【50代からの登山入門】初心者が最初の山に登るまでの12ステップ完全ガイド
こんにちは、ささみんです!👋😊
50代から登山を始めたい。でも体力に自信がない。膝も少し心配。
そんな人に向けて、「50代からの登山入門」全12回をまとめました。
登山を始めようと思ってインターネットで調べると、登山靴やザック、服装、必要な装備など、覚えることがたくさん出てきます。
さらに、登山計画や天気、登り方、下り方……。
「山へ行く前に、こんなに勉強しなきゃいけないの?」
なんて思ってしまいますよね。
でも、最初からすべてを覚える必要はありません。
私がおすすめしたいのは、まず今の自分にできることから、少しずつ準備すること。
このシリーズは、近所を30分歩くことから始まり、登山用品をそろえ、自分に合う山を選び、最初の登山へ出かけるまでの12ステップです。
私はプロの登山家でも、特別に体力のある人間でもありません。
登りではすぐ息が上がるし、下山では膝が心配。今でもほかの登山者にどんどん追い越されます。
それでも、山を歩くことが大好きになりました。
以前の自分には想像もできなかった景色に、少しずつ出会えるようになったからです。
このページを、これから登山を始めたい人の「最初の案内所」として使ってもらえたらうれしいです。
第1回から順番に読んでも大丈夫ですし、気になる悩みから読み始めても構いません。
まずはここから|あなたは何が一番心配ですか?

登山を始めるときの悩みは、人それぞれです。
体力が心配な人もいれば、どんな装備を買えばいいのか分からない人もいるでしょう。
まずは、今の自分に近いところから読んでみてください。
- 体力がなくて、山を歩けるか心配
第1回|まず30分歩いてみよう
第6回|普段の暮らしに小さな運動を足そう - 最初に何を買えばいいのか分からない
第2回|登山靴と靴下の選び方
第3回|汗冷えを防ぐ服装
第5回|日帰り登山の持ち物 - 初心者がどの山へ行けばいいか知りたい
第7回|最初の山の選び方 - 道に迷ったり、帰れなくなったりしないか不安
第8回|初めての登山計画
第9回|天気と進む・戻るの判断 - 登りで息が上がる。下山では膝が痛くなる
第10回|登りをラクにする歩き方
第11回|下山で膝を守る歩き方 - 準備ができたので、最初の山へ出かけたい
第12回|いよいよ最初の山へ
もちろん、興味のある記事だけを読んでも構いません。
ただし、実際に山へ出かけるときには、装備や登山計画、天候など、安全に必要な準備はひと通り確認してくださいね。
登山を始めたいけど、覚えることが多すぎるなあ。
全部を一日で覚える必要はないニャ。
じゃあ、まず何をすればいい? ザックを買う?
まず30分歩いてみるニャ。今の自分を知るところからニャ。
ずいぶん地味なスタートだな(笑)。
その一歩が、いつか山頂につながるニャ!

50代から登山を始めても、遅くありません

「若いころならともかく、今から登山なんて……」
「体力が落ちてきたし、膝も心配だし……」
そんなふうに思うことがあるかもしれません。
私にも、同じような不安があります。
それでも、山を始めてよかったと思っています。
私が山歩きに興味を持ったきっかけは、美ヶ原へのオートバイツーリングでした。
高原で遠くに見えた、アンテナだらけの建物。
「あれは何だろう?」
そう思って歩いていった先にあったのが、王ヶ頭ホテルでした。
その裏側から見下ろす景色が、あまりにも素晴らしかったんです。
ホテルのカフェでひと休みしながら、
「山歩きって、楽しそう!」
と思ったことを覚えています。
その後、天覧山や多峯主山など、身近な低山にも出かけるようになりました。
天覧山では、景色の素晴らしさは標高だけで決まらないと感じました。
多峯主山では、関東平野を眺めながらのんびりランチ。
難しい山に登らなくても、十分に楽しい時間でした。
山の楽しみは、山頂に立つことだけではありません。
景色を見たい。森を歩きたい。山の上でお弁当を食べたい。
そんな気持ちから始めてもいいんです。
ただし、山へ出かける際には自分の体力に合ったコースと季節を選ぶことが大切です。美ヶ原のように、暖かい季節は歩きやすくても、冬は積雪・凍結によって条件が大きく変わる場所もあります。
気軽な気持ちで山に興味を持つことと、安全のために準備すること。この両方を大切にしたいですね。
STEP 1|まずは身体の準備から【第1回・第6回】

