こんにちは、ささみんです!👋😊

先に打ち明けておくと、私の8月は散々でした。

15〜16日に赤岳(赤岳鉱泉泊)を予定していたのに、当日の朝、電車の中で天気予報とにらめっこした末に途中の駅で引き返しました。予約していた小屋にキャンセルの電話を入れたときの、あの何とも言えない気持ち。経験がある方も多いんじゃないでしょうか。

8月は台風と不安定な天気で、休みと好天がまったく噛み合わない月でした。山梨や長野の山は交通費もかかるので、「せっかく行くなら晴れた日に」と思っているうちに、夏が終わってしまう。去年もまったく同じでした。

でも、9月があります。

しかも2026年の9月は特別です。9月19日(土)から23日(水)まで、11年ぶりの5連休。そして山の上では、日本でいちばん早い紅葉が始まります。

この記事では、9月におすすめの山をレベル別に10座紹介しながら、台風・秋雨シーズンの注意点天気が微妙な日でも山に行くための「山の選び方」、そしてシルバーウィークの予約戦略まで、まるごとまとめました。

夏に行けなかった人こそ、9月です😊


この記事を書いたのはこんな人です:

  • 50代・182cm・右膝痛持ちのソロ登山者(体重管理中)
  • 関東近郊の低山から3,000m級まで実走多数
  • 2026年7月に立山(雄山3,003m)と涸沢を歩き、8月は天気に負けました

📑 この記事の目次

  1. 9月の山が最高な4つの理由
  2. 9月の登山で知っておくべき6つの注意点
  3. 【レベル別】9月のおすすめ山10選
  4. 天気が微妙な日の「山の選び方」2つの基準
  5. 11年ぶりのシルバーウィークをどう使うか
  6. 9月の登山 装備チェックリスト
  7. よくある質問

🍁 9月の山が最高な4つの理由

① 11年ぶりのシルバーウィーク5連休

2026年は9月21日(月)が敬老の日、9月23日(水)が秋分の日。この2つの祝日に挟まれた9月22日(火)が祝日法により「国民の休日」となるため、9月19日(土)から23日(水)までの5連休が成立します。9月に5連休が生まれるのは2015年以来11年ぶりで、次は2032年の見込みだそうです。

有給を使わずに5日連続で休める。北アルプスにも、遠くの山にも手が届く並びです。

② 日本でいちばん早い紅葉が始まる

9月は「紅葉の月」です。しかも標高の高い山から始まるので、平地よりずっと早い。

立山黒部アルペンルートの紅葉は北海道の大雪山と並んで日本で最も早く、例年9月中旬から立山室堂平付近でスタートします。室堂平では9月中旬にタカネナナカマドやウラジロナナカマド、ミネカエデ、チングルマが色づきはじめ、3,000m級の立山連峰が赤・黄・緑に染まります。

9月に山へ行くというのは、日本で最初に秋を見に行くということなんですよね。

③ 暑さがゆるんで、空気が澄む

夏の低山は蒸し風呂でしたが、9月に入ると朝晩の空気が変わります。湿度が下がって遠くの稜線がくっきり見えるようになるのもこの時期。夏には見えなかった富士山が、急に姿を現したりします。

