【50代からの登山入門⑦】最初の山はどう選ぶ?|初心者でも感動できる山へ行こう
こんにちは、ささみんです!👋😊
山を始めたい。でも体力も膝も少し不安な人へ。
「50代からの登山入門」、第7回です。
ここまで、30分歩くところから始めて、登山靴、服装、ザック、日帰り装備、そして普段の生活に小さな運動を足すところまで進んできました。
いよいよ今回は、
「最初にどの山へ行く?」
を考えます。
初心者向けの山というと、高尾山、筑波山、大山、御岳山……いろいろな名前が出てきます。
でも、「初心者向けだから」という理由だけで選んで、本当に楽しいのでしょうか?
私は、最初の山こそ、
「自分にも歩けそう」だけでなく、「ここへ行ってみたい!」と思える場所を選んでほしい
と思っています。
難しい山へ挑戦する必要はありません。
3000m級の山へ大冒険に出なくてもいい。
初心者でも、ちゃんと息をのむような景色には出会えます。
初心者の最初の山って、やっぱり高尾山で決まりかな?
どうして高尾山なのニャ?
初心者向けって、よく書いてあるから……。
でも、どんな景色を見たいのニャ?
え?初心者なのに景色まで選んでいいの?
初心者だからこそ、「また山へ行きたい」と思える場所を選ぶニャ。

- 初心者向け=一番簡単な山、ではない
- 絶景は、標高の高さだけで決まらない
- 標高だけを見て山を選ばない
- アクセスも「初心者向け」を決める大事な条件
- では、最初の山はどんなタイプから選ぶ?
- ① 「自分にも登れた」を作る|天覧山+多峯主山
- ② 山道を歩きたい。でも逃げ道も欲しい|高尾山
- ③ 神社と自然を一緒に楽しむ|御岳山
- ④ 「山頂に立った!」を味わいたい|筑波山
- ⑤ いきなり山頂まで行かなくても絶景|大山
- ⑥ 「景色の中を歩く」を体験する|車山
- ⑦ 山頂より大パノラマを楽しむ|美ヶ原
- ⑧ 「山頂がない登山」でもこんなに感動できる|尾瀬ヶ原
- 宝登山で知った「初心者向け」と「自分が楽しい」は別の話
- 50代の最初の山は「逃げ道」があっていい
- 最初の山を選ぶ6つのチェックポイント
- 最初の山は「成功体験」を作る場所
- 今回の宿題|「感動できそうな山」をひとつ選んで、行き方を調べる
- 次回|選んだ山の登山計画を作ろう
- 「50代からの登山入門」シリーズ
初心者向け=一番簡単な山、ではない

初心者向けの山を調べると、「標高が低い」「コースが短い」「歩きやすい」といった条件で紹介されることが多いです。
もちろん、それはとても大切です。
でも私は、もうひとつ条件を加えたいです。
「行ってみたいと思える何かがあること」。
景色でもいい。
山頂でもいい。
神社でもいい。
花でもいい。
高原でもいい。
温泉や食事を楽しみにしてもいい。
最初の山は、自分の限界を試す試験会場ではありません。
「山ってこんなに楽しいんだ」と知るための場所です。
絶景は、標高の高さだけで決まらない

登山を始める前の私は、なんとなく「すごい景色を見るには、高い山へ登らないといけない」と思っていました。
でも、実際に山を歩くようになると、その考えはすぐに変わりました。
標高200m前後の天覧山で驚いた
初めて天覧山へ行ったときのことです。
標高は200m前後しかありません。
ところが山頂へ立ってみると、遠くには東京の高層ビル群、そして天気が良ければ富士山方面まで見渡せます。
その景色を見ながら、
「景色って、標高が決めるわけじゃないんだな」
と実感しました。
標高が低くても、絶景の山はいくつもあります。
逆に、どれだけ高い山へ登っても、雲の中なら何も見えないこともあります。
大山阿夫利神社下社からの景色に息をのんだ
大山も印象に残っています。
阿夫利神社下社から見下ろす景色。
相模平野の向こうに海が広がり、江の島に三浦半島。さらに東京湾を超えて房総半島まで見渡せるパノラマ。
初めて見たときは、思わず息をのみました。
しかも、ここは大山山頂ではありません。
ケーブルカーを利用すれば、山頂まで登らなくてもこの景色を楽しめます。
「すごい景色を見る=難しい山へ登る」ではない。
これを知っているだけでも、最初の山選びはずっと自由になります。
尾瀬ヶ原で「なんだ、天国って地上にあるんだ」と思った
そして、初めて夏の尾瀬ヶ原へ行ったとき。
私の最初の感想は、今でも覚えています。
「なんだ、天国って地上にあるんだ」
でした。
山頂ではありません。
急登を必死に登り切った場所でもありません。
湿原の中に木道が伸び、周囲を山々が囲んでいる。
その景色の中を歩くだけです。
でも、私には十分すぎるほど感動的でした。
絶景を見ることと、難しい山へ登ることは同じではありません。
低山でも、高原でも、湿原でも、心が動く景色には出会えます。
50代から登山を始めるなら、最初から大冒険をしなくてもいいんです。
標高だけを見て山を選ばない