登山を始めたいと思ったら、最初に何をするべきでしょうか。
私は、いきなり高価な登山用品を買う必要はないと思っています。
まずは、自分が今どのくらい歩けるのかを知るところから始めましょう。
第1回|まず30分歩いてみよう
シリーズの第1回は、とても地味です(笑)。
近所を30分歩いてみる。それだけです。
公園でもいいし、買い物のついででも構いません。
大切なのは、速さや距離を競うことではなく、今の自分の状態を知ること。
30分歩いてみると、思っていたより疲れるかもしれません。
でも、それは失敗ではありません。
今の自分を知ることができたなら、最初の一歩は成功です。
▶ 第1回|まず30分歩いてみよう|山頂までは遠くても、最初の一歩はここから
第6回|山のための特訓はいらない。普段の暮らしに小さな運動を足そう
登山を始めるなら、ジムに通って筋トレをしなければいけないのでしょうか。
私は、いきなり厳しいトレーニングを始める必要はないと思っています。
普段の生活で少し長く歩く。
駅の階段を使ってみる。
歯磨きのついでに、ちょっと身体を動かしてみる。
そんな小さな運動を続けるところから始めます。
もちろん、登山のためには体力や筋力を養うことも大切です。でも、何も続かないほど高い目標を立てるより、「これならできそう」という習慣を作ることから始めたいです。
▶ 第6回|山のための特訓はいらない|普段の暮らしに小さな運動を足そう
STEP 2|登山に必要な装備をそろえよう【第2〜5回】

普段から少しずつ歩く習慣ができたら、次は登山用品です。
登山用品店へ行くと、カッコイイ登山靴やザック、ジャケットなどがたくさん並んでいます。
私もつい欲しくなってしまいます(笑)。
でも、最初からすべてを高価な製品でそろえる必要はありません。
大切なのは、自分の身体と登る山に合うものを選ぶこと。そして、安全に必要な装備を削らないことです。
第2回|最初の登山靴はどう選ぶ?
登山靴は、最初にしっかり考えて選びたい道具のひとつです。
有名ブランドだから、カッコイイから、という理由だけではなく、自分の足に合っているかが大切です。
登山用品店で試着して、登山用の靴下と合わせて履き心地を確認する。
靴の種類に迷ったら、行きたい山や使う季節も伝えて店員さんに相談してみましょう。
▶ 第2回|最初の登山靴はどう選ぶ?|靴と靴下はセットで考えよう
第3回|登山の服装は、汗冷え対策から
登山を始めると、ついカッコイイジャケットが欲しくなります。
でも、私が最初に大切にしたいのは、肌に近いところの服装です。
登りで汗をかいたあと、休憩中や下山中に身体が冷えることがあります。
汗をどう逃がし、身体を冷やさないようにするか。
第3回では、そんな汗冷え対策を中心に服装を考えました。
▶ 第3回|汗冷えを防ぐ服装|カッコイイ上着より「肌側」にお金をかけよう
第4回|日帰りザックは何L?
ザックを選ぶときは、容量や重量が気になります。
軽いザックは魅力的ですが、私は軽さだけで決めないようにしています。
必要な装備が入ること。
自分の身体に合っていること。
肩や腰に無理な負担がかからず、歩きやすいこと。
第4回では、50代の初心者が日帰りザックを選ぶときの考え方を紹介しました。
▶ 第4回|日帰りザックは何L?|ULより「身体がラク」を優先しよう
第5回|日帰り登山で「削らない装備」を決めよう
ザックが決まったら、次は中に何を入れるかです。
雨具、ヘッドランプ、地図、水、行動食、保温のための衣類、応急用品など。
必要なものは、山や季節によっても変わります。
私は、軽くするために何を削るかより、無事に帰るために何を削らないかを先に考えたいです。
この第5回は、登山へ出かける前に何度でも読み返してほしい記事です。
▶ 第5回|日帰り登山の持ち物|無事に帰るために「削らない装備」を決めよう
STEP 3|最初の山を選んで、安全な登山計画を作ろう【第7〜9回】