④ 混雑が落ち着き、山小屋のラストシーズン

お盆の大混雑が嘘のように、9月の平日は静かです。そして多くの山小屋は9月末〜10月上旬で小屋閉め。「今年泊まれる最後のチャンス」でもあります。

⚠️ 9月の登山で知っておくべき6つの注意点

9月の山は美しい分、天気だけは本当に読めません。

① 台風シーズン本番

9月は台風の接近・上陸が最も多い時期のひとつです。進路が離れていても、周辺の湿った空気で山だけが荒れることがよくあります。

出発の3日前・前日・当日朝と、てんきとくらす・ヤマテンなど複数の予報を必ず確認してください。泊まりの計画ほど、早めの判断を。中止できる勇気も必要です。

② 秋雨前線で予報が二転三転する

台風がなくても、9月は秋雨前線が本州付近に居座ります。週間予報の傘マークが毎日入れ替わって、直前まで決められない。これが9月のいちばんのストレスかもしれません。

対策は「Aプラン・Bプランを両方用意しておく」こと。詳しくは後半の「天気が微妙な日の山の選び方」で書きます。

③ 日没が急に早くなる

関東では9月上旬の日の入りが18時過ぎ、下旬には17時半頃になります。ひと月で40分以上早くなる計算です。

夏と同じ時間感覚で行動していると、下山中に樹林帯が暗くなります。ヘッドライトと予備電池は9月も必携です。

④ 朝晩の冷え込みと低体温症

標高2,500mを超える山では、9月下旬の朝に0℃近くまで下がることもあります。低体温症は真冬より、「濡れ+風+気温10℃前後」の秋のほうが起こりやすいといわれています。

薄手のダウンかインサレーション、手袋、ニット帽。この3つを「使わなくてもいいから入れておく」のが9月です。

⑤ スズメバチとクマの活動期

スズメバチは夏から秋にかけて巣が最大になり、防衛本能が高まる時期といわれています。黒い服装を避ける、香りの強い整髪料を使わない、羽音がしたら手で払わずゆっくり離れる。基本ですが、9月はとくに意識してください。

クマも冬眠前で活動が活発になります。熊鈴を鳴らす、単独では声を出す、朝夕の薄暗い時間を避ける。

⑥ 山小屋・バスの営業終了とシルバーウィークの予約

9月下旬から小屋閉めやバスの減便が始まります。「去年と同じ時刻表だと思い込む」のがいちばん危険です。 必ず公式サイトで当年の運行を確認してください。

そして富士山。吉田ルートの登山道開通期間は例年9月10日までとされています。9月11日以降は閉山期間に入り、山小屋も救護所も閉まります。「9月中旬に富士山」は、もう選択肢ではありません。

🗻 【レベル別】9月のおすすめ山10選


⭐ 入門レベル(秋の高原・湿原)

1. 美ヶ原(長野県)|王ヶ頭2,034m

9月の見どころ:ススキの草原と、澄んだ空気の大展望

私が登山を始めるきっかけになった場所です。2021年、オートバイでツーリングに来ただけだったのに、大勢の登山者さんが楽しそうに歩いているのを見て、「自分もやってみたい」と思ってしまった。あれがなければ今の私はいません。

9月の美ヶ原は、夏の花が終わってススキが穂を出す時期。標高2,000mの草原から北アルプスまで見渡せる日は、本当に贅沢です。

項目内容
標高王ヶ頭2,034m
難易度★☆☆☆☆
9月ススキ・マツムシソウの名残・大展望
アクセス美ヶ原高原美術館駐車場・山本小屋から徒歩
注意遮るものがなく風が強い。防風着を

2. 霧ヶ峰(長野県)|車山1,925m

9月の見どころ:草原が黄金色に変わっていく時間

7月のニッコウキスゲ、8月のヤナギランが終わり、9月の霧ヶ峰は色の季節です。八島ヶ原湿原の草がゆっくり黄金色に変わり、下旬には草紅葉と呼べる状態になります。

歩行時間が短いので、午前中に歩き終えて午後は温泉、という「秋の贅沢コース」が組めます。

項目内容
標高車山1,925m
難易度★☆☆☆☆
9月ススキ・下旬から草紅葉
アクセス中央道・諏訪ICから車・ビーナスライン

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3. 尾瀬ヶ原・尾瀬沼(群馬県・福島県)|約1,400m

9月の見どころ:湿原全体が金色に染まる草紅葉

9月下旬の尾瀬は、湿原が一面の金色になります。木々の紅葉とはまったく違う、平面が染まる景色。個人的に、日本で最も「秋」を感じられる場所のひとつだと思っています。

木道歩きなので膝への負担が少なく、標高差もほぼありません。山小屋泊が初めての方にも安心して勧められます。

項目内容
標高約1,400m(湿原)
難易度★★☆☆☆
9月下旬から草紅葉が本番
注意朝晩の冷え込み・木道の霜・小屋閉め時期の確認

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⭐⭐ 初級レベル(北八ヶ岳・樹林帯の秋)

