こんにちは、ささみんです!👋😊

秋の西沢渓谷で印象に残ったのは、滝の水の色でした。

木々は赤や黄色に染まっているのに、渓谷の水はエメラルドグリーン。

写真で見ていてもきれいですが、実際に目の前にすると「こんな色なんだ」と驚きます。

そして、帰り道もよかったんです。

昔のトロッコ道を歩いていくと、頭の上には黄金色の森。滝を見終わったあとも、まだ秋の楽しみが続きます。

山頂を目指す日とは違う、滝と紅葉をたどる一日。

今回は、私が2023年11月3日に歩いた西沢渓谷を紹介します。今から計画する方に向けて、歩道と交通の情報も調べ直しました。

三重の滝
紅葉の中を流れる、エメラルドグリーンの水。西沢渓谷で楽しみにしてほしい景色です。(2023年11月3日撮影)
ささみん(忍者ハイカー)

西沢渓谷は滝が有名だけど、帰りの森もきれいだったんだよ。

忍者ネコ

滝を見終わったら、お楽しみも終わりじゃないんだニャ。

ささみん(忍者ハイカー)

そうそう。つい写真を撮りたくなるから、時間は多めに見ておきたいね。

忍者ネコ

帰りのバスを先に決めて、ゆっくり歩こうニャ!

山行・本文中の撮影写真:2023年11月3日。

歩道・交通の情報確認:2026年10月29日。

訪問時は七ツ釜五段の滝を近くで見る道が工事中でした。その後、滝見橋の復旧で2024年4月29日から周遊が再開。2026年9月の降雨による通行止めも、9月14日に解除されたと公式に案内されています。出発前の確認先は、この記事末尾にまとめています。

秋の西沢渓谷は、滝だけでなく帰りの森まで楽しい

西沢渓谷は、山梨県山梨市にある渓谷です。沢沿いに滝をめぐり、帰りは旧森林軌道のトロッコ道跡を歩く周回コースが知られています。

前半は、水の色と滝の流れを楽しむ道。

後半は、渓谷を離れて紅葉の森を楽しむ道。

行きと帰りで雰囲気が変わるので、一周歩く楽しみがあります。

私が訪れた11月初旬は、入口付近から紅葉がきれいでした。奥の滝まで急がず、歩き始めから景色を楽しめたのもよかったです。

西沢渓谷入口付近の紅葉
西沢渓谷入口付近の紅葉
歩き始めから秋の色。渓谷に入るまでの道も楽しめました。(2023年11月3日)

紅葉の見頃はいつ?

山梨市の案内では、見頃の目安は10月中旬~11月上旬です。

渓谷には標高差があるので、すべての場所が同じ日に見頃になるわけではありません。年によって色づきや落葉の進み方も変わります。

私の2023年11月3日の写真は、その年の様子として参考にしてください。今年の状況は、観光協会の紅葉情報で確かめるのがおすすめです。

▶ 山梨市公式:西沢渓谷の紅葉と見頃の目安
▶ 山梨市観光協会:紅葉などのお知らせ

初心者でも歩ける?「約10kmの軽登山」と考えて準備しよう

西沢渓谷コースマップ
🍁紅葉の西沢渓谷ハイク / ささみんさんの活動データ | YAMAP / ヤマップ

西沢渓谷はハイキングコースですが、ずっと平らな遊歩道が続くわけではありません。

沢沿いには、濡れた岩や狭い足場もあります。紅葉を見上げたい場所ほど、いったん足を止めて眺めたいです。

日帰り登山で数時間歩くことに慣れている方なら、候補にしやすいコースだと思います。ただ、観光地の舗装路を散歩するつもりだと、道の様子に戸惑うかもしれません。

標高差の数字だけでなく、歩く距離と足元の状態を見て選んでください。

確認すること目安・考え方
一般的な周回案内約10km、所要約4時間
私の2023年の記録10.0km、4時間57分
歩く向き渓谷沿いに上り、帰りはトロッコ道跡へ。現地の原則一方通行の案内に従う
靴濡れた岩や未舗装路を歩ける、履き慣れた登山靴・トレッキングシューズ
計画に足す時間写真、食事、休憩、紅葉期の混雑、帰りのバス待ち