身体の準備を始めて、必要な装備も考えました。
次は、いよいよ最初の山を選びます。
ただし、行ってみたい気持ちだけで山を決めるのは危険です。
自分が歩けそうなコースなのか。途中で引き返せるのか。天気や季節は適切なのか。
こうしたことも調べます。
第7回|最初の山はどう選ぶ?
初心者向けの山というと、高尾山や御岳山、筑波山など、いろいろな名前が出てきます。
でも、最初の山は「有名だから」という理由だけで選ばなくてもいいと思います。
私は、「自分にも歩けそう」と「ここへ行ってみたい」の両方を大切にしたいです。
天覧山・多峯主山での低山歩き、高原の景色を楽しむ美ヶ原、湿原を歩く尾瀬ヶ原など、登山の楽しみ方はひとつではありません。
ただし、紹介している場所でも、季節やルートによって難易度は変わります。冬の積雪や凍結、長い歩行距離などには十分注意が必要です。
第7回では、山の魅力と安全面の両方から最初の目的地を考えています。
▶ 第7回|最初の山はどう選ぶ?|初心者でも感動できる山へ行こう
第8回|初めての登山計画を作ろう
行きたい山が決まったら、登山計画を作ります。
何時に登山口を出発し、どの道を歩き、何時ごろ下山するのか。
休憩や写真撮影に使う時間も考えます。
私は歩くのが遅いので、できるだけ早い時間に出発するようにしています。
でも、出発が早ければ何とかなるわけではありません。
大切なのは、余裕のあるコースを選び、予定外のことが起きても焦らず対応できることです。
「うん、そこまでは想定内だ」
そう思える登山計画を目指したいです。
▶ 第8回|初めての登山計画を作ろう|「想定内だ」と思える余裕を持とう
第9回|天気を見て「進む・戻る」を判断しよう
登山計画が完成しても、必ずその予定どおりに登る必要はありません。
天気が悪い。
風が強い。
登山道が凍結している。
体調がよくない。
そんなときは、予定を変更したり、登山を中止したりすることも大切です。
第9回では、天気や山の状態を確認しながら「今日は行くべきか」「途中で戻るべきか」を判断する考え方を紹介しています。
▶ 第9回|登山の天気はどう見る?|「進む・戻る」を自分で判断できるようになろう
STEP 4|歩き方を覚えて、いよいよ最初の山へ【第10〜12回】

山を選んで、登山計画も完成しました。
いよいよ山を歩く段階です。
でも、体力に自信がない人は、ここで不安になるかもしれません。
登りで息が上がったらどうしよう。
下山で膝が痛くなったらどうしよう。
私自身、今でもそんな不安を抱えながら山を歩いています。
だからこそ、速く歩くことよりも、下山まで無理なく歩けることを大切にしています。
第10回|登りをラクにする歩き方
登りで大股になったり、最初から速いペースで歩いたりすると、私はすぐに息が上がってしまいます。
そこで意識しているのが、小股のチョコチョコ歩きです。
無理にほかの登山者へついていかず、呼吸や脚の疲れ具合を確認しながら歩きます。
疲れ切る前に休憩し、水分や行動食も補給する。
第10回では、山頂に着くことだけではなく、下山するための体力を残す歩き方を考えています。
▶ 第10回|登りをラクにする歩き方|小さな一歩で、下山まで脚を残そう
第11回|下山で膝を守る歩き方
私にとって、登り以上に不安なのが下山です。
以前、下山中に膝が痛くなり、つらい思いをしたこともあります。
そこで、足首や膝、股関節を柔らかく使い、できるだけ滑らかに下る「忍者歩き」を意識しています。
目指しているのは、ドスンドスンと着地せず、「スルスル」と静かに下る歩き方。
ただし、勢いに任せて速く下るわけではありません。
安全な速度を保ち、岩場や大きな段差では確実な足場を優先します。
これは私が目指している歩き方であり、すべての膝痛を防ぐ方法ではありません。繰り返す膝の痛みについては、医療の専門家へ相談することも大切です。
▶ 第11回|下山で膝を守る歩き方|「スルスル下る」忍者歩きを目指そう
第12回|いよいよ最初の山へ
そして、いよいよ最終回。
ここまで準備してきたことを、実際の山で試してみましょう。
初めての登山では、難しい山を目指す必要はありません。
景色のよい低山を歩く。
山頂でお弁当を食べる。
森の中をゆっくり歩いて、無事に帰宅する。
そんな一日でも十分です。
美ヶ原で私が偶然感じた「山歩きって楽しそう!」という気持ち。
天覧山や多峯主山で知った、身近な山の素晴らしさ。
第12回では、そんな体験を振り返りながら、出発前の準備から下山までを紹介しました。
山頂へ到着することよりも、「また山へ行きたい」と思えること。
そんな最初の登山を楽しんでほしいです。
▶ 第12回|いよいよ最初の山へ|「また登りたい」と思える一日にしよう
出発前の最終チェック|無事に帰るために