4. 北横岳(長野県・北八ヶ岳)|2,480m

9月の見どころ:苔とシラビソの森、そして「天気が読めない日の逃げ場」

2026年8月16日、赤岳を中止した代わりに登ってきました。 北八ヶ岳ロープウェイで坪庭まで上がって、10時52分発〜13時23分着の約2時間30分。最高地点2,477m。

結果は終日ガスで、八ヶ岳方面の展望はゼロでした。でも、シラビソと苔の登山道がひんやり涼しくて、これはこれで良かったんです。展望がなくても成立する山というのが、9月にはものすごく価値があります。

私は冬にも登っていて、雪山初心者に人気があるのも納得の山でした。夏道は今回が初めてでしたが、通年で頼れる一座です。

項目内容
標高北峰2,480m
難易度★★☆☆☆
コースタイム坪庭から往復 約2時間30分
アクセス北八ヶ岳ロープウェイ→坪庭
注意ロープウェイの運行時間・下旬は朝の冷え込み

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5. 白駒池・麦草峠(長野県・北八ヶ岳)|約2,100m

9月の見どころ:苔の原生林と、池を囲む紅葉の始まり

標高2,100m以上の天然湖としては日本最大規模。周囲を苔むした原生林が囲む、日本離れした場所です。駐車場から徒歩約15分で池に着くので、体力に自信がなくても大丈夫。

麦草峠を起点に茶臼山・縞枯山を回れば、往復4〜5時間の歩きごたえのあるコースにもなります。白駒池周辺の紅葉は9月下旬から色づき始めるので、シルバーウィークはちょうど狙い目です。

項目内容
標高白駒池 約2,100m
難易度★☆☆☆☆(池周遊)/★★☆☆☆(縞枯山まで)
アクセス国道299号メルヘン街道・白駒池駐車場
注意駐車場は紅葉期に早朝満車。木道が濡れると滑ります

⭐⭐⭐ 中級レベル(秋山本番)

6. 硫黄岳(長野県・八ヶ岳)|2,760m

迫力の爆裂火口
迫力の爆裂火口!人が小さい!
オーレン小屋 テント場

9月の見どころ:秋のテント泊デビューに最適な一座

桜平から入って、オーレン小屋にテント泊。翌日に硫黄岳の爆裂火口を見に行く。この行程は、テント泊デビューにこれ以上ないくらいちょうどいいと思っています。

夏のテント場は暑くて寝苦しいですが、9月は快適そのもの。虫も減ります。ただし下旬の夜は冷えるので、寝袋は3シーズン対応のものを選んでください。

私自身、秋は木曽駒ヶ岳でのテント泊を狙っています。その前哨戦として八ヶ岳を歩き直すのもいいなと考えているところです。

項目内容
標高2,760m
難易度★★★☆☆
アクセス桜平(駐車場は早朝満車になりやすい)
注意山頂は森林限界の上で風が強い・防風着必須

🔗 硫黄岳(八ヶ岳:桜平ルート)|オーレン小屋はテント泊デビューにおすすめ


7. 谷川岳(群馬県・新潟県)|1,977m

9月の見どころ:関東からいちばん近い「本格的な紅葉の稜線」

谷川岳の紅葉は10月上旬〜中旬が本番ですが、9月下旬には稜線から色づきが始まります。人が少ないぶん、静かな秋を味わうならこの時期です。

ロープウェイで天神平まで上がれるので、往復4〜5時間。首都圏から日帰りできる百名山としては破格のアクセスです。

ただし谷川岳は天候の急変が本当に多い山。上越国境なので、新潟側から雲が湧くと一気に真っ白になります。撤退ラインを決めてから登ってください。

項目内容
標高トマの耳1,963m・オキの耳1,977m
難易度★★★☆☆
紅葉9月下旬に色づき始め/10月上旬〜中旬が見頃
アクセス谷川岳ロープウェイ→天神平
注意天候急変・濡れた岩と鎖場

