こんにちは、ささみんです!👋😊

山を始めたい。でも体力も膝も少し不安な人へ。

「50代からの登山入門」、第2回です。

第1回では、まず近所を30分歩いてみました。

今回は、いよいよ最初の登山道具です。

登山靴を選びます。

ささみん(忍者ハイカー)

よし、登山靴を買いに来たぞ!……でも、どれを選べばいいんだ?

忍者ネコ

店員さんに相談するニャ。

ささみん(忍者ハイカー)

「どんな山に行きますか?」って聞かれたら困るんだよ。まだ、どこに行けばいいのかも分からないし……。

忍者ネコ

それなら、そのまま言えばいいニャ。「初心者です。低山から始めたいです」で十分ニャ。

最初の登山靴を買いに、モンベルへ行きました

私が最初の登山靴を買ったのは、モンベルのお店でした。

今なら普通に店員さんへ質問できますが、その頃は話しかけるのもちょっと恥ずかしかったです。

まわりを見ると、いかにも山に詳しそうな人たちがいます。

店員さんも、当然ですが登山用品に詳しい。

その中で、何も知らない自分が、

「登山靴が欲しいんですけど……」

と言うのは、少し勇気がいりました。

「どんな山を考えていますか?」に答えられなかった

店員さんから、

「どんな山を考えていますか?」

と聞かれるだろうな、ということは何となく予想していました。

でも、答えを持っていませんでした。

だって、どんな山へ行けばいいのかも分からなかったんです。

高尾山?

富士山?

北アルプス?

