こんにちは、ささみんです!👋😊

日帰りで行くか、山小屋に泊まるか。この判断、けっこう迷いますよね。私は普段は日帰りが中心ですが、年に何度かは小屋に泊まります。今年も立山と涸沢で世話になりました。膝痛持ちだからこそ、泊まったほうが楽な場面があるというのが、続けてきてわかったことです。

比較の前提

私は55歳、膝痛持ち、ソロ登山派です。関東近郊の低山を日帰りで歩くのが基本で、アルプスなど遠くの山へ行くときに小屋泊を選んでいます。この立ち位置からの比較だと思って読んでください。

日帰り登山のいいところ・つらいところ

いいところ

  • お金がかからない:交通費だけで済みます
  • 予約が要らない:天気を見て前日に決められる。これが最大の強みです
  • 装備が軽い:着替えも寝具も不要。ザックが軽ければ膝の負担も減ります
  • 自分の布団で寝られる:地味ですが大事です

つらいところ

  • 行ける山が限られる:往復の移動を含めると、歩ける時間は案外短い
  • 時間に追われる:バスの最終、日没。焦りは事故のもとです
  • 1日に全部を詰め込む:これが膝には一番こたえます
  • 朝と夕方の景色を見られない:山がいちばん美しい時間帯は、たいてい日帰り登山者が山にいない時間です

山小屋泊のいいところ・つらいところ

いいところ

  • 行動時間を2日に分けられる:これが本題です。後で詳しく書きます
  • 朝焼け・夕焼け・星が見られる:泊まった人だけのごほうび
  • 遠くの山に行ける:アルプスの奥まで足を伸ばせます
  • 食事と寝具がある:テント泊と違い、荷物は思ったほど増えません

つらいところ

  • お金がかかる:1泊2食で1万円台が目安。交通費と合わせるとそれなりの出費です
  • 予約が取りにくい:完全予約制の小屋が増え、人気の日程はすぐ埋まります
  • 天気で動けない:予約した日が雨でも、簡単には変更できません
  • 他人と同じ空間で寝る:いびき、寝返り、早朝の物音。ここは慣れが要ります

膝痛持ちが小屋泊を選ぶ理由

ここが今日いちばん伝えたいところです。同じ行程を歩くとして、10時間を1日で歩くのと、5時間ずつ2日に分けるのとでは、膝への負担がまったく違います

膝が悲鳴を上げるのは、たいてい後半の下りです。疲れて脚が上がらなくなり、着地が雑になり、そこから一気にくる。行程を分ければ、その「後半」が浅くなる。ひと晩眠って回復した脚で下りられるというのは、想像以上に大きいんです。

「泊まりは大変そう」というイメージがありますが、膝の面から見ればむしろ小屋泊のほうが優しい。日帰りで無理をして膝を痛めるくらいなら、泊まって分割したほうがいい。私はそう考えるようになりました。

ささみんの使い分け

  • コースタイム6時間くらいまで:日帰り。天気を見て気軽に
  • それを超える・標高差が大きい:泊まりを検討。特に下りが長い山
  • 遠方の山・朝の景色が目当て:迷わず小屋泊

小屋泊デビューを考えている方には、まずはアクセスがよくて設備の整った小屋をおすすめします。私は燕山荘で山小屋の快適さを知りました。

👉 【初秋の燕岳】燕山荘泊で叶える北アルプスデビュー

⚠️ ただし現在、燕岳の登山口へ通じる中房線が土砂崩落で全面通行止めになっています。燕山荘自体は営業していますが、中房温泉からは登れません。詳しくはこちらの記事をご覧ください。

👉 【燕岳】中房線が通行止め。予約者は自分でキャンセルを

そしてもうひとつ、実用的な話を。耳栓は必ず持っていってください。小屋の相部屋では効果絶大です。夜行バスのときにも書きましたが、眠れるかどうかで翌日がまるで変わります。

👉 【夜行バスで眠れない】登山前夜に少しでも休む7つの工夫

まとめ

  • 日帰りは身軽で気軽。予約不要で天気に合わせられる
  • 小屋泊は費用と予約の手間がかかるが、行動を2日に分けられる
  • 膝痛持ちには、10時間×1日より5時間×2日のほうが優しい
  • 朝夕の景色は、泊まった人だけが見られる
  • 相部屋では耳栓を。眠れるかどうかで翌日が変わる

秋の紅葉シーズンに小屋泊を考えている方は、人気の小屋は早めに動いたほうが安心です。あなたのスタイルに合うほうを選んでください。今後も役立つ登山情報をお届けします!

ささみんの山行記録はこちら → YAMAP

ABOUT ME
管理人ささみん
こんにちは、ささみんです。 50代・182cm・膝痛持ちのソロ登山者。埼玉県ふじみ野市在住です。 体組成計に「肥満」と表示されていた春、立山登頂を目標に掲げました。そして2026年7月、憧れだった立山・雄山(3,003m)の山頂に立ちました。その翌週には、これも長年の憧れだった涸沢へ。上高地から往復30kmを歩いてきました。 どちらも、膝の痛みなく歩き切れた。それがいちばん嬉しかったんです。 プロの登山家でもアスリートでもありません。週末になると西武線に乗って奥武蔵の低山をよたよた歩いている、ただの埼玉のおじさんです。武器は、膝への衝撃を減らすために編み出した「忍者歩き」だけ。 「膝が痛くて山を諦めた」「体重が重いから登山は無理」と思っていた方へ。私も同じでした。それでも山はやめられません。 同じ悩みを持つ方の、小さな背中を押せたら嬉しいです。 今日が、人生で一番若い日!