登山のススメ

新緑の塔ノ岳🍃|登山初心者のバカ尾根チャレンジは5月がおすすめ!👍

新緑の塔ノ岳アイキャッチ
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こんにちは、ささみんです!

今回は丹沢で大人気の山、塔ノ岳の大倉尾根ピストンルート(通称バカ尾根)の紹介です!🥰

塔ノ岳は首都圏から登山口までのアクセスが良く、広い山頂からの富士山の展望が大人気🗻

人気の塔ノ岳ですが、登山初心者の方には体力的に不安があるかもしれませんね😥
標高差1300mオーバーは富士登山に匹敵します😰🗻

バカのように長い登りが続き、思わず「バカ~!」と叫んでしまうバカ尾根の由来にもちょっと不安を感じてしまいますよね😢

そんな登山初心者には日が出ている時間が長くて暑くなりすぎない5月の登山が断然おすすめ!👍

それ以外の季節は無理をせずに人気の山小屋「尊仏山荘」が山頂にあるので、そちらを利用出来れば素晴らしい夜景や日の出を堪能出来ますよ!🌄

登山初心者でも必要な装備をしっかり揃えればレベルアップにピッタリのコースです😊
すでに低山をいくつか登ってきた人にぜひ挑戦してもらいたい山、塔ノ岳に登ろう!💪

大倉バス停往復コースマップ

ヤマノススメ14巻ではバカ尾根攻略としてハイドレーションを導入していますね😊


YAMAPの本でも紹介されている定番コースです

塔ノ岳とは

塔ノ岳(とうのだけ)は丹沢山地の南部にある標高1,491 mの山です。
丹沢の山の中でも展望の良さで知られていて、天気がよければ裾野を広げた富士山、房総半島や三浦半島、伊豆半島まで広がる雄大な眺望を期待することができます。

首都圏に近く交通の便がよいため登山者に人気があり、 「2023年に登られた山ランキング」関東エリアで高尾山に続いて第2位!大人気ですね😊

2023年に『登られた山』ランキング

今回紹介する大倉尾根ルートのほかに、ヤビツ峠から登るルートも人気のコースですよ。

大倉バス停発着|塔ノ岳往復コース 標準コースタイム8時間、13.1km

YAMAPのモデルコース

YAMAPのモデルコース名「大倉バス停発着|塔ノ岳往復コース

大倉バス停へのアクセス

小田急線渋沢駅の北口、2番バス乗り場より神奈川中央交通バス大倉行きで15分。
終点「大倉」下車。

渋沢駅前
渋沢駅前

渋沢駅から大倉バス停行き 時刻表

行動時間が長いので、なるべく早い時間のバスに乗ってください!

大倉バス停から塔ノ岳山頂へ 標準タイム4時間30分

標準タイムはあくまでも歩きなれた人が無休憩で歩き続けるタイムです!
登りが続く区間なのでかなり個人差が出ます。
筆者は7時40分バス停スタート、山頂着12時40分と5時間かかりました。
トレッキングポールを使用していなかったらもっとかかっていたでしょう。

大倉バス停には朝から開店しているレストハウス「Yama Cafe 丹沢」さん、トイレが併設されています。

大倉バス停のレストハウス
レストハウス Yama Cafe 丹沢

Yama Cafe 丹沢

丹沢山中のトイレでは環境対策のために使用済みの紙の持ち帰りを推奨しています。水洗トイレのあるこのトイレまでに大を済ませておくことが大事になります。
くわしくはこちら「丹沢発:山のトイレを考えよう