山の名前は知っていても、自分がどこへ行けるのかなんて分かりません。

初心者なんだから、当たり前ですよね。

私が登山を始めたきっかけは、美ヶ原でした

そもそも、私が登山を始めるきっかけになったのは、美ヶ原へツーリングに行ったことでした。

そこで、登山の格好をして歩いている人たちを見かけました。

何をしているのかよく分からないまま、私も何となくついて歩いてみたんです。

それが楽しかった。

最初から、

「百名山を制覇したい」

とか、

「北アルプスへ行きたい」

と思っていたわけではありません。

ただ、歩いてみたら楽しかった。

それが始まりでした。

行きたい山が分からなくても、正直に言えばいい

だから、初めて登山靴を買うときに、

「どんな山へ行きたいですか?」

と聞かれて答えられなくても、恥ずかしがる必要はないと思います。

私も分かりませんでした。

今なら、こんなふうに伝えます。

「登山初心者で、登山靴を買うのも初めてです。体も固いです。運動不足です。まずは低山から始めたいです。でも次の夏には富士山にも挑戦してみたいです」

これで十分です。

むしろ、分からないことを分からないまま隠すより、その方が店員さんも選びやすいと思います。

初心者なのに、詳しいふりをする必要はありません。

登山靴と登山用ソックスは「セット」で考える

初めて登山靴を買うとき、どうしても靴ばかり見てしまいます。

私もそうでした。

サイズ。

デザイン。

防水。

ローカットか、ミドルカットか。

そういうところばかり見ていました。

でも私はそのとき、登山用ソックスと一緒に履き心地を考えるということを知りませんでした。

普段の薄い靴下のまま登山靴を試着すればいいと思っていたんです。

登山用ソックスを履くと、サイズ感は変わる

登山では、普段使っている靴下より少し厚みのある登山用ソックスを使うことが多いです。

その分、靴の中のフィット感も変わります。

薄い靴下でちょうどよかった靴が、厚手の登山用ソックスを履いたら窮屈に感じることもあります。

だから、登山靴を試着するときは、

実際に山で履く予定の登山用ソックスを履いて試す。

ここはかなり大切です。

私が行ったお店では、試着用の登山ソックスを貸してくれました。

登山用ソックスを持っていなければ、

「まだ靴下も持っていません」

と普通に店員さんへ伝えて大丈夫です。

登山靴を買うなら、ソックスも1足そろえる

私は、初めて登山靴を買うなら、登山用ソックスも一緒に1足用意するのをおすすめします。

何足もいりません。

まず1足。

そして、

「この靴+この靴下で何時間歩けそうか」

という組み合わせで考えます。

登山靴と登山用ソックスは、別々の装備ではなく、足元を守るひとつのセットだと思っています。

履いた瞬間に「これだ!」なんて分かりませんでした

登山靴を試着しても、最初は「この靴が自分の足に合っているのか」がよく分かりませんでした。

履いた瞬間に、

「これだ!」

なんて分かりません。

私は、登山靴に「履いた瞬間のシンデレラフィット」を期待しすぎない方がいいと思っています。

新品の登山靴は、最初は少し硬く感じることもあります。

何度か歩いているうちに、少しずつ靴にも慣れて、自分の足にも馴染んできます。

私は店内を10分くらい歩かせてもらいました

試着しただけでは分からなかったので、私は店内を10分ほど歩かせてもらいました。

その間に、

  • つま先が当たらないか
  • 小指が痛くならないか
  • かかとが浮きすぎないか
  • 甲がきつすぎないか
  • 歩いていて変な違和感が出ないか

を確認しました。

10分くらい歩くと、履いた瞬間には分からなかったことが少し見えてきます。

普段のスニーカーなら、多少足に合わなくても何とかなることがあります。

でも登山では、何時間も同じ靴を履いて歩きます。

しかも平らな道ではありません。

登り。

下り。

岩。

木の根。

段差。

最初は小さな違和感でも、数時間後には大きな痛みになることがあります。

靴擦れができれば、その先の山歩きはかなりつらくなります。

だから私は、見た目や値段よりも、長く歩いて違和感が出ないかを大切にしています。

新品の登山靴で、いきなり大冒険には出ない

登山靴を買うと、うれしくなります。

「よし、次の休みに山へ行こう!」

となる気持ちは分かります。

でも私は、新品の登山靴でいきなり長時間の山へ行くのはおすすめしません。

まずは近所を30分。

次は1時間。

できれば坂道や階段も少し歩いてみます。

そうやって、靴と自分の足がお互いに慣れる時間を作ります。

新品の登山靴で、いきなり大冒険には出ないでください。

靴擦れや痛みが出るなら、山の中ではなく近所で分かった方がずっと安心です。

人も靴も、いきなり山に慣れる必要はありません。

少しずつで大丈夫です。

私は最初にミドルカットを選びました

私が最初に購入したのは、ミドルカットの登山靴でした。

今振り返ると、私にはこれが合っていたと思っています。

理由は、足首が固いからです。

おじさんなので(笑)。

登山を始めたばかりの頃は、足場の悪いところで何度も足首をひねりそうになりました。

石に乗ったとき。

木の根を踏んだとき。

斜めになった登山道を歩いたとき。

「あっ!」

となることが何度もありました。

そのたびに、ミドルカットの靴に助けられた感覚があります。

初心者なら絶対ミドルカット、という意味ではありません

ここは誤解のないように書いておきます。

初心者なら絶対にミドルカット、という意味ではありません。

ローカットには軽さや歩きやすさがあります。

足首の動かしやすさを好む人もいます。

ただ、私のように、

  • 運動不足
  • 足首が固い
  • 山道に慣れていない
  • 足場の悪いところでバランスを崩しやすい

という人なら、ミドルカットも候補にしていいと思います。

私は実際に、何度も「ミドルカットでよかった」と感じました。

このあたりも、自分だけで決めずに店員さんへ相談してみてください。

最初の登山靴で見るのは、この5つで十分

初めて登山靴を選ぶなら、最初はこの5つくらいを意識すれば十分だと思います。

  1. 登山用ソックスを履いて試着する
  2. つま先がきつすぎない
  3. かかとが浮きすぎない
  4. 店内をしばらく歩いて違和感がない
  5. 初心者であることや、これからやりたい登山を店員さんに伝える