🔗 秋の谷川岳|紅葉に燃える天神尾根コース、猫耳のような2つのピークを踏破


8. 木曽駒ヶ岳(長野県・中央アルプス)|2,956m

中央の窪みが登山道

9月の見どころ:千畳敷カールの紅葉が9月下旬から

ロープウェイで千畳敷(2,612m)まで一気に。夏はお花畑だったカールが、9月下旬にはナナカマドで赤く染まります。標高2,600mからいきなり紅葉の真ん中に立てるという、反則級のコスパです。

そして今年の秋、私はここでのテント泊を狙っています。頂上山荘のテント場から見る朝の中央アルプス、想像するだけでワクワクします。

項目内容
標高2,956m
難易度★★★☆☆
紅葉千畳敷カール 9月下旬〜10月上旬
アクセス駒ヶ岳ロープウェイ→千畳敷/新宿バスタから夜行バスも
注意紅葉期のロープウェイは早朝から長蛇の列。始発前行動を

🔗 【木曽駒ヶ岳 日帰り】新宿バスタから初心者でも中央アルプスへ!


⭐⭐⭐⭐ 上級・憧れレベル(日本一早い紅葉を見に行く)

9. 立山(富山県)|雄山3,003m・大汝山3,015m

9月の見どころ:日本でいちばん早い紅葉と、3,000m級の稜線

2026年7月18〜20日、行ってきました。 雄山から大汝山・富士ノ折立・真砂岳と縦走して雷鳥沢へ下りるコース。雄山の社の脇でライチョウの親子に会えたのが、今年いちばんの思い出です。

その室堂平が、9月中旬から紅葉のピークを迎えます。室堂平(標高2,450m)の見頃は9月下旬から10月上旬で、ナナカマドやダケカンバが色づきます。みくりが池に映る「逆さ紅葉」は、無風の早朝が狙い目です。

シルバーウィークに5日使えるなら、立山は最有力候補だと思います。

項目内容
標高雄山3,003m・大汝山3,015m
難易度★★★★☆
紅葉室堂平 9月中旬〜10月上旬
アクセス立山黒部アルペンルート→室堂
注意紅葉期は宿・きっぷとも激戦。朝は氷点下近くまで冷えます

🔗 【立山 2泊3日】室堂から三山縦走・雷鳥沢周回コース完全レポート


10. 涸沢(長野県・北アルプス)|約2,309m

9月の見どころ:ナナカマドとダケカンバに染まる「錦繍の涸沢」

2026年7月25〜26日に初めて行ってきました。 上高地から片道15.47km・約6時間。技術的に難しいところはほとんどなく、壁になるのは距離だけです。

その涸沢が、9月下旬から10月上旬にかけて日本屈指の紅葉スポットになります。ナナカマドの赤とダケカンバの黄が、穂高の岩壁を背景に一気に燃える。写真で見たあの景色を、いつか自分の目で見たいと思っています。

ただし宿は本気の争奪戦です。 涸沢ヒュッテは2026年シーズンから完全予約制。予約開始は「宿泊希望日の1ヶ月前の同日、朝8時」からです(涸沢小屋も同じ仕組み)。WEB予約は宿泊日の前々日18時、電話は前日18時で締め切られます。

この「1ヶ月前の同日8時」が、そのままカレンダーになります。

泊まりたい日予約開始
9月19日(土)8月19日 8:00
9月20日(日)8月20日 8:00
9月21日(月・敬老の日)8月21日 8:00
9月22日(火・国民の休日)8月22日 8:00
9月23日(水・秋分の日)8月23日 8:00
10月上旬(紅葉ピーク)9月上旬 8:00

シルバーウィーク分は、まさに今この瞬間が解禁ラッシュのど真ん中です。 そして紅葉ピークといわれる9月下旬〜10月上旬を狙うなら、勝負は9月頭の朝8時。スマホを握って待つ価値はあります。