私の記録は、当時の工事によるルートの違いもあるため、現在の周回コースの標準タイムではありません。それでも、私が写真を撮りながら歩いて、約5時間かかったという実例にはなると思います。

西沢渓谷ルート
沢沿いには岩の足場もあります。景色を見るときは立ち止まって。(2023年11月3日)

2023年秋の西沢渓谷を歩く|入口から滝めぐりへ

ここからは、私が実際に歩いたときの様子です。

入口からネトリ広場へ|早くも紅葉が気になる

西沢渓谷入口から林道を進むと、ネトリ広場に出ます。

まだ本格的な渓谷歩きの前ですが、周りの木々がきれいで、写真を撮りたくなります。

広場にはトイレや休憩できる場所があるので、歩き出す前に身支度を整えておきましょう。

山の神の祠もあります。これから歩く道の安全を願って、先へ進みます。

山の神
山の神

二俣吊り橋を渡ると、いよいよ渓谷へ

吊り橋を渡り、西沢渓谷の看板を過ぎると、滝をめぐる道が始まります。

水辺と森が近くなり、入口の林道とは違う雰囲気に。

赤や黄色の木々に目を向けながら、沢沿いを歩いていきます。

二股吊り橋
二俣つり橋
西沢渓谷の看板
西沢渓谷入口付近の紅葉
渓谷に向かって進みます
西沢渓谷入口付近の紅葉
西沢渓谷入口付近の紅葉
西沢渓谷の紅葉

三重の滝|水の色に足が止まる

前半で楽しみにしたいのが、三重の滝です。

紅葉の中に、段になって流れる滝。その下の淵が、エメラルドグリーンに見えます。

ここは私も、水の色に驚きました。

滝の名前を順番に覚えるより、まずは、この景色を眺めてほしいです。木々の色と水の色を一緒に見ると、秋の西沢渓谷へ来た楽しみを感じられます。

写真を撮るときは、狭い道で立ち止まり続けないよう、周りの方とも譲り合って楽しみましょう。

三重の滝
三重の滝

人面洞や竜神の滝|名前を見ながら歩くのも面白い

道の途中には、人面洞、竜神の滝、貞泉の滝、母胎淵など、名前の付いた見どころがあります。

人面洞は、どこかが人の顔に見えるそうなのですが、私には分かりませんでした。

「どこが顔なんだろう?」

そんなふうに探してみるのも、歩く途中の小さな楽しみです。

ひとつ滝を見たら終わりではなく、次の水辺や、次の紅葉が気になって先へ進む。景色の変化を楽しめる道でした。

西沢渓谷の紅葉
西沢渓谷
西沢渓谷ルート
西沢渓谷ルート
人面洞
人面洞
人面洞
人面洞
人面洞の様子

七ツ釜五段の滝|私が訪れた日は、近くで見られませんでした

西沢渓谷の代表的な滝が、七ツ釜五段の滝です。

ただ、私が訪れた2023年11月は、近くで見るための道が工事中でした。

トロッコ道跡から、遠くに一部が見えたものの、間近で眺めることはできませんでした。ここを楽しみにしていたので、残念だったところです。

遠くに七ツ釜五段の滝
2023年11月は、遠くから一部が見えるだけでした。近くで見る楽しみは、次回に持ち越しです。

その後、滝見橋の工事が完了し、山梨市は2024年4月29日から周遊が再開したと案内しています。

現在の計画を立てる方は、私が歩いた当時の迂回状況ではなく、最新の公式マップと通行情報で確認してください。

▶ 山梨市公式:西沢渓谷・滝見橋復旧後の案内

七ツ釜五段の滝
参考写真/photo AC

帰りのトロッコ道|黄金色の森を、もうひと楽しみ

下山はトロッコ道跡を進みます。かすかに残るトロッコ道が哀愁を誘いますね。

トロッコ道の紅葉

七ツ釜五段の滝を近くで見られなかったのは心残りでしたが、帰りの森も印象に残っています。

旧森林軌道のトロッコ道跡を進むと、木々が黄金色に輝いていました。

沢沿いでは水の色に目を奪われ、帰りは森の色が気になる。

西沢渓谷は、滝だけを見に来るには、もったいない場所だと思いました。

トロッコ道の紅葉
帰り道にも、この景色。トロッコ道跡の紅葉がきれいでした。(2023年11月3日)