最初の山を探すとき、つい標高を見てしまいます。
「500mなら簡単そう」
「1000mを超えたら大変そう」
私も最初はそんなふうに考えていました。
でも、登山の大変さは山頂の標高だけでは決まりません。
大切なのは、
- 登山口からどのくらい登るのか
- 何時間歩くのか
- 急な登りや下りがどのくらいあるのか
- 岩場や歩きにくい場所があるのか
- 道が分かりやすいか
- 途中でコースを短くできるか
です。
低山だから楽とは限らないし、高い場所にある高原だから大変とも限りません。
アクセスも「初心者向け」を決める大事な条件

そして、初心者ほどアクセスは大事だと思います。
登山の記事を読んでいて、私自身よく気になるのが、
「で、そこまでどうやって行くの?」
です(笑)。
駅から歩ける。
駅からバス一本。
ケーブルカーがある。
駐車場からすぐ歩き始められる。
こういう山は、最初の一座ではかなり安心です。
反対に、登山自体は簡単でも、バスが少ない、乗り換えが複雑、帰りの交通手段が限られているとなると、初心者には別の難しさが出てきます。
「家から登山口へ行き、山を歩き、また家へ帰る」までが登山。
アクセスも含めて山を選びたいです。
では、最初の山はどんなタイプから選ぶ?

| 楽しみ方 | 候補 | アクセスの特徴 |
|---|---|---|
| まず小さく山道を歩く | 天覧山+多峯主山 | 飯能駅から歩いて向かいやすい |
| 安心感+登山らしさ | 高尾山 | 高尾山口駅からすぐ |
| 神社+自然 | 御岳山 | 電車・バス・ケーブルカー |
| 山頂の達成感 | 筑波山 | つくば駅からバス |
| 絶景+神社+登山 | 大山 | 伊勢原駅からバス・ケーブルカー |
| 大パノラマの高原歩き | 車山・美ヶ原 | 車が便利。公共交通は事前確認 |
| 山頂ではない絶景 | 尾瀬ヶ原 | アクセスも含めて計画が必要 |
① 「自分にも登れた」を作る|天覧山+多峯主山



「本当に自分が山道を歩けるのか不安」
そんな人は、最初から長い山へ行く必要はありません。
天覧山から多峯主山を歩くコースは、最初の一歩としてかなりいいと思います。
天覧山は標高195m。
数字だけを見ると、
「そんなに低くて楽しいの?」
と思うかもしれません。
でも私は、初めて山頂から景色を見たときに驚きました。
低山でも、こんな景色が見られるんだ。
これも立派な登山の感動です。
天覧山だけでは物足りなければ、多峯主山まで歩く。
この「もう少し歩いてみよう」ができるのもいいところです。
アクセス
公共交通なら、西武線の飯能駅を起点にできます。
駅から街を歩いて天覧山方面へ向かえるので、登山口までのバス時刻を細かく気にしなくていいのが魅力です。
初めての登山で「まず登山口にたどり着けるかな?」という心配が少ないのは、かなり大きいと思います。
🔗【天覧山 多峯主山 紅葉】能仁寺の紅葉→山頂パノラマ→POCO-POCOのパン!飯能ハイキング完全ガイド
天覧山は、何と言ってもヤマノススメで主人公達が最初に登った飯能の人気の山です。周辺にはヤマノススメに登場するスポットが沢山!🥰
② 山道を歩きたい。でも逃げ道も欲しい|高尾山