項目内容
標高涸沢カール 約2,309m
難易度★★★★☆(距離)
紅葉9月下旬〜10月上旬
往復距離上高地から往復 約31km
注意宿は完全予約制/テント場も紅葉期は大混雑

🔗【涸沢 一泊二日】上高地から往復30km・涸沢ヒュッテ泊コース完全ガイド

🌧️ 天気が微妙な日の「山の選び方」2つの基準

ここが、今月いちばん書きたかったところです。

8月に何度も予報とにらめっこして、私なりに整理できた基準がふたつあります。9月の秋雨シーズンにこそ効きます。

基準①:ロープウェイを使って、昼までに行動を終えられる山

午後に天気が崩れる予報のとき、「午後には山にいない」計画が組める山を選びます。

ロープウェイやゴンドラで標高を稼げれば、歩行時間が2〜3時間で済む。10時に歩き始めて13時に下山、そのまま温泉。これなら午後の崩れをまるごと回避できます。

北横岳、入笠山、日光白根山、谷川岳あたりが該当します。私が8月16日に北横岳を選んだのも、まさにこの理由でした。

基準②:森林限界を超えず、樹林帯が風雨を防いでくれる山

稜線に出る山は、風雨に対して完全に無防備です。逆に樹林帯の中を歩く山なら、多少の雨風は木が受け止めてくれます。

北横岳が雪山初心者に人気なのも、吹きっさらしにならないからだと私は思っています。白駒池周辺、麦草峠のコース、北八ヶ岳エリア全般がこのタイプです。

この2つを満たす山を「予備の引き出し」として3つくらい持っておくと、天気に振り回される9月がかなり楽になります。

そして、それでも中止するときは中止する。8月に赤岳を諦めたのは、たぶん正解でした。山は逃げません。

🗓️ 11年ぶりのシルバーウィークをどう使うか

9月19日(土)〜23日(水)。5日間まるごと使えるという、めったにないチャンスです。

① 泊まりの予約は「今すぐ」動く 山小屋によって予約開始のルールがまるで違います。涸沢ヒュッテ・涸沢小屋のように「宿泊日の1ヶ月前の同日、朝8時」から受け付ける小屋もあれば、シーズン一括で受け付ける小屋もある。この記事を読んでいる今日が、シルバーウィーク分の解禁日にあたる小屋があります。 まずは行きたい小屋の予約ルールを調べるところから始めてください。

② 5日のうち2日は「予備日」にする 9月は台風が来ます。5連休を「4泊5日の長期縦走」で埋めてしまうと、天気が崩れた瞬間に全部が飛びます。「1泊2日の本命+予備日2日」くらいの余白を残しておくと、いちばん条件のいい日を選んで行動できます。

③ 帰りの交通機関を甘く見ない 紅葉期のロープウェイ、アルペンルート、上高地行きのバスは、想像以上に並びます。とくに最終日の下山日は、余裕を持った時間設定を。

④ 高い山と低い山、両方の候補を持つ 天気が良ければ立山や涸沢へ。崩れそうなら北八ヶ岳や尾瀬へ。この二段構えができるのが5連休の強みです。

せっかくの11年ぶりです。「行けなかった」で終わらせない準備をしておきましょう。

🎒 9月の登山 装備チェックリスト

カテゴリアイテム備考
必須レインウェア(上下)台風・秋雨シーズン。透湿性の高いものを
必須登山靴濡れた木道・岩が増えます
必須ヘッドライト(+予備電池)日没が40分以上早まります
必須防寒着(インサレーション・フリース)下旬の朝は0℃近くまで下がる山も
必須手袋・ニット帽稜線の風対策。軽いので必ず入れて
必須水(1.5〜2L)涼しくても脱水します
推奨トレッキングポール下りの膝への負担軽減
推奨膝サポーター紅葉期の長い下りに効きます
推奨熊鈴冬眠前で活動が活発になります
推奨ザックカバー雨の日はザック内も濡れます。防水スタッフバッグも
推奨予備の着替え(速乾)濡れたまま行動しないことが低体温症対策
泊まり3シーズン対応の寝袋夏用寝袋では下旬のテント泊は冷えます
泊まり耳栓・アイマスクシルバーウィークの小屋は混みます
あると安心エマージェンシーシート万一のビバークに