途中の展望が開ける場所では、鶏冠山や木賊山、雁坂嶺方面の山並みも眺められました。

休憩するなら、景色を見られる場所でひと息つくのも楽しみです。ただ、座っていると身体が冷えるので、羽織る物を出しやすくしておきたいです。

大展望台の眺め
大展望台
大展望台
大展望台

ネトリ大橋を渡り、広場へ戻れば、入口までもう少しです。

歩き終わったときに、滝の写真だけでなく、森の写真もたくさん残る。そんな秋のハイキングでした。

ネトリ大橋
ネトリ大橋
ネトリ大橋から鶏冠山を望む
ネトリ大橋から鶏冠山を望む
ネトリ大橋の風景
ネトリ大橋からの風景

電車・バスで行くなら、帰りの便を先に決めよう

紅葉を見ながら歩いていると、つい立ち止まる時間が増えます。

私も約5時間かかりました。公共交通で行く方には、行きの便だけでなく、帰りの便を先に決めてほしいです。

西沢渓谷入口へ向かう主なバスは、塩山駅からの路線と、山梨市駅からの市民バスです。

塩山駅から|季節運行の日を確認する

山梨交通の2026年の時刻表では、代表的な便は次の通りです。

方向時刻
塩山駅→西沢渓谷入口8:30→9:30、9:05→10:05
西沢渓谷入口→塩山駅13:10→14:10、14:40→15:40、15:40→16:40

西沢渓谷入口まで運行する日は季節によって変わります。2026年は4月25日~11月23日の土日祝などに加え、10月1日~11月13日は毎日運行の対象期間です。

秋の周回なら、まず8時30分発の便から計画を考えると、9時5分発より現地で使える時間を長くできます。

ただし、9時30分に着いても、準備をして歩き出すまでには時間がかかります。「標準4時間だから13時10分のバスに間に合う」と詰め込まず、写真や休憩も含めて帰着時刻を見積もりましょう。

▶ 山梨交通公式:西沢渓谷線の時刻表案内

山梨市駅から|午後の帰り便も選択肢に

山梨市の現行案内は、1月1・2日を除き毎日運行です。

方向時刻
山梨市駅→西沢渓谷入口9:12→10:10、10:21→11:19
西沢渓谷入口→山梨市駅・午後便15:10→16:08、16:25→17:23

周回を考えるなら、遅い到着便ではなく、早い便を基本に組み立てたいです。

また、最終バスが遅いからといって、薄暗くなるまで渓谷内にいる計画にはしません。歩き終えてからバスを待つ余裕を残しましょう。

▶ 山梨市公式:西沢渓谷線の運行案内・時刻表

私なら、こうやって予定を立てます

  1. 行く日の運行を確認し、早い到着便を選ぶ。
  2. 休憩や写真を含め、自分が一周する時間を見積もる。
  3. 帰りに乗りたい便と、その前にバス停へ戻る目標時刻を決める。
  4. 渋滞・混雑や天候の情報を見て、余裕が足りなければ日程や計画を変える。