高尾山は、やはり最初の山の有力候補です。
ただ、私は「初心者だから1号路を往復」だけが正解ではないと思っています。
高尾山の強みは、
自分に合わせてルートを変えられること。
です。
登山らしさを味わいたいなら6号路
せっかく登山靴を履いたのなら、6号路を使って登るのも面白いです。
沢沿いの山道を歩く場所もあり、舗装された1号路とはかなり雰囲気が変わります。
「高尾山って観光地じゃないの?」
というイメージとは違う山歩きを楽しめます。
もちろん山道なので、天候や足元の状態を確認して無理をしません。
下山は体力に合わせて変える
山頂でまだ余裕があるなら、4号路などを歩く。
疲れているなら、歩きやすいルートへ変更する。
さらに無理をしたくなければ、ケーブルカーなどの利用も考える。
「予定どおりに歩かなければいけない」ではなく、その日の自分で変えられる。
これが高尾山の大きな安心材料です。
もっと歩きたい人は小仏城山へ

高尾山頂まで来て、
時間もある。
天気もいい。
まだ脚も元気。
その3つがそろったら、小仏城山方面へ足を延ばす方法もあります。
城山には茶屋もあります。
高尾山頂だけでは少し物足りない人なら、ぐっと「登山をした感」が出てきます。
ただし、最初から城山までをノルマにしません。
高尾山頂で終了しても成功。余裕があったら、その先へ。
アクセス
公共交通なら京王線の高尾山口駅へ。
駅を出ればすぐ高尾山エリアなので、初めてでも分かりやすいアクセスです。
ケーブルカー乗り場も駅から近く、途中でプランを変えやすいのも高尾山の強みです。
高尾山口駅には温泉が隣接しているので、汗を流して気持ちよく帰宅出来るのが最高です!♨️😌
③ 神社と自然を一緒に楽しむ|御岳山



「山頂だけを目標にすると、ちょっとしんどそう」
そんな人には御岳山もいいと思います。
ケーブルカーで標高を上げて、武蔵御嶽神社へ向かう。
余裕があれば、そこから自然の中をもう少し歩く。
神社へ参拝するという目的がひとつあるだけでも、山歩きがぐっと楽しくなります。
山頂だけでなく、一日そのものを楽しむ。
こういう登山も、私は大好きです。
アクセス
公共交通ではJR青梅線の御嶽駅を利用し、そこからバスでケーブルカー方面へ向かう方法が分かりやすいです。
電車→バス→ケーブルカーと乗り継ぎはありますが、公共交通だけで行けます。
行く前にバスとケーブルカーの時間を確認しておけば、それほど難しいアクセスではありません。
ケーブルカーにワンちゃんを乗せてもらえます🐶
ワンちゃんと一緒に登山している人も多いですよ!🥰
④ 「山頂に立った!」を味わいたい|筑波山


最初の登山でも、やっぱり山頂へ立ってみたい。
そんな人には筑波山も候補です。
高尾山よりも、
「自分の足で山へ登った」
という達成感を感じやすいと思います。
ただし、初心者向けと紹介されることが多いからといって、楽勝だと思わない方がいいです。
岩や段差のある場所もあります。
その分、初めて歩けば「ちゃんと登山したな」と感じられる山です。
ケーブルカーやロープウェイを使えるので、登りと下りの負荷を変えられるのも助かります。
アクセス
公共交通なら、つくばエクスプレスのつくば駅から筑波山方面のシャトルバスを利用できます。
筑波山神社側とつつじヶ丘側があるので、どのコースを歩くか決めてからバスの降車場所を確認します。
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「西の富士、東の筑波」と称される名山。男体山、女体山からなる双耳峰が特徴で、関東平野のどこからでも判別出来るのが嬉しい😊

⑤ いきなり山頂まで行かなくても絶景|大山


大山も、私は初心者に魅力を知ってほしい山です。
ただし、
「初心者向けだから簡単な山」
だと思って行かない方がいいです。
阿夫利神社下社から山頂までは、しっかり登山です。
でも、大山のいいところは、山頂まで行かなくても十分楽しめることです。
ケーブルカーで阿夫利神社下社へ行き、そこから景色を見る。
私が初めて見たときは、相模平野から海、江の島方面まで広がるパノラマに息をのみました。
山頂へ登らなくても、「山へ来てよかった」と思える景色があります。
まず下社まで。
そこで体力を見て、その先へ行くか考える。
そういう使い方も、最初の登山にはとてもいいと思います。
アクセス
公共交通なら小田急線の伊勢原駅から大山方面のバスを利用します。
終点からこま参道を歩いてケーブルカー乗り場へ向かいます。
ここでひとつ注意したいのが、バスを降りたらすぐケーブルカーではないこと。
こま参道には階段もあります。
この移動も含めて、その日の運動量だと思っておいた方がいいです。
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⑥ 「景色の中を歩く」を体験する|車山