レストハウスに向かって左の道に塔ノ岳方面の道標があるので、それに従って10分程度アスファルト道路を登山口に向かいます。

大倉尾根はこっち
大倉尾根・塔ノ岳方面に進む

登山道は木道や木段に砕石が整備されていて非常に歩きやすいです。杉や松、新緑のモミジが目を楽しませ木漏れ日が美しい道が続きます。

バカ尾根
大倉尾根
バカ尾根
大倉尾根
バカ尾根の新緑
バカ尾根
大倉尾根

尾根道といっても林で視界が開けるところは少ないですが、鬱蒼としていないので解放感がある気持ちのいい道です。「バカ~!」な感じはしませんよ😊

視界が無くて、地味で根っこ祭りでパッとしない飯能の山に慣れているせい!?🤣

途中、木々の合間から二ノ塔三ノ塔行者岳などの気持ちよさそうな丹沢表尾根が望めます。

登山道には点々と山小屋があり、それぞれにベンチが多めに設置されているのが嬉しいポイント。

見晴茶屋
見晴茶屋

延々と登り続けて「堀山の家」さんへ。ここを超えるとさらに勾配がきつくなっていくのでしっかり休憩させていただきましょう。

堀山の家
堀山の家

急登を登りつつ後ろを振り返れば相模湾を一望です。ここまでの疲れが吹き飛ぶ絶景ですよ!😊
春の霞で遠くは見えづらいですが、眺めがいい季節なら東京湾を越えて房総半島まで見えるでしょう。

花立山荘手前の眺め
大倉尾根から相模湾を望む

花立山荘は広い前庭のある解放感のある山小屋です。ここから富士山や箱根の山、眼下の相模湾を眺めながら食べるカキ氷がたまりません。

花立山荘
花立山荘
花立山荘のカキ氷
花立山荘のカキ氷

トレッキングポールが無かったら撤退しているんじゃないかと感じながら急登を登り続けてもうひと頑張り、山頂へ向かいましょう。
「バカ~!🤣」

バカ尾根から相模湾を望む
大倉尾根から相模湾を望む
トレッキングポール
新調したモンベルのトレッキングポール

塔ノ岳山頂直下
山頂直下。空が青い!

塔ノ岳山頂 1491m

塔ノ岳山頂
塔ノ岳山頂 後ろに富士山

塔ノ岳山頂は広く平坦で、ベンチが多いのでGWの人出が多い時期でも座る場所には困りません。

塔ノ岳山頂
塔ノ岳山頂
塔ノ岳山頂から富士山の眺め
塔ノ岳山頂から富士山を望む

右手から丹沢山、蛭ヶ岳、遠くに金峰山や大菩薩峠を望み、正面に富士山が裾野を広げ、左に箱根山と広々とした展望が広がっています。

富士山に向けられたベンチに座って素晴らしい眺めを堪能しましょう。

塔ノ岳山頂から富士山の眺め
ランチに最適な贅沢なロケーションです

後ろを振り返れば大山や首都圏、相模湾を見下ろす絶景も素晴らしいですよ。

山頂には山小屋「尊仏山荘」があります。首都圏から横浜方面の美しい夜景や、素晴らしい日の出が見れることで人気の山荘です。スケジュールと予約状況が許せばぜひ一泊してみたい山荘ですね。一泊出来れば体力的にも下山の時間にもかなり余裕が出来ます。

尊仏山荘
尊仏山荘

尊仏山荘

大山山頂から尊仏山荘が見えます。以前に大山から山荘が見えたときから塔ノ岳に登りたいと思っていました。ついに来た!😆

ランチ休憩をとったら往路をそのまま下山しましょう。…バカ尾根を…😂

塔ノ岳山頂から大倉バス停へ 標準タイム3時間30分

下りは登り以上に装備が大切になります!

下りは砕石の急坂を下っていくことになるので、登り以上にトレッキングポールの利用が転倒を防ぐことにつながります。

綺麗なモミジが多いので紅葉の季節も人気のコースなのですが、行動時間が長いのでよほどに早いスケジュールが組めないと日帰り登山では日が暮れてしまいます。必ずヘッドライトを携行してくださいね。

そして、延々と下り続けて最後の方は膝にきます!
「バカ~!😅」
膝を守るためにもコンプレッションタイツ、トレッキングポールの使用を強くおすすめします!

また、丹沢の山はヤマビルが出るので、ヒル対策のためにもタイツは必須装備になります。

すっかり日差しが斜めになった17時になって下山。
レストハウスでビールで乾杯!🍺
お疲れ山でした~⛰

ヤマカフェ丹沢で乾杯
Yama Cafe 丹沢で乾杯。バス停が目の前なのが嬉しい。

紅葉の時期だとすっかり暗くなってしまいますね…
レストハウス Yama Cafe 丹沢さんは7時から18時まで

Yama Cafe 丹沢

大倉バス停から渋沢駅行き 時刻表

ヤマビルについて

丹沢の登山道はヤマビルが出ることで有名です。ヒル対策をしておかないと知らないうちに吸血されてしまいますよ。

ヤマビルの活動期は4月から11月までで、特に6月から9月までは生息密度も高まり、雨や雨の後の活動が活発になります。
動物や人が吐く息に含まれる炭酸ガスや体温などでその存在を知り移動してきます。