難しいスペックを全部覚えなくても大丈夫です。

最初からソールの種類や素材の違いを全部理解する必要もありません。

それより、

「この靴とこの靴下で、何時間も歩けそうか?」

を考える方が大事だと思っています。

通販で買うなら、返品・交換条件を先に確認する

ここまで「最初の登山靴は、できればお店で試着してください」と書いてきました。

それでも、近くに登山用品店がなかったり、欲しいサイズがお店になかったりして、通販を使うこともあると思います。

通販で購入するなら、私は注文する前に返品・サイズ交換の条件を確認することをおすすめします。

Amazonなどでも商品や販売元によって条件が違うので、「合わなかったら必ず返品できる」と決めつけない方が安心です。

返品・交換が可能な商品なら、その条件を確認したうえで、まず室内で試着します。

登山用ソックスを履いて、できれば10分くらい歩いてみます。

つま先。

小指。

かかと。

甲。

左右の違和感。

少し時間をかけて確認します。

返品や交換の可能性があるうちは、タグ、箱、付属品などもそのまま残しておきます。

今回の宿題|「初心者です」と言って、3足履いてみる

今回の宿題は、必ず登山靴を買うことではありません。

まず、お店へ行ってみてください。

そして店員さんに、

「登山初心者で、登山靴を買うのも初めてです」

と言ってみます。

できれば3足くらい履いてみてください。

同じサイズでも、履いた感覚がかなり違うことがあります。

その日に決められなければ、買わなくても大丈夫です。

一度家に帰って考えてもいい。

このシリーズは、急いで山へ行くためのシリーズではありません。

自分で納得しながら、ひとつずつ進んでいくシリーズです。

登山靴を選べたら、それもひとつの「できた」

第1回では、近所を30分歩きました。

第2回では、自分の足に合う登山靴を探します。

まだ山には登っていません。

それでも、ちゃんと前に進んでいます。

登山用品店へ入る。

店員さんに「初心者です」と言う。

登山用ソックスを履く。

何足か試してみる。

その中から、自分で一足を選ぶ。

それも立派な一歩です。

「またひとつ、自分でできた」

それが増えれば十分です。

最初の登山靴は、ただの道具ではありません。

「これから本当に山へ行くんだ」と思わせてくれる最初の相棒です。

次回|登山の服装を考えてみよう

登山靴を選んだら、次は服装です。

登山用品店へ行くと、今度はウェアがたくさん並んでいます。

ベースレイヤー。

ミドルレイヤー。

レインウェア。

また知らない言葉がたくさん出てきます(笑)。

でも、全部覚える必要はありません。

次回は、

「登山の服装は、|登山の服装は「3層+1」で考える」

ところから始めます。

次回:
【50代からの登山入門③】汗冷えを防ぐ服装|カッコイイ上着より「肌側」にお金をかけよう

「50代からの登山入門」シリーズ

山を始めたい。でも体力も膝も少し不安な人へ。

このシリーズは、体力自慢の登山ブログではありません。

普通のおじさんが、分からないことに戸惑いながら、それでも少しずつ山へ近づいていくシリーズです。

目標は、すごい登山者になることではありません。

山を通じて、「自分も意外とやれるな」と思えることを少しずつ増やすこと。

  1. まず30分歩いてみる
  2. 最初の登山靴を選ぶ ← 今ここ
  3. 登山の服装を覚える
  4. 日帰りザックを選ぶ
  5. 最低限の装備をそろえる
  6. 坂道・階段を歩いてみる
  7. 最初の山を選ぶ
  8. 登山計画を作る
  9. 天気を見て行く・やめるを判断する
  10. 疲れにくい歩き方を覚える
  11. 下山で膝を守る
  12. いよいよ最初の山へ

ひとつできたら、次へ。

今回は、自分の足を支えてくれる最初の相棒を選びます。

山頂までは遠くても、次の一歩はほんの数十センチ。

少しずつ進んでいきましょう🥾🥷

ABOUT ME
管理人ささみん
こんにちは、ささみんです。 50代・182cm・膝痛持ちのソロ登山者。埼玉県ふじみ野市在住です。 体組成計に「肥満」と表示されていた春、立山登頂を目標に掲げました。そして2026年7月、憧れだった立山・雄山(3,003m)の山頂に立ちました。その翌週には、これも長年の憧れだった涸沢へ。上高地から往復30kmを歩いてきました。 どちらも、膝の痛みなく歩き切れた。それがいちばん嬉しかったんです。 プロの登山家でもアスリートでもありません。週末になると西武線に乗って奥武蔵の低山をよたよた歩いている、ただの埼玉のおじさんです。武器は、膝への衝撃を減らすために編み出した「忍者歩き」だけ。 「膝が痛くて山を諦めた」「体重が重いから登山は無理」と思っていた方へ。私も同じでした。それでも山はやめられません。 同じ悩みを持つ方の、小さな背中を押せたら嬉しいです。 今日が、人生で一番若い日!