでしたが、山容案内によると正面奥には日光白根山を始め武尊山など群馬の山並みや筑波山も見えるようですよ⛰⛰⛰
山頂から岩茸石、滝ノ平尾根でさわらびの湯へ下山
通せんぼしていた大岩、岩茸石まで戻ります。
気温が高い時期は渋滞はしますが往路の沢を戻るルートの方が涼しいでしょう。
ただ、下りは濡れた岩場でスリップの恐れがあるので樹林帯が続く滝の平尾根を下るのが初心者にはおすすめ。
短い距離を一気に下るので上りよりも傾斜があります。ひたすら根っこ祭(地獄?😅)が続くので足元に注意しながら下山しましょう。
段差が大きい所もあるので膝を痛めやすいかもしれません。膝を守るコンプレッションタイツの使用をおすすめします。
おすすめは何と言っても憧れのCW-X😊
以前のモデルはかなり高価だったのですが、リンク先のエキスパートモデル3.0は実売価格1万円を切っているのでお買い得です!
さわらびの湯に戻ってゴール。お疲れ山でした。
登山口から出ると「さわらびの湯」はすぐ目の前です♨
温泉の利用料金は一人800円。
施設内での料理の提供はありませんので注意してください。ただし、持ち込みはOKのようです。
施設内にはヤマノススメの看板が置いてあります。
さわらびの湯もヤマノススメ5巻に登場していますね。
🌸春の棒ノ折山 新緑トレッキング
(YAMAP投稿記事より)
冬の間の運動不足で、現在過去最高体重です💦
先週に続いて運動不足解消トレッキング第2弾、棒の折山に登ってきました
ふもとはすっかり葉桜ですが、山頂の桜はどうでしょう?🌸
二日くらい前の活動日記だと蕾だとの書き込みがあったので期待していたのですが、当日は既に葉っぱが出ていて見頃は過ぎていました…。なんで?🤔
一年振りの山頂は木道が設置されて歩きやすくなっていたり、山の案内図が設置されたりしていました。
春の霞で遠くは見えませんでしたが、眺めがいい日は遠くに谷川岳や黒檜山などが見えるそうです⛰
当日は半そでTシャツでも大丈夫な陽気でしたが、沢沿いは涼しいです。 後半は杉林の稜線を下山したのですが、暑いし眺めも無いので、これからの時期は往路をそのまま下山するほうが涼しくて良いかと思います。 渋滞するんですけどね…😅
名栗周辺は新緑が広がっていて見た目に楽しい時期が始まりましたね😊
今回はバイクで行きましたが、飯能バスがヤマノススメのラッピングを作り直したのでバスで移動するのもおすすめですよ🚌
コメントで「ヤマザクラは花と葉が同時にでる」ことを教えていただきました。ありがとうございます!
🌸春の棒ノ折山 新緑トレッキング / ささみんさんの活動データ | YAMAP / ヤマップ
まとめ
今回は飯能の人気の山、棒ノ折山登山の紹介でした🥰
低山の為に暑い時期は避けたいですが、夏でも峡谷はひんやりと涼しいトレッキングを楽しめますよ😊
埼玉とは思えないような秘境感にあふれ、アドベンチャー気分が盛り上がる定番ルートです。
温泉とバス停がスタート・ゴール地点なのも嬉しいポイントですよね♨🚌
登山初心者の方が低山を2~3登った後に挑戦する山としてピッタリですよ!
ぜひ棒ノ折山登山を楽しんでくださいね!😊
今日が人生で一番若い日です!
2024年4月20日に棒ノ折山に登ってきました。冬の間に太り過ぎて体が重いです・・・💦
6月の健康診断までに6kg以上落としたい!
・・・無理じゃね?😅
ゴールデンウイーク後半に朝霧高原のキャンプ場の予約が取れたので、次は本栖湖から竜ヶ岳登山かな?🤔