ここまで読んで、行ってみたい山が見つかったでしょうか。
実際に出かける前に、次の項目をもう一度確認してみてください。
- 自分の体力と経験に合うコースを選んだ
- 登山道の状況や通行規制を確認した
- 当日の天気、気温、風、雪や凍結の可能性を確認した
- 登りだけでなく、下山に必要な時間も計画した
- 必要な装備と地図、水、食料を準備した
- 引き返す判断と安全な下山方法を考えた
- 家族などに登山計画を共有し、必要な登山届を提出した
- 体調に不安があれば、無理をせず予定を見直す
山へ出かけるときは、季節やその日の状況によって必要な判断が変わります。
このチェックだけで安全が保証されるわけではありませんが、出発前に確認する習慣をつけておきたいです。
登山は、山頂に着けば終わりではありません。
安全に家へ帰って、また次の山を楽しめることが大切です。
この12ステップは、何度でも読み返してください

このシリーズを、第1回からすべて順番に読む必要はありません。
最初は装備について調べていたけれど、実際に山へ行ったら登りで息が上がってしまった。
そんなときは第10回へ。
下山で膝が気になったら、第11回へ。
次に行きたい山が決まったら、第7回から第9回へ。
必要なときに、必要な記事へ戻ってきてもらえればいいと思います。
私自身も、登山をするたびに新しい発見があります。
前は大丈夫だったことが、今日はうまくいかない。
反対に、以前は苦しかった道を、少し余裕を持って歩けることもある。
登山は、そうした経験の積み重ねなんでしょうね。
このまとめ記事も、これから登山を始める人の役に立つよう、必要に応じて見直していきたいと思っています。
50代からの登山は、ここから始まります

「今さら、この年で登山なんて」
そんなふうに思うことがあるかもしれません。
でも私は、今さらなんて言いたくないんです。
だって、今日が一番若い日なんですから。
山を始めてから、私はいろいろな景色に出会いました。
もちろん、今でも登りは苦しいです。
下山で膝が気になることもあります。
決して、すごい登山者になったわけではありません。
それでも、以前は無理だと思っていたことに挑戦して、
「自分も意外とやれるじゃないか」
と思える瞬間が増えました。
私が、このシリーズを通じて伝えたかったのは、登山の道具や技術だけではありません。
山を通じて、少しずつ自分に自信をつけていくこと。
それが、私にとって登山を続ける大きな楽しみのひとつです。
最初は、近所を30分歩くところからで構いません。
行ってみたい山を地図で探すところからでも構いません。
大切なのは、今の自分にできるところから始めること。
山頂までは遠くても、次の一歩はほんの数十センチ。
その一歩の先に、まだ知らない景色が待っているかもしれません。
まずは、一緒に最初の一歩を踏み出してみませんか?🥷⛰️
今日も、よい山歩きを!😊