ヒル避けの薬剤も市販されていますし、夏場でもタイツを履いて素足が出ないようにする工夫をして下さいね。
タイツを履いていない場合は、パンツの裾を靴下の中に入れるなどの工夫もあります。

また、ザックを地面に置くとそこから付いてくることもあるので、特に木の葉の多い湿った地面などにはザックを置かないようにしましょう。

ヒル避けの薬剤はこちら。靴に噴射して使用します。下山後は水で洗い流しましょう。

バカ尾根チャレンジは5月のうちに!?😊
(YAMAP投稿記事より)

以前から登ってみたいと思いながら、そのネーミングにビビッていた塔ノ岳の「バカ尾根」こと大倉尾根に挑戦してきました😊

ダラダラと長い尾根道に思わず「バカ~!」と叫びたくなってしまうことでお馴染みのバカ尾根は、ゆっくり登山の自分では行動時間が長くて日が長い時期でないと下山時には暗くなってしまいます。

GWなら日が長くなっているし、公共交通機関での移動なので渋滞も関係なし!🚌🚃
むしろ、夏になったら暑すぎる標高なので今のうちだと思って登ってきました。

運動不足と冬の間に増えた体重とガラスの膝を補うため、春先に仕入れたCW-Xのタイツとモンベルのトレッキングポールが頼りです!💦

初めて訪れたバカ尾根は、杉や松に新緑のモミジが綺麗な明るい登山道です。
木漏れ日が美しく暗い印象もありません。登山道も木道、木段に砕石などで非常に整備されていて歩きやすいですね😊

山小屋も点々としていて休憩ポイントやトイレも各所にあり。 迷う心配もない道で、体力と装備と時間さえあれば登山初心者でも登れそうです。
視界が開ける場所では相模湾や湘南の街並み、箱根の山に富士山も!⛰ 変化も感じられて全然「ダラダラとした尾根道」という印象ではないですよ🥰

・・・飯能の地味で暗くて印象に残らない登山道に慣れているせいかもしれませんが・・・😂

このコースは1300m以上のUP・DOWNということで、さすがにトレッキングポールを使用している人が多いですね。
ヒル対策も兼ねてコンプレッションタイツを履いている人も多数。
実際、体力ミジンコの自分は終盤は膝が限界でした😭
コンプレッションが効いているタイツと、トレッキングポールを使用していなかったらかなり厳しかったです💦

「バカ尾根」に挑戦してみたいけど、体力に不安を感じるひとは登りやすい5月のうちに登ってしまうのをおすすめします!😊
タイツとトレッキングポールと、「ヒル下がりのジョニー」というヒル避け剤を忘れずにね!😆

バカ尾根チャレンジは5月のうちに!?😊 / ささみんさんの活動データ | YAMAP / ヤマップ

まとめ

今回は丹沢の大人気コース、塔ノ岳のバカ尾根往復ルートの紹介でした🥰

「バカ尾根」の名前にちょっと不安を感じる登山初心者の方でも、季節と装備を選べば決して無理なコースではありませんよ。

夏に富士登山などを計画している方の体力トレーニングにも最適なコースです。
公共交通機関利用なので行楽シーズンの渋滞も問題なし!🚃🚌

ぜひ塔ノ岳登山を楽しんでくださいね!💪

今日が人生で一番若い日です!
2024年5月3日に塔ノ岳に登ってきました。
GWのあまりに酷い渋滞予測に予約していた朝霧高原のキャンプ場はキャンセル。運転なんて無理!🤣
新規にコンデジのTG-7を買ったので持って行ったのですが、「現代のスマホって綺麗だし便利だな~」ということを改めて感じました…😭
どんな測光しているんだよ!と言いたくなるくらい露出の失敗が多いです…


ABOUT ME
管理人ささみん
こんにちは、埼玉県南部在住の「ささみん」です! 2021年、美ヶ原高原で大勢の登山者さんを見かけて以来、登山が趣味になりました。 埼玉県や東京都の低山を登っています。 山に登ったり、オートバイに乗ったり、AIで絵を生成したり、投資をしたりして色々な力を身につけていきたいです。 「今日が人生で一番若い日!」がモットーです! 登山アプリのYAMAP(ヤマップ)にもマイページがあります。 そちらもよろしくお願いします。

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