🔗 膝痛持ちのためのトレッキングポール選び方


❓ よくある質問

Q. 9月の登山でいちばん気をつけることは何ですか? A. 天気です。台風と秋雨前線で、予報が直前まで安定しません。複数の予報を確認して、中止・変更の判断を早めにしてください。そのうえで「予備の山」をいくつか持っておくと、無駄足になりません。

Q. 9月に紅葉は見られますか? A. 標高の高い山なら見られます。立山室堂平は9月中旬から、千畳敷カールと涸沢は9月下旬から色づき始めます。関東の谷川岳や日光白根山は10月に入ってからが本番です。

Q. シルバーウィークの山小屋はもう取れませんか? A. 涸沢ヒュッテ・涸沢小屋のように「宿泊日の1ヶ月前の同日、朝8時」から受け付ける小屋なら、9月19〜23日泊の解禁は8月19〜23日です。まさに今が勝負どころ。また人気の小屋でも、直前の空きが出ることもあります。行きたい小屋の予約ルールとキャンセル規定は、必ず公式サイトで確認してください。

Q. 9月にまだ富士山に登れますか? A. 例年9月10日で登山道が閉まります。それ以降は山小屋も救護所も閉鎖されるため、一般登山者が登る時期ではありません。来年の7〜8月に計画してください。

Q. 秋のテント泊デビューをしたいのですが、どこがいいですか? A. 八ヶ岳のオーレン小屋(硫黄岳の登山口側)や、尾瀬の見晴キャンプ場が入りやすいです。ただし9月下旬の夜は冷えるので、寝袋だけは3シーズン対応のものを用意してください。

Q. 膝が痛くなるのが心配です。 A. 私も右膝痛持ちです。紅葉期は下りが長くなりがちなので、ダブルストック・膝サポーター・すり足の下り歩行(忍者歩き)の3点で対策しています。まずは下りのペースを落とすところから試してみてください。

🏔️ まとめ

  • 2026年9月は9/19〜23の11年ぶりの5連休。北アルプスにも手が届く並びです
  • 立山室堂平は9月中旬から、千畳敷カールと涸沢は9月下旬から紅葉が始まります
  • 注意点は6つ:台風・秋雨前線・日没の早まり・朝晩の冷え込み・スズメバチとクマ・小屋閉めと予約
  • 入門は美ヶ原・霧ヶ峰・尾瀬(秋の草原と草紅葉)
  • 天気が読めない日は北横岳・白駒池(ロープウェイ+樹林帯)
  • 秋山本番は硫黄岳・谷川岳・木曽駒ヶ岳
  • 憧れの紅葉は立山・涸沢。宿の予約ルールを今すぐ確認してください
  • 富士山は9月10日で閉山。それ以降は登る時期ではありません

8月、私は一度も納得のいく山に行けませんでした。赤岳を諦めた朝は、けっこう落ち込みました。

でも、山は逃げません。逃げないどころか、9月にはいちばんきれいな姿で待っていてくれます。

夏に行けなかった人こそ、9月です。準備だけ、今から始めておきましょう⛰️🍁😊

今日が、人生で一番若い日!


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こんにちは、ささみんです。 55歳・182cm・84kg・膝痛持ち。 体組成計に「肥満」と表示されていた春、立山登頂を目標に掲げました。 プロの登山家でも、アスリートでも全くありません。週末になると西武線に乗って奥武蔵の低山をよたよた歩いている、ただの埼玉のおじさんです。 「膝が痛くて山を諦めた」「体重が重いから登山は無理」と思っていた方へ。 私も同じでした。それでも山はやめられません。 同じ悩みを持つ方の、小さな背中を押せたら嬉しいです。 今日が、人生で一番若い日!