登山というと、
木に囲まれた急坂を延々と登る。
そんなイメージを持っている人もいると思います。
でも車山のような高原へ行くと、登山の印象が変わるかもしれません。
広い空。
遠くまで続く山々。
高原の中を歩く道。
「登山って、こんな景色の中を歩く遊びなんだ」
と思える場所です。
ただし高原は標高が高く、風や天候の影響を受けやすいので、「歩きやすそうだから普段着で大丈夫」とは考えないようにします。
アクセス
車の場合は、ビーナスラインを利用して霧ヶ峰・車山方面へ向かう方法が分かりやすいです。
公共交通も利用できますが、季節によってバスの運行状況が変わります。
電車派の人は、行く日を決めたら最初にバスを確認する。
これが大切です。
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コロボックルヒュッテのボルシチは外せません!🍲😋
ゆるキャン△でもお馴染みですね。
⑦ 山頂より大パノラマを楽しむ|美ヶ原


美ヶ原も、最初の山歩きとして面白いと思います。
広い高原を歩く。
遠くの山を見る。
立ち止まって写真を撮る。
疲れたら休む。
「山へ来たら山頂へ向かって必死に登らなければいけない」
そんな決まりはありません。
景色の中を歩くだけでも、山は十分楽しい。
そんなことを教えてくれる場所です。
アクセス
今回紹介している中では、美ヶ原は車の方が計画しやすい場所です。
高原周辺まで車で上がり、駐車場を起点に歩く方法があります。
一方で標高の高い道路を利用するため、季節による通行状況は必ず確認します。
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⑧ 「山頂がない登山」でもこんなに感動できる|尾瀬ヶ原



そして、私がぜひ知ってほしいのが尾瀬ヶ原です。
登山という言葉から一度、山頂を外してみます。
木道を歩く。
湿原を見る。
風を感じる。
周囲の山々を眺める。
私が初めて夏の尾瀬ヶ原へ行ったときの感想は、
「なんだ、天国って地上にあるんだ」
でした。
それくらい、私には衝撃的な景色でした。
もちろん「平坦だから何も考えなくていい」わけではありません。
歩く距離が長くなれば疲れます。
鳩待峠方面から尾瀬ヶ原へ入る場合も、高低差はあります。
そして尾瀬は、アクセスも含めて計画する必要があります。
でも、
「最初の山歩き=山頂を目指さなくてもいい」
という選択肢を知っておくと、登山の世界が一気に広がります。
アクセス
尾瀬ヶ原へ入る代表的な入口のひとつが鳩待峠です。
群馬県側から向かう場合は、尾瀬戸倉周辺から乗合バスや乗合タクシーを利用する形になります。
車で行く場合も、一般車でそのまま鳩待峠まで入るつもりで計画しないようにします。
交通規制や運行期間があるため、尾瀬は出発前に最新のアクセス情報を確認することが特に重要です。
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尾瀬ヶ原はぜひ山小屋、テントを利用して一泊して欲しいです。美しい夕暮、朝もやの広がる湿原。日帰りではもったいない!
宝登山で知った「初心者向け」と「自分が楽しい」は別の話
私自身、最初の頃に長瀞アルプスから宝登山へ歩いたことがあります。
宝登山は初心者向けとしてよく紹介される山です。
実際、初めてでも挑戦しやすい山だと思います。
でも、そのときの私の感想は、
「思ったより景色が見えなくて地味だな……」
でした(笑)。
もちろん、宝登山が悪い山という意味ではありません。
花の季節や長瀞観光と組み合わせれば、楽しみ方は大きく変わります。
でも、この経験で私は、
「初心者向けの山」と「自分が感動できる山」は、必ずしも同じではない
と感じました。
だから、難易度だけでなく、
「この山の何を見に行きたい?」
まで考えてほしいです。
50代の最初の山は「逃げ道」があっていい
感動できる山を選ぶ。
でも、もうひとつ忘れたくないのが安全です。
50代初心者の私は、最初の頃ほど予定を変えやすい山を選びたいです。
疲れた。
膝が気になる。
思ったより暑い。
天気が怪しくなってきた。
予定より時間がかかっている。
そんなときに、
「せっかく来たんだから山頂まで!」
と無理をしない。
ケーブルカーを使う。
ロープウェイを使う。
短いコースへ変える。
途中で帰る。
逃げ道があるのは、弱いからではありません。
無理をしないための選択肢を持っているということです。
最初の山を選ぶ6つのチェックポイント

行ってみたい山が見つかったら、私は次の6つを確認したいです。
- 「見てみたい」「行ってみたい」があるか
景色、山頂、神社、花、高原、湿原、温泉。何でも構いません。 - 今の自分で無理のないコースか
標高だけではなく、歩行時間・距離・登り下りを確認します。 - アクセスが無理なく組めるか
電車、バス、駐車場、ケーブルカーなどを確認します。 - 途中で予定を変更できるか
短縮ルートや交通機関など、逃げ道があると安心です。 - トイレや売店などを確認したか
最初の登山では、こうした施設も大切な安心材料です。 - 下山する体力まで残せそうか
山頂まで行けるかではなく、無事に帰れるかまで考えます。
そしてアクセスについては、
「〇〇駅からバス」
までで終わらず、
帰りのバスは何時まである?
まで確認します。
ここから先は、第8回の「登山計画」で詳しくやります。
最初の山は「成功体験」を作る場所

最初の登山で、限界まで頑張る必要はありません。
予定していた山頂まで行けなくてもいい。
ケーブルカーを使ってもいい。
途中で引き返してもいい。
最初から山頂を目指さない高原歩きでもいい。
大切なのは、帰宅したときに、
「ちょっと疲れたけど、楽しかった」
「次はどこの山へ行こう?」
と思えることです。
天覧山の200m前後の山頂から見る景色でもいい。
大山阿夫利神社下社から見る海でもいい。
尾瀬ヶ原の木道でもいい。
感動するために、最初から3000m級の山へ行く必要なんてありません。
今の自分で行ける場所にも、驚くほど素敵な景色があります。
最初の山は実力試験ではありません。
山を好きになるための最初の一日です。
今回の宿題|「感動できそうな山」をひとつ選んで、行き方を調べる

今回の宿題は、まだ細かい登山計画を作ることではありません。
まずは、
「ここへ行ってみたい!」
と思える山をひとつ選んでください。
理由は何でも構いません。
富士山を見たい。
海を見下ろしたい。
高原を歩きたい。
湿原を見たい。
神社へ行きたい。
山頂に立ってみたい。
そして、もうひとつ。
「家からそこまで、どうやって行く?」
を調べてみます。
電車はどこまで?
バスはある?
駅から歩ける?
車なら駐車場は?
ケーブルカーやロープウェイは使える?
そこまで分かれば、今回は十分です。
「初心者向けだから行く」ではなく、「この景色を見てみたいから行く」。
その方が、登山へ行く日がずっと楽しみになると思います。
次回|選んだ山の登山計画を作ろう

行きたい山と、そこまでの行き方が分かったら、いよいよ具体的な計画です。
何時に家を出る?
何時の電車やバスに乗る?
何時から歩き始める?
山頂や目的地には何時ごろ?
何時までに下山する?
帰りのバスは?
日没は?
そして、予定より遅れていたらどうする?
次回は、「山頂へ何時に着くか」だけではなく、無事に帰るための登山計画を作ってみます。
次回:
【50代からの登山入門⑧】初めての登山計画を作ろう|山頂ではなく「下山時刻」から考える
「50代からの登山入門」シリーズ

山を始めたい。でも体力も膝も少し不安な人へ。
このシリーズは、一般的な登山初心者講座ではありません。
体力が落ちてきた。
身体も昔より固くなった。
若い頃のような無茶は効かない。
それでも山を始めてみたい。
そんな50代が、少しずつ準備をして最初の山へ向かうシリーズです。
- まず30分歩いてみる
- 最初の登山靴を選ぶ
- 汗冷えを防ぐ服装を覚える
- 日帰りザックを選ぶ
- 無事に帰るための装備をそろえる
- 最初のハードルを下げて、生活に小さな運動を足す
- 初心者でも感動できる最初の山を選ぶ ← 今ここ
- 登山計画を作る
- 天気を見て行く・やめるを判断する
- 疲れにくい歩き方を覚える
- 下山で膝を守る
- いよいよ最初の山へ
最初の山は、一番簡単な山でなくてもいい。
一番高い山でなくてもいい。
一番有名な山でなくてもいい。
今の自分で無理なく行けて、「ここへ来てよかった」と思える場所。
そんな山を探してみてください。
山頂までは遠くても、次の一歩はほんの数十センチ。
その一歩の先にも、ちゃんと絶景は待っています🥷⛰️