私の約5時間という記録を、そのまま現在の全員の所要時間にすることはできません。それでも、紅葉を楽しむ一日なら、歩行時間ぎりぎりの計画より余裕が欲しいと思います。

「あと何分でバスだから」と急いで、足元がおろそかになるのは避けたいです。

車・バイクで行く場合|紅葉期は駐車場にも余裕を

山梨市の案内では、西沢渓谷入口の市営駐車場が60台、道の駅みとみの砂利駐車場が200台です。

車では中央道・勝沼ICから約60分が案内上の目安。秩父方面からは雁坂トンネルを通って向かうルートがあります。

紅葉期は歩道だけでなく、駐車場も混雑しやすい時期です。遅い到着を前提にせず、午前中の早い時間から歩ける予定にしましょう。

▶ 山梨市公式:西沢渓谷のアクセス

西沢渓谷駐車場
2023年撮影

帰りに温泉へ寄るなら、移動手段に合わせて

車やバイクで時間に余裕があるなら、帰りに温泉へ寄る楽しみもあります。

山梨側なら、ほったらかし温泉。甲府盆地や富士山を望む景色が魅力です。

秩父方面へ帰るなら、道の駅大滝温泉の遊湯館も候補になります。

ただ、どちらも渓谷出口にある施設ではありません。バス利用の方は、帰りの乗車を済ませてから、その先の移動まで含めて考えましょう。

▶ ほったらかし温泉公式

ほったらかし温泉
出典:ほったらかし温泉


▶ 道の駅大滝温泉公式:遊湯館

大滝温泉
出典:道の駅 大滝温泉(遊湯館)

秋の西沢渓谷で、持っていきたい物

基本の日帰り登山装備に加え、今回の道で意識したい物をまとめます。

  • 履き慣れた登山靴・トレッキングシューズ: 濡れた岩や未舗装路を歩ける物を。
  • 雨具と防寒着: 歩いているときだけでなく、休憩やバス待ちの冷えにも備える。
  • ヘッドライト: 日が短くなる季節の備えとして、電池や充電も確認。
  • 水、食事、行動食: 現地で買えることを前提にせず持参する。
  • 地図と救急用品、連絡手段: 周回の道順と下山後の交通を確認する。

県の歩道案内では、落石などに備えたヘルメットの着用も呼びかけています。歩く前に公式の注意事項を確認してください。

ストックを使う方も、狭い道では周囲や足場に合わせて扱いましょう。道具を持つことだけでなく、急がない計画が大切です。

出発前に確認する歩道情報

2026年10月29日に確認した公式案内では、9月10日からの冠水による通行止めは、9月14日15時に解除されています。

2026年の閉山は12月1日の予定。天候や歩道の状況によって変更されるため、行く前に一度、県と市の案内を確認しましょう。

歩く方向は現地の原則一方通行の案内に従います。雨による増水、落石、倒木などで通れなくなることもあるので、過去の記録や写真だけで判断しないようにします。

▶ 山梨県:西沢渓谷歩道通行情報
▶ 山梨市:2026年9月の通行止め解除

滝と紅葉、帰りの森まで楽しむ一日に

西沢渓谷は、山頂を目指す登山とは違う楽しみがある場所でした。

三重の滝の水の色に驚き、いくつもの滝をめぐり、帰りは黄金色の森を歩く。

七ツ釜五段の滝を近くで見られなかったのは残念でしたが、それでも写真を撮りたくなる景色がたくさんありました。

一周約10km。濡れた岩や狭い足場もあるので、日帰り登山の準備をして、時間に余裕を持って出かけたいです。

紅葉に見とれる時間も、帰りのバスを待つ時間も、予定の中に。

急いで歩き切るより、自分のペースで秋の渓谷を楽しんでみませんか。

今日が一番若い日。家に帰るまで楽しめる、秋の一日を計画しましょう🍁😊

ABOUT ME
管理人ささみん
こんにちは、ささみんです。 50代・182cm・膝痛持ちのソロ登山者。埼玉県ふじみ野市在住です。 体組成計に「肥満」と表示されていた春、立山登頂を目標に掲げました。そして2026年7月、憧れだった立山・雄山(3,003m)の山頂に立ちました。その翌週には、これも長年の憧れだった涸沢へ。上高地から往復30kmを歩いてきました。 どちらも、膝の痛みなく歩き切れた。それがいちばん嬉しかったんです。 プロの登山家でもアスリートでもありません。週末になると西武線に乗って奥武蔵の低山をよたよた歩いている、ただの埼玉のおじさんです。武器は、膝への衝撃を減らすために編み出した「忍者歩き」だけ。 「膝が痛くて山を諦めた」「体重が重いから登山は無理」と思っていた方へ。私も同じでした。それでも山はやめられません。 同じ悩みを持つ方の、小さな背中を押せたら嬉しいです。 今日が、人生で一番若